夕刊:2020/10/13

日経平均株価は本日もまちまち。貴金属は反落。オイルは小幅安。ドル円は105円前半で推移して日中ほぼ変化なし。

為替

午前中の外為市場は、豪ドルがさえない値動きとなっている。豪ドル円は75.47円付近、豪ドル/ドルは0.7165ドル付近まで弱含み、戻りは鈍い。中国が豪州産石炭の購入を停止していると報じられており、豪中関係の悪化が豪ドル売りにつながっている。米国株先物の時間外取引での下げ幅拡大や日経平均株価のマイナス転換を背景に、リスク回避ムードが強まり、全般に円高、ドル高傾向となっている。ドル円は105.28円近辺まで下落し、前日安値と同水準まで弱含んでいる。製薬大手がコロナワクチン研究中断というニュースが嫌気されているほか、トランプ米政権が台湾向け新鋭兵器の売却計画を議会に通知という報道を受け、米中関係悪化への警戒感が強まっている。午後のドル円は、少し調整が入って105円30銭近辺で推移し、その後はユーロドルなどでドル高が進む中で、105円40銭前後を付けたものの、上値の重い展開に。少しドル買いの動きが強まり105円45銭前後まで上昇も、105円台半ば超えを試すような積極的なドル買いには至らず。午前中にドル買いの動きが強まり、1.1810前後から1.1790前後まで落としたユーロドルは、午後に入って調整が進み1.1800台を回復の場面も、ロンドン勢が本格参加してくる時間帯に入るとユーロ売りが見られ、再び1.1790台に。昨晩報じられた中国による豪州産石炭輸入の停止観測などを受けて、対中関係の悪化が懸念されていることもあり、午前中に売りが目立った豪ドル。午後は調整が入る展開。0.7210前後から」0.7160台へ値を落とした豪ドルドルは0.7190前後まで。同じく75円90銭前後から75円50銭割れを付けた豪ドル円は75円70銭台まで買い戻しが入った。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比43.09円高の23601.78円。前引けの日経平均株価は前営業日比32円74銭安の2万3525円95銭と小幅続落。東証1部の売買高概算は4億1949万株、売買代金概算は8951億8000万円。値上がり銘柄数は717、対して値下がり銘柄数は1349、変わらずは103銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、朝方は日経平均が高く始まったものの寄り後は漸次水準を切り下げる展開を強いられ、開始40分あまりでマイナス圏に沈んだ。前日の米株高を受け取引開始直後はリスク選好の流れにあったが、外国為替市場で円高傾向にあることや前日の原油市況の急落などが、マイナス材料として働いた。今月下旬から本格化する国内企業の決算発表を控え、買いポジションを調整する売りが優勢となっている。ただ、下値に対する抵抗力も発揮し下げ幅は限定的となっている。売買代金は9000億円を下回るなど低調。後場に入ると切り返してプラス圏を回復した。100円超の上げで始まったものの、上げ幅縮小から下げに転じた。後場に再び上昇に転じるなど、前日終値を挟んでのもみ合いとなった。安値からの戻りは限定的で、下ヒゲの陰線引けとなった。

貴金属

金先限帳入値6501円(前日比-42円)銀先限帳入値84.4円(前日比-1.8円)白金先限帳入値2961円(前日比-33円)パラジウム先限帳入値8199円(前日比-150円)金、銀は総じて反落。金はドル建て現物相場の下落と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル高を受けて軟調となった。銀もドル建て現物相場の下落と円高を受けて軟調となった。米国の追加経済対策に対する期待感からリスク選好の株高となった。ただコロンブスデーで米国の債券・為替市場が休場となるのを控え、欧州市場でドルが買い戻されたことに上値を抑えられた。ジョンソン英首相が新型コロナウイルス対策で、段階的な制限措置を追加で導入する方針を示しており、景気の先行き懸念が残っている。また国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は、新型コロナウイルス危機の経済的影響に対応するために、国際社会は一段の措置を実施する必要があると述べた。午後の取引は期中から期先は幾分、下げ幅を縮小し、期先は40円超の下落で引けた。銀はドル建て現物相場の下落と円高を受けて、期先2本が軟調となった。先限は下値切り上げた。前営業日比は、金標準、金ミニが61~40円安、ゴールドスポットが66円安、銀が1.8円安~4.5円高。

石油

原油先限帳入値28390円(前日比-200円)ガソリン先限帳入値40650円(前日比-120円)灯油先限帳入値42960円(前日比-70円)東京石油市場は下落。リビア最大級のシャララ油田の不可抗力条項が解除され生産が再開したことや、ノルウェーのストライキ終了が重しとなっている。新型コロナウイルスの再流行で経済的な制限が拡大し、需要下振れ見通しが強まっていることや、米ジョンソン&ジョンソンが新型コロナウイルスのワクチン開発を中断したことも圧迫要因。円相場は1ドル=105円前半で推移し、前日よりも円高推移。時間外取引でニューヨーク原油は小動き。日中取引開始後、東京原油先限は下落。2万8110円まで下げた。ただ、夜間取引の安値である2万7910円を試すような流れにはない。米大統領選を控えた討論会や、トランプ米大統領の新型コロナウイルスの感染などを経た後、バイデン候補の支持率が拡大している。リアルクリアポリティクスの調査によると、51.8%まで上昇した。一方、トランプ米大統領は41.6%まで低下しており、優劣がより鮮明となっている。午後も総じて続落。為替が1ドル=105円台前半まで円高に振れるなか、前日の海外原油先物が続落したことに圧迫された。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引はもみ合いなったが、午後から強含みとなってきた。また、この日のドバイ原油の現物も弱含みで推移していたが、午後からやや戻している。主要3油種は下げ幅は大きくなく、灯油は一部限月がプラス引けした。また、原油には引き続き期先2本にETF絡みのロールオーバー(限月移行)のまとまった商いが入っている。前営業日比は、ガソリンが400~120円安、灯油が510円安~190円高、軽油が出来ずだが、名目値で500円安。原油が240~150円安。中京ガソリンは500円安~変わらず、灯油は500円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値200.2円(前日比+1.7円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、総じて小高い。序盤は、先限の200円接近などを背景に、高値警戒感が広がり、売りがやや優勢となる場面があった。ただ、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めると、徐々に買いが優勢となり、プラスサイドに振れる限月も目立っている。上海ゴムの中心限月1月限は、昨日の取引で1万3275元まで一時上昇し、2月21日の高値1万3160元を上抜いた。昨日の終値は1万3165元だったが、今日の取引では、再び地合いを引き締め、1万3200元まで上昇する場面があった。午後は期先9月限は先限つなぎ足で8月31日以来の高値となる202.0円まで一時上昇し、終値ベースでも、200円台を維持した、TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比0.6~2.3円高、3月先限は同1.7円高、200.2円、総出来高はRSS3号が4431枚。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23870円(前日比-180円)とうもろこしは、期中先が下落。シカゴ安、1ドル=105円台前半の円高から売り優勢で軟調。先限は2万3840円で下げ渋り、下値を切り上げている格好。2万3900円で戻りは抑えられ、3ケタ安から抜け出せず。先限は軟調。2万3800円が支持線ながら戻りは鈍い。ここまで日足は4日連続の陰線。25日移動平均線(2万3880円)を試す下落。テクニカル指標は弱気相場に転換を示唆しそうな気配あり。薄商い継続で値動きに乏しく、安もちあいで推移か。先限は午後の取引で2万3920円まで戻した。引けは2万3900円割れとなった。前営業日比は180円安~変わらず。先限は同180円安の2万3870円。


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