夕刊:2020/10/07

大阪金は大幅安も安値からは大引けは値を多少戻す。日経平均株価はまちまち。オイルは小幅高。

為替

午前中の外為市場は、手がかり材料難のなかで全般に小動きとなっている。前日の米国市場ではリスク回避のドル高と円高が進んだが、オセアニア市場でその動きは一服。ドル円は前日のニューヨーククローズと同水準の105.60円台で推移しており、方向感が出ていない。カナダ円も小幅な値動きとなっているが、午前10時頃半につけた本日安値79.19円付近からはやや持ち直している。カナダドル円は6日早朝に79.80円近辺まで強含んだあと下落基調となっていたが、調整売りが一巡したもよう。ドル円は105円70銭台まで上昇するなど、円売りの動きがやや優勢となった。前日の米株安を受けて朝方売りが目立ったアジアの株式市場で、軒並みの買い戻しが目立つ展開に。日経平均は前日比でぎりぎりマイナス圏での大引けとなったが、TOPIXはプラス圏を回復、香港ハンセン指数、豪ASX200指数など、アジア圏の主要指数も軒並みプラス圏を回復する動きを見せた。トランプ大統領が中小企業向けの追加対策に前向き姿勢を示したことが米株先物の買いを誘い、アジア株の買いにつながった格好。為替市場ではドル売り円売りの動きが強まり、ドル円もしっかりとなった。ユーロドルは朝方に1.1740前後まで買い戻しが入った後、少し値を落とし、1.1730前後でのもみ合いとなっていたが、リスク選好でのドル売りに支えられて1.1740前後まで上昇。昨日123円80銭台まで値を落とし、午前中も何度か123円80銭台を付けていたユーロ円は、124円10銭台まで上昇。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比10.91円安の23422.82円。は前引けの日経平均株価は前営業日比38円42銭安の2万3395円31銭と小幅反落。東証1部の売買高概算は4億2627万株、売買代金概算は8711億5000万円。値上がり銘柄数は798、対して値下がり銘柄数は1243、変わらずは125銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、リスク回避の売りが優勢となり日経平均は反落した。前日の米国株市場で追加経済対策への期待が後退し主要株指数が急反落したことを受け主力株中心に値を下げるものが多くなった。ただ、半導体関連や再生可能エネルギー関連などの一角が買われ全体相場を支え、日経平均は朝安後に一貫して下げ幅を縮小させる展開をみせた。売買代金は9000億円を下回るなど盛り上がりを欠いた。午後は下げ幅を縮小し、2ケタ安で引けた。安寄りしたあと下げ渋り、日足は陽線となった。10月2日に9月9日以来の安値水準となる22,951.41円まで一時下落したが、その後値を戻し、9月29日の高値23,622.74円からの調整は長続きせず、直近の高値圏にとどまっている。

貴金属

金先限帳入値6433円(前日比-62円)銀先限帳入値80.3円(前日比-2.1円)白金先限帳入値2951円(前日比-99円)パラジウム先限帳入値7990円(前日比+20円)金、銀は総じて反落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の戻りが売られたことを受けて軟調となった。銀もニューヨーク安を受けて軟調となった。トランプ米大統領は、新型コロナウイルス経済対策を巡る民主党との協議を11月の米大統領選挙後まで停止すると発表した。リスク回避の動きから株安・ドル高となり、金の圧迫要因になった。リスク回避の動きからドル高が続くと、金の圧迫要因になるとみられる。金ETF(上場投信)から投資資金が流出したことも下げ要因である。6日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比4.088トン減の1271.516トンとなった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、米経済は完全回復からはるかに遠く、新型コロナウイルス感染拡大が効果的に制御できず、成長が抑制されれば、下方スパイラルに陥る恐れがあると述べた。米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は、米国の雇用は2023年まで新型コロナウイルス感染拡大前の水準に回復しないとし、このところの回復鈍化の兆候は、基調的な経済成長に戻るには時間がかかることを示していると述べた。金融当局者は景気の先行きに対して慎重な見方を示している。午後に入ると、現物価格の戻りを受け、下げ幅を縮小する限月が増え、期先2本は60円超の下落で引けた。銀はニューヨーク銀の大幅安から期先2本と当限が売り優勢。先限は3.4円安の79円まで下落したが、80円台を回復。前営業日比は、金標準、金ミニが97~62円安、ゴールドスポットが107円安、銀が2.5~0.5円安。

石油

原油先限帳入値28560円(前日比+110円)ガソリン先限帳入値40760円(前日比+90円)灯油先限帳入値42960円(前日比+150円)東京石油市場は売り買いが交錯。ハリケーンによる供給不安で海外原油は続伸したものの、トランプ米大統領が民主党との景気対策協議の停止を指示したことから、景気回復見通しが曇っており、ニューヨーク時間外取引は下落している。米大統領選を控えた神経質な雰囲気も石油市場を圧迫している。円相場は1ドル=105円後半で推移しており、前日水準とほぼ変わらず。米国の新型コロナウイルスの新規感染者数は一日あたり4万~5万人程度で高止まり。7月以降はピークアウトしているとはいえ、収束する気配はみられない。ただ、一日あたりの死者数は減少傾向にある。午後の石油市場は総じて小幅続伸。為替が1ドル=105円台後半まで円安に振れるなか、前日の海外原油先物がさらに直近の高値を更新して続伸したことに支援されたものの、この日のアジアの時間帯の夜間取引が前日の高値から崩れていることで、上げ幅は抑制された。また、この日のドバイ原油の現物も前日の夕方に比較すると上伸している。主要3油種も、国内夜間取引に付けた高値からは大きく上げ幅を削り、引けは小幅高にとどまった。また、3油種すべて先限が一代高値を更新した。なお、原油にはETF絡みのロールオーバー(限月移行)のまとまった商いが入ったと思われ出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが変わらず~320円高、灯油が90~220円高、軽油は出来ずだが、名目値で200円安。原油が70~220円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は変わらず~200円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値188.1円(前日比-1.5円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、軒並み安。前日に米株安や産地安を嫌気して、売りが先行する展開となっている。特に期近の下げ幅が大きい。商いは盛り上がりを欠いている。小口の売りで水準を引き下げている状況である。このため、何らかの強材料が出てくれば、一気に反転する可能性もある。今日の下落がトレンドを形成するような下げになるかは疑問が残りそうだ。上海ゴムは、明後日90日から取引再開となるが、出来高を伴って相場が動き出すには、この日まで待つ必要がありそうだ。午後は上海ゴムが休場ということもあり、商いは盛り上がりを欠いた。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比4.6円安~0.6円高、3月先限は同1.5円安の188.1円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24100円(前日比+30円)とうもろこしは、上昇。シカゴ高から買い優勢。期先3本が2ケタ高で推移し、伸び悩んでいる。先限は夜間取引で2万4200円の高値をつけたが、日中取引では2万4150円で頭打ち。閑散商いで新規買いは見送りムード。午後も閑散商いで新規買いは見送りムード。期近11、3月限は出来ず。前営業日比は変わらず~150円高。先限は同30円高の2万4100円。


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