夕刊:2020/09/24

貴金属は再び大幅安。本日は株式も大幅安。オイルは小幅高。為替は105円台半ばで推移。

為替

午前中のドル円は105.48円付近まで上昇し、前日高値の105.49円付近の上抜けをトライする展開になっている。前日の海外市場からリスク警戒のドル高となっているが、東京市場では日経平均株価の軟調推移を背景に円高傾向ともなっており、値動きは一時こう着した。しかし、日経平均の下げ渋りを受けて円高圧力が和らぎつつあり、ドル円はじり高の動きがみられている。スイスフランが序盤に上昇しており、スイス円は114.38円近辺まで強含み、ドルスイスは0.9216フラン近辺まで弱含んだ。欧州では新型コロナウイルスの感染が再び拡大しており、英国やフランス政府が日本時間早朝、レストランの営業禁止などの施策を公表。これを受けてリスク回避ムードが強まり、スイスフランが選好されているもよう。加えて、本日はスイス中銀の政策金利公表が予定されており、その前のポジション調整もあるようだ。午後のドル円は105円30銭前後での推移。朝方105円30銭割れを付けた後、ドル全面高基調もあって午前中に105円48銭まで上昇も、NY市場午後と同様に105円50銭を付けきれずもみ合いに。その後午後に入ってももみ合いが続いたが、上値の重さもあり調整が入って少し値をとしている。ユーロドルは朝方1.1680前後まで調整の動きも、ドル全面高基調が継続する中で再び値を落とし、午後に入って1.1645までと1.16台半ばを割り込む動き。須戸から少し値を戻すも、戻りは鈍くドル高基調が継続する展開となっている。ユーロ円は朝方ユーロの買い戻しとドル円の上昇もあって122円70銭台から123円12銭まで上昇。その後はじりじりと売りが出る流れとなり、東京午後も頭の重い展開で122円70銭台と朝の水準まで値を戻す格好となっている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比258.67円安の23087.82円。前引けの日経平均株価は前営業日比132円00銭安の2万3214円49銭と続落。東証1部の売買高概算は5億4328万株、売買代金概算は1兆24億5000万円。値上がり銘柄数は610、対して値下がり銘柄数は1482、変わらずは83銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の米株安を受けてリスクを回避する売りが先行した。米国株市場ではアップルなどをはじめハイテク株の下げが目立っており、この流れを引き継いで時価総額上位の主力輸出株に売りが目立つ。ただ、下値を大きく売り込む動きも見られず、日経平均は朝方2万3000円トビ台まで下押した後は漸次下げ渋る展開となっている。前場の売買代金は小幅ながら1兆円を上回った。午後に入るとリスク回避の売りが優勢となり、日経平均株価は続落。今月9日以来となる2万3000円トビ台まで水準を切り下げた。

貴金属

金先限帳入値6290円(前日比-68円)銀先限帳入値75.2円(前日比-4.6円)白金先限帳入値2841円(前日比-78円)パラジウム先限帳入値7324円(前日比-6円)金、銀は続落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル高一服を受けて下げ幅を縮小した。銀もニューヨーク安を受けて続落した。欧州の新型コロナウイルス感染の第2波に対する懸念などを受けて米株価が急落し、リスク回避のドル高となった。各国の総合購買担当者景気指数(PMI)も低下し、世界経済に対する楽観的な見方が後退した。9月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合PMIが50.1となり、前月の51.9から低下した。製造業が51.7から53.7に上昇し、2年強ぶりの高水準となったが、サービス部門が50.5から47.6に低下した。また9月の米総合PMI速報値も54.4と、前月の54.6から低下した。製造業は53.5と前月の53.1から上昇したが、サービス業が54.6と前月の55.0から低下した。米議会で追加経済対策の協議が難航していることも先行き懸念につながった。午後に入ると、ドル建て現物相場の再下落を受けて下げ幅を拡大し、70円前後で引ける限月が目立った。銀もニューヨーク大幅続落を受けて売り優勢となった。先限は序盤、75円まで下落後、77円台半ばに戻したが、大幅安状態から抜け出せず、午後は軟調な展開を強いられた。前営業日比は、金標準、金ミニが85~64円安、ゴールドスポットが70円安、銀が10.0~4.6円安。

石油

原油先限帳入値28140円(前日比+320円)ガソリン先限帳入値39360円(前日比+360円)灯油先限帳入値42470円(前日比+670円)東京石油市場は堅調。米エネルギー情報局(EIA)の週報を手がかりに海外原油が小高く引けたことや円安が支援要因となっている。円相場は1ドル=105円半ばで推移。ただ、時間外取引でニューヨーク原油は下げており、国内市場の上げ幅は限定的。新型コロナウイルスが主要国の一部で再流行しており、需要下振れ懸念が高まっている。世界第3位の石油消費国であるインドでは新型コロナウイルスの新規感染者数の拡大がピークアウトしつつある。今月の1日あたりの感染者数は10万人に迫ったが、21日には約7万5000人まで減少した。1日あたりの死者数の拡大も一巡している。午後の石油市場は小反発。前日の急落後の自律反動高場面。為替が1ドル=105円台前半のもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が高値からは上げ幅を削ったものの小幅高となったことに支援されたが、この日のアジアの時間帯の夜間取引が軟化したことで上値が重かった。なお、この日のドバイ原油の現物は軟化している。主要3油種は堅調に引けたが、灯油の上げ幅が相対的にやや大きくなった。前営業日比は、ガソリンが100~460円高、灯油が420~690円高、軽油が出来ずだが、名目値で200円高。原油が110~410円高。中京ガソリンは変わらず~90円高、灯油は変わらず~500円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値182.7円(前日比+1.7円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、期中主導で上伸。寄り付きでは、9月限の納会を控えて、10月限、11月限の上昇が目立った。一方、期先限月は、株安を背景に前日の夜間取引の上げ幅を縮小させた。中盤に入ると、期中主導で地合いを引き締めている。なお、今日、納会を迎える9月限は、出来ていない。本日は、期中中心に上昇となっている。期近にサヤ寄セする動きとみる。この動きをみると、供給不安は拭えていないようだ。ただ、その一方で、前日のナスダック総合指数が3%を超える急落となるなど、リスクオフの流れが強まっている。このため期先の上げ幅は限られている。午後は、期中主導で地合いを引き締め、上海ゴムも切り返したことから、期先限月も堅調な展開となった。TSR20は出来ず。なお、2020年9月限は、前日比変わらずの217.9円で納会となった。大引けのRSS3は、前営業日比変わらず~4.1円高、2月限は同1.7円高の182.7円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23670円(前日比-190円)とうもろこしは、まちまち。期先2本を含む3本が売り優勢で2ケタ安。先限は前日の安値2万3800円と顔合わせしたが、下げ渋り、一時、プラスサイドに浮上したが、買いが続かず、再度、小安くなった。円相場が1ドル=105.40円水準に小幅安もシカゴ夜間取引が弱含みで推移。強弱材料が交錯も決め手を欠いており、閑散商い。期先が小幅安。総出来高が2ケタにとどまる薄商い。先限は2万3800円が支持線ではあるが、シカゴ夜間取引で期近12月限が365セント割れまでジリ安となっており、この後、2万3800円割れが有り得る環境。先限は2万3800円を支持線に下げ渋っていたが、正午過ぎに2万3800円割れとなると、2万3650円まで一段安。8月15日以来の25日移動平均線割れ。期近は11月限が1480円高でほぼ高値引け。前営業日比は190円安~1480円高。先限は同190円安の2万3670円。


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