夕刊:2020/09/28

貴金属は引けにかけて下げ幅広がる。日経平均株価は大幅高。オイルも軟調。ドル円は105円台前半で推移。

為替

ドル円は弱含み。月末に伴う本邦輸出企業の売り観測があるもよう。一時105.35付近まで軟化した。トルコリラ円は荒い値動き。午前9時30分ごろに13,76円レベルから13.37円近辺まで急落し、最安値を更新した。その後は急落前の水準まで戻している。近隣のアゼルバイジャンとアルメニアで大規模戦闘が起きたというニュースが伝えられたことをきっかけにリラが売られたが、その後は買い戻されている。午後のドル円は105円30銭前後での推移。午後に入って一時105円20銭台まで。先週末はドル買いが優勢な展開となり105円70銭前後まで、その後105円50銭台で週の取引を終えると、週明けも流れが継続し朝方105円60銭台を付ける場面が見られた。しかし、その後は頭の重い展開が続いた。本邦輸出勢による実需売りなどがうわさされる中で、じりじりと頭が抑えられた。ユーロドルは午前中の振幅を経てもみ合いに。アルメニアとアゼルバイジャンの紛争を受けて、ユーロ売りの場面も、その後は値を戻してもみ合った。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比307.00円高の23511.62円。前引けの日経平均株価は前営業日比167円08銭高の2万3371円70銭と続伸。東証1部の売買高概算は5億8836万株、売買代金概算は1兆718億3000万円。値上がり銘柄数は1542、対して値下がり銘柄数は550、変わらずは83銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は買い優勢の展開。前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って大きく上昇したことなどを受け、日経平均は寄り付きから高く始まったが、その後は戻り売りに押されやや上値の重い展開となった。米中摩擦などを背景に半導体関連に足もと利益売り圧力が顕在化、これが全体指数の伸び悩む背景となっている。ただ、きょうは9月末の配当権利取り最終日であることなどから、インカムゲイン狙いの買いが観測され、値上がり銘柄数は全体の7割に達している。午後はプラス圏でのもみ合いとなり、終盤にかけて一段高となった。終盤に一段高となり、23,500円の節目を回復して、下ヒゲの陽線で引けた。24日に23,000円の節目に接近した後は、戻り歩調で推移している。

貴金属

金先限帳入値6300円(前日比-42円)銀先限帳入値76.8円(前日比-1.5円)白金先限帳入値2877円(前日比-38円)パラジウム先限 出来ず金は反落、銀はまちまち。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相場の軟調が圧迫要因になったが、売り一巡後は下げ一服となった。銀はニューヨーク安と円安を受け、まちまちとなった。金はドル高が圧迫要因になった。欧州の新型コロナウイルス感染の第2波に対する懸念で先行き不透明感が強い。米議会で追加経済対策の協議が難航していることもドル高っ要因である。ペロシ米下院議長は、新型コロナウイルスの追加支援策について、ムニューシン財務長官と協議し、今後話し合いを重ねることで合意したが、妥協策がなく、平行線となっている。一方、米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は、新型コロナウイルス禍に伴う足元の景気後退(リセッション)が家計や企業に影響を及ぼす中、銀行システムが損なわれるリスクは依然として存在するという認識を示した。午後に入ると、円高やドル建て現物相場の戻りが売られたことを受けて軟調となった。銀はニューヨーク安と円安を受け、まちまちで始まったのち、円安一服などを受けて軟調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが50~38円安、ゴールドスポットが53円安、銀が9.1円安~0.2円高。

石油

原油先限帳入値28060円(前日比-380円)ガソリン先限帳入値40350円(前日比-0円)灯油先限帳入値42130円(前日比-0円)東京石油市場は軟調。先週末の海外原油は小動きだったが、週明けのニューヨーク時間外取引が軟調に推移していることが重しとなっている。アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘開始による石油パイプラインの被害が警戒されているものの、今のところ懸念は高まっておらず相場への影響は限定的。円相場は1ドル=105円半ばで推移。週明けの取引では円買いがやや優勢となっているものの、方向感は鈍い。日中取引開始後、東京原油先限は2万8270円まで弱含み。ただ、夜間取引までのレンジ内を維持している。ロシアのノバク・エネルギー相は新型コロナウイルスの流行による石油需要の落ち込みに対して共闘すべきであるとの認識を示した。同石油相は、今年の石油需要の落ち込みは最大10%程度になると見通している。午後の石油市場は総じて反落。25日の海外市場で為替が1ドル=105円半ばまで円安に振れたあと、週明けは再び105円台前半まで円高に振れるなか、25日の海外原油先物が小幅安となり、週明けのアジアの時間帯の夜間取引も軟調に推移していることに圧迫された。なお、この日のドバイ原油の現物も軟化している。主要3油種は、約定した限月は最終取引日の近い原油当限を除き軟調に引けた。また、製品の新甫4月先限が発会したが、季節性を映して、3月限に対して、ガソリンは上ザヤ、灯油は下ザヤで推移した。とくにガソリン新甫の上ザヤが目立った。前営業日比は、ガソリンが340円安~変わらず、灯油が630~220円安、軽油が出来ずだが、名目値で400円安。原油が390円安~変わらず。中京ガソリンは出来ず、灯油は250円安~500円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値189.0円(前日比+2.2円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、軒並み高。寄り付きでは、25日の上海夜間高を背景に、買いがやや優勢となった。その後、日中取引の上海ゴムが一段高となったことから、ゴムRSS3号もさらに地合いを引き締めている。逆ザヤが一段と進んでいる。今日は、期近の上げ幅が大きかったこともあり、33円前後まで逆ザヤが拡大している。この背景には、産地には供給不安がある一方で、金融市場にはリスクオフの流れがあり、期先に積極的な買いが入りづらいことが挙げられる。また、中国は10月1日から国慶節の大型連休に突入する。このため、目先、仕掛け的な買いが上海ゴムに入る可能性は低く、ゴムRSS3号の期先の買い意欲をそぎそうだ。このことも、当先の逆ザヤを拡大させるだろう。午後は190円台は維持できなかったが、堅調な引けとなった。他限月も堅調な値動きを維持。薄商いの期近10月限が5.3円高と最も上げ幅が大きかった。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比2.2~5.3円高、3月先限は同2.2円高の189.0円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23790円(前日比-130円)とうもろこしは、まちまち。期先2本が売り優勢。期中5月限は小幅安状態からプラスサイドに反転したが、期先は追随せず。先限は下げ幅を拡大し、140円安の2万3780円まで軟化。シカゴ夜間取引が小反落から売り優勢。先限が軟調。超閑散商いで玉の出方次第の展開だが、先限は25日移動平均線が通る2万3730円に接近する下落。午後から下値を切り上げ、2万3830円まで戻した。終盤にジリ安となり、2万3800円割れで引けた。25日に250円高で引けたことに対する修正安から、抜け出せずに終えた。期中3月限と期先7月限は売り優勢ながら2ケタ安で引けた。閑散商いで小口の手じまい売り先行ムード。 前営業日比は130円安~30円高。先限は同130円安の2万3790円。


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