夕刊:2020/10/20

日経平均株価は反落。大阪金も軟調。オイルは小幅安。ドル円は105円半ばで推移。

為替

午前中の東京外為市場は、豪ドル/ドルは下落基調。豪ドル円はドル円の堅調地合いを背景に底堅さをみせているが、上値は重い。ケント豪州中央銀行(RBA)総裁補佐の発言を受け、追加利下げ観測が広がっていることが背景。また、米格付け会社が豪州の格付け「AAA」を維持したものの、財政赤字は長期化するとの見方から、見通しを「ネガティブ」としたことも材料視されているようだ。NZドル/ドルも下落基調。NZドル円も中盤になって弱含みとなっている。オア・ニュージーランド準備銀行(RBNZ)総裁が朝方、「11月に政策手段を更新する方針」、「量的緩和プログラムには十分な余地がある」と発言しており、材料視されているもよう。ドル円は105.62円付近まで強含み、仲値通過後も105.50円台を維持している。序盤は5・10日(ゴトウビ)のドル不足の観測から、仲値にかけてドル買いが強まった。午後のドル円は105円50銭台での推移。朝方はハミル米下院議長報道官がペロシ下院議長とムニューシン財務長官との追加経済対策に関する協議について、総意を縮めていると発言したことを受けて、リスク選好の円売りが進んだ。ドル円は頭を抑えてた105円台半ばを超えて105円62銭まで上昇。もっとも上値はそこまでで、その後は少し調整が入ってもみ合った。午後に入っても落ち着いた動きが続き、ドル円は105円50銭台を中心とした推移に。今晩のペロシ下院議長とムニューシン財務長官の協議の行方を見極めたいという意識が強い。ペロシ下院議長は大統領選前に追加経済対策の合意を行う場合のデッドラインを20日いっぱいとしており、協議は佳境に入っている。ユーロ円もドル円同様に朝に124円30銭台まで上値を伸ばしたが、その後少し調整が入ってもみあいに。東京株式市場がマイナス圏での推移となっており、リスク選好の動きが続かず。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比104.09円安の23567.04円。前引けの日経平均株価は前日比74円64銭安の2万3596円49銭。東証1部の売買高概算は4億3555万株、売買代金は約7968億1600万円。値上がり銘柄数は771、値下がり銘柄数は1307、変わらずは92銘柄だった。日経平均株価は軟調展開。米追加経済対策への期待が後退したことから、前日のNYダウは410ドル安と急落した。この流れを受け、東京市場で日経平均株価は値を下げて推移している。ただ、米追加経済対策が米大統領選の前に成立する可能性は残されているとの見方から、米株価指数先物は底堅い動きとなり、これを受け日経平均株価も一時、下げ幅を縮小する場面があった。一時プラス転換したものの、午後は維持できずに再び下げに転じた。安寄り後はおおむねマイナス圏でのもみ合いとなり、後場に入ると軟調な推移となった。戻りは鈍く、上ヒゲの陰線引けとなったものの、23,500円の節目は維持した。押したところでは底堅い動きを見せており、下げても25日移動平均線近辺ではサポートされるとみられる。

貴金属

金先限帳入値6456円(前日比-23円)銀先限帳入値83.0円(前日比-0.1円)白金先限帳入値2906円(前日比-51円)パラジウム先限帳入値7975円(前日比+15円)金は反落、銀はまちまち。金はドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、押し目を買われる場面も見られたが、ユーロの上げ一服を受けて戻りを売られた。銀はドル建て現物相場の下落を受けて先限が下落したが、一部限月が上昇し、まちまちとなった。ペロシ米下院議長が追加景気対策について、ホワイトハウスとの協議の期限を20日に設定し、合意期待が高まり、株高となった。しかし、ニューヨーク市場では序盤の買いが一巡すると、株安に転じた。合意に対する懐疑的な見方が出たことから、株式市場で手じまい売りが出た。ただ米下院議長とムニューシン米財務長官は電話協議で引き続き立場の隔たりを埋めたと伝えられた。今夜の協議でまとまるかどうかが目先の焦点である。欧州では新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて各国が制限措置を強化した。ロンドン、パリ、ウィーンなどで制限措置が強化され、アイルランドはロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。また米国でもウィスコンシン州など大統領選の激戦州で感染者が急増した。感染再拡大が続くと、今後発表される経済指標で景気回復の鈍化が示されるとみられる。正午前から下値を切り上げたが、戻りは限定的で先限は20円超の下落で引けた。銀は限月間で方向を欠く展開。先限が現物安から売り優勢。前営業日比は、金標準、金ミニが23~12円安、ゴールドスポットが16円安、銀が0.1円安~2.1円高

石油

原油先限帳入値28430円(前日比-240円)ガソリン先限帳入値40750円(前日比-230円)灯油先限帳入値43280円(前日比-210円)東京石油市場は軟調。新型コロナウイルスが各国で再流行し、需要の下振れ見しが強まっていることが重し。2週間後に米大統領選を控えた神経質な雰囲気も相場を圧迫している。石油輸出国機構(OPEC)プラスによる共同閣僚監視委員会(JMMC)は現行の方針を維持することで一致し、生産方針の修正について言及はなかった。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。OPECプラスによる次回の共同技術委員会(JTC)は来月16日、JMMCはこの翌日の17日に行われる。OPEC総会が来月30日に行われることからすると、生産方針の変更をめぐる勧告が来月のJMMCで行われる可能性がある。午後の石油市場は総じて小反落。為替は1ドル=105円台半ばで若干円安に振れるなか、週明けの海外原油先物は小幅安で引けて、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引もさらに軟化していることに圧迫された。ドバイ原油の現物は弱含みとなっている。主要3油種は、ガソリン期近11月限のみ小幅高で引けたが、他限月は約定しなかった灯油1月限を除き小幅安で引けた。値動きはこう着商状だった。前営業日比は、ガソリンが300円安~330円高、灯油が230円安~変わらず、軽油が出来ずだが、名目値で300円安。原油が270~120円安。中京ガソリンは変わらず~650円高、灯油は100円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値207.5円(前日比+3.4円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、軒並み続伸昇。寄り付きでは、19日の上海夜間が反落したことから、売りがやや優勢となり、前日の夜間取引の上げ幅を削る限月が目立った。その後は期近を地合いを引き締めたが、期先はやや上値が重くなっている。上海ゴムが上げ一服となっている。前日の取引で中心限月の1月限は、1万4370元まで上昇し、1月17日に付けた一代高値1万4400元目前まで上昇した。ただ、日足は上ヒゲの長い陽線となったことや、直近の上昇幅が大ききこともあり、今日の売り物がちの展開となっている。ただ、産地の状況に大きな変化がないうえ、期近限月がしっかりとなっているところをみると、利食い売りが一服すれば、再び地合いを引き締めそうだ。午後は売り一巡後は、強もちあいとなった。終盤に入ると、日中取引の上海ゴムがプラスサイドに転じたことを受けて、買いが先行し、今日の高値圏で取引を終えた。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比3.2~7.3円高、3月先限は同3.4円高の207.5円、総出来高はRSS3号が4173枚。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24570円(前日比+110円)とうもろこしは総じて上昇。前日のシカゴ高、強気のテクニカル要因を背景に序盤から買い優勢。シカゴ夜間取引の反落から期先9月限がマイナスサイドに軟化。先限はつれ安にならず、小高い状態を維持。先限は夜間取引で2万4600円の高値をつけた。9月限を除き堅調。先限つなぎ足で1月27日以来の高値をつけ、ようやくシカゴ高を映したチャートになった。チャートから次の高値のメドは1月23日の高値2万4680円。2万4500円超えとなり、大局的には1月14日の高値2万5080円を目指すチャートになっているが、当面は2万4500円台での値固めか。先限は夜間取引で2万4600円の高値をつけた。日中取引は2万4580円で寄り付き、2万4570円で上値を抑えられたが、日中取引の高値で引けた。前営業日比は20~170円高。先限は同110円高の2万4570円。


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