夕刊:2020/09/18

日経平均株価や大阪金の動きはまちまち。オイルは4桁高でしっかり。

為替

外為市場は、NZドル円は71.07円近辺まで強含んでいる。ロバートソン・ニュージーランド財務相が早朝、「NZ準備銀行(RBNZ)は2021年3月まで政策金利を0.25%にコミットする」、「経済は不況から回復しており、2021年初頭までにさらに改善する」と発言し、好感されている。NZドル/ドルは0.6780ドル付近まで上昇し、9月2日の高値0.6789ドルの上抜けをトライする展開となっている。ポンド円は序盤につけた本日高値136.16円付近から135.68円前後まで、ポンドドルは同じく1.2994ドル付近から1.2946ドル前後まで軟化している。前日はフォンデアライエン欧州委員長の「英国と欧州連合(EU)の通商合意は依然として可能」との楽観的な見方を示す発言を受け、ポンド買いの地合いとなっていたが、東京市場では一服しているもよう。また、ポンドドルが1.3ドル台に乗せられなかったことに伴うポジション調整の売りも出ているようだ。ドル円は104円台後半でもみ合い。週末の実質5・10日(ゴトウビ)とあって、仲値に向けての実需のドル買いが事前に観測されていたものの、ドル安と円安が同時進行となる地合いのなかで、上値は限られた。午後のドル円は104円台後半でのもみ合い。昨日の海外市場で104円50銭台まで下落。安値から少し戻したものの105円台を回復するような動きにはならず、もみ合いが続いた。月・火と東京市場が休場となることもあり、積極的な取引が手控えられた面も。昨日東京午後から上昇が続いたユーロドルは高値圏もみ合い。NY市場の高値を超えて朝方1.1862まで上昇も、そこからの買いには慎重。もっとも押し目も1.1843までと限定的に。ドル円の安値からの買い戻しに、ユーロドルの上昇もあり、一時124円30銭前後を付けたユーロ円は124円20銭前後を中心としたもみ合い。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比40.93円高の23360.30円。前引けの日経平均株価は前日比6円63銭高の2万3326円00銭。東証1部の売買高概算は5億2988万株、売買代金は約9438億円。値上がり銘柄数は1422、値下がり銘柄数は641、変わらずは112柄だった。日経平均株価は小幅高。前日のNYダウは下落したが、東京市場は値ごろ感からの買いが流入し底堅い展開。日経平均は一時80円近く上昇する場面があった。ただ、週末要因に加え東京市場は明日から4連休となることもあり様子見姿勢は強く、買い一巡後は横ばい圏で推移している。為替は1ドル=104円80銭前後とやや円安水準にある。午後は狭いレンジ内でのもみ合いに推移した。小動きに終始した。上昇の動きは続かないものの、下げも小幅にとどまるなど、底堅い動きを見せた。最近のレンジ内での推移にとどまっている。25日移動平均線はほぼ横ばいとなり、5日移動平均線は下向きとなっている。

貴金属

金先限帳入値円6596円(前日比+18円)銀先限帳入値91.9円(前日比+1.3円)白金先限帳入値3164円(前日比-10円)パラジウム先限帳入値7818円(前日比-162円)金、銀は総じて反発。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けてプラスサイドに転じた。銀はドル建て現物相場の上昇を受けて先限が上昇した。IT・ハイテク株の下落を受けてリスク回避のドル高となった。欧州市場でドル高が一服したが、米経済指標の悪化を受けて株安が続いたことから金の手じまい売りが進んだ。米新規失業保険申請件数は86万件と、前週の89万3000件から3万3000件減少したが、高水準で推移し、労働市場の回復鈍化に対する懸念が残っている。また9月の米フィラデルフィア地区連銀業況指数は15.0と前月の17.2から低下した。8月の米住宅着工件数は前月比5.1%減の141万6000戸とマイナスに転じ、事前予想の147万8000戸も下回った。ただ株安が一服すると、金の押し目が買われた。米連邦準備理事会(FRB)は低金利を長期間維持する見通しであり、ドル安が再開するかどうかを確認したい。午後に入ると、ドル建て現物相場の小動きを受け、もみ合いとなった。銀はドル建て現物相場の上昇を受けて先限が上昇した。前営業日比は、金標準、金ミニが13~21円高、ゴールドスポットが16円高、銀が0.1円安~1.3円高。

石油

原油先限帳入値29220円(前日比+1040円)ガソリン先限帳入値40350円(前日比+1150円)灯油先限帳入値43200円(前日比+1120円)東京石油市場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による共同閣僚監視委員会(JMMC)で、減産目標の遵守を徹底することが再確認されたほか、サウジアラビアが原油安に対してかなり神経質だったことが海外原油を押し上げた。ただ、円相場は1ドル=104円後半で推移しており、前日よりも円高水準にある。時間外取引でニューヨーク原油は小幅安。午後の石油市場は大幅続伸。為替は1ドル=104円台後半まで円高に振れているものの、前日の海外原油先物が続伸して、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引が一段高となったことに支援された。また、この日のドバイ原油の現物も続伸して、午後に上げ幅を拡大している。主要3油種は、原油の当限を除き、4ケタ高ないしはそれに近い大幅高となった。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値186.0円(前日比+0.7円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、期近高・期先安。寄り付きでは、前日の夜間取引で期先を中心に下落したが、日中取引では、この反動から、買いが優勢となり、期近3本はプラスサイドに振れている。期先を中心に売りが先行し、3円以上下落する限月もあった。ただ、特に売り材料が出て訳でもないことから、日中取引では、夜間取引の下げ幅を縮小させ、もとより下げ幅に小さかった期近3本はプラスサイドに振れている。産地価格をみても、再び地合いを引き締めており、現時点では、期近から崩れることはなさそうだ。このため、期先が下落しても、下げ幅は限られる。午後は日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めると、総じてプラスサイドに振れて引けた。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比変わらず~1.6円高、2月限は同0.7円高の186.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23990円(前日比+130円)とうもろこしは、軒並み続伸。前日のシカゴ高から買い優勢。上げ幅は限月により異なるが、堅調な値動き。1ドル=104円台後半の円高圧迫要因だが、強気地合いは緩まず。シカゴ夜間取引が序盤、小反落した後、反転し続伸となっていることが支援材料。先限は戻り高値を試す動きが加速の可能性あり。とうもろこしは堅調。先限の14日間の相対力指数(RSI)が61超えとなるなど、テクニカル指標は強気を示唆。14日の高値2万4040円超えの可能性は十分にある。先限は終値で2万4000円を維持できなかったが、今夜の夜間取引で2万4040円超えとなる可能性はあり。売り方は踏み上げリスクを抱えたまま4連休入りすることになった。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。