夕刊:2020/11/16

日経平均株価は26000円の大台まで射程圏内か。大阪金は引けにかけて緩む。オイルはまちまち。

為替

午前中の外為市場は日経平均株価は大きく上昇しているが、ドル円は円高傾向となっている。これを背景に、ユーロ円など、クロス円の一部も弱含みの展開。前週末に続いて、本邦輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測されているとの一部報道も見受けられている。NZドルが堅調に推移しており、NZドル/ドルは0.69ドル台回復をトライする展開。NZドル円もドル円が円高に傾く中で、底堅さをみせている。ニュージーランドの国内銀行から、NZドルの強含みを予想するレポートが公表されており、材料視されているようだ。同行では0.6950ドル前後までの上昇を見込んでいる。株高を背景にしたリスク選好のドル売りによってユーロドルや豪ドル/ドルは強含みとなっている。ユーロドルは9日以来の高値水準となる1.1850付近まで上昇、豪ドル/ドルは11日以来の高値水準となる0.7298付近まで上昇した。ドル円は午後に入って一時104円台半ばを割り込むなど、ドル売り円買いの動きがやや優勢に。前週末に104円50銭台まで値を落とした後、週明けは104円90銭台を早朝につけるなど、ややしっかりで始まったが、上昇一服後は売りが強まっており、午後も頭の重い展開に。もっとも104円台半ば割れではすぐに買いが入るなど、突っ込んだドル売りにも慎重姿勢が見られ、その後は104円50銭台を中心とした狭いレンジでの推移に。ユーロドルは1.1850超えまで一時上昇。値幅は限定的も朝からじりじりとドル売りが進む展開に。EUとの自由貿易協定の協議への懸念もあり、週明けは下げて始まったポンドドルが下げ分を解消してさらに上を試し、午後に1.3230台を付けるなど、ドルは対主要通貨で売りが目立つ展開となった。ユーロ円は123円90銭前後での推移。午前中のレンジの中でのもみ合い。次の方向性を探る格好に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比521.06円高の25906.93円。前引けの日経平均株価は前営業日比419円43銭高の2万5805円30銭と急反発。東証1部の売買高概算は7億172万株、売買代金概算は1兆2569億円。値上がり銘柄数は1620、対して値下がり銘柄数は488、変わらずは68銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前週末の米株高を引き継ぐ形で日経平均が急速に切り返す展開となった。ワクチン開発期待を背景とする景気改善への思惑が追い風となっている。寄り付きから買い意欲の強い展開となり、寄り後も先物を絡め上げ幅を漸次拡大する展開となった。日経平均は2万5000円台後半まで上値を伸ばし29年ぶりの高値圏で売り物を吸収する動きに。朝方発表された20年7~9月期のGDP速報値が市場コンセンサスを上回ったことも好感されている。午後は高寄り後は一段と上昇して大きく上値を伸ばした。大引けは大きく上値を伸ばして陽線引けとなった。26,000円乗せが視野に入ってきた。ボリンジャーバンドのバンド幅は拡大を続けている。

貴金属

金先限帳入値6362円(前日比+15円)銀先限帳入値83.8円(前日比+2.0円)白金先限帳入値3015円(前日比+26円)パラジウム先限帳入値7950円(前日比+32円)金、銀は総じて続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ユーロの押し目が買われたことを受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。10月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇と、6カ月連続で伸びた。食品とガソリン価格が上昇。事前予想は0.2%上昇。ただコア指数が0.2%上昇と前月の0.4%上昇から減速したことがドル安要因となった。また11月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は77.0と、10月確報値の81.8から低下した。米大統領選の結果や新型コロナウイルスの感染再拡大が影響した。SPDRゴールドの現物保有高は引き続き減少した。13日は前日比5.254トン減の1234.320トンとなった。新型コロナウイルスのワクチン開発進展から投資資金の流出が続いている。10月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇と、6カ月連続で伸びた。食品とガソリン価格が上昇。事前予想は0.2%上昇。ただコア指数が0.2%上昇と前月の0.4%上昇から減速したことがドル安要因となった。また11月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は77.0と、10月確報値の81.8から低下した。米大統領選の結果や新型コロナウイルスの感染再拡大が影響した。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが12~31円高、ゴールドスポットが20円高、銀が変わらず~2.0円高。

石油

原油先限帳入値28390円(前日比-30円)ガソリン先限帳入値40990円(前日比-110円)灯油先限帳入値43520円(前日比-70円)東京石油市場は総じて小幅安。13日の海外原油安から、概ね売り優勢。週明けのニューヨーク原油時間外取引が小高く推移を背景に夜間取引の引け時から下値を切り上げる限月が目立ち、概ね2ケタ安。原油は11、2月限がプラスサイドに浮上。しかし先限は2万8390円まで戻したが、プラスサイドに浮上はできず。原油先限は日中取引で2万8280~2万8390円の狭いレンジで推移。欧米での新型コロナウイルス感染に歯止めがかからず、その動向を見極めムードで閑散商い。日経平均株価の上昇は追い風だが、プラスサイドに反転させるだけの買い材料にはなっていない。午後の石油市場は小幅まちまち。主要3油種は小幅に期近高の期先安。為替が1ドル=104円台半ばまで円高に振れるなか、13日の海外原油先物が下落したことに圧迫されたが、すでに13日の国内大引け時点の夜間取引で海外原油が下落していたことや、週明けの海外原油の夜間取引が戻していることで、下値も堅くなり、期近は小幅にプラス引けする限月が多くなった。主要3油種は、期近から期中にかけて小幅高で引ける限月が多く、期先は小幅安で引けた。前営業日比は、ガソリンが110円安~390円高、灯油が320円安~160円高、軽油が出来ず、原油が30円安~110円高。中京ガソリンは100円安~変わらず、灯油は変わらず~300円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値238.3円(前日比+2.7円)TSR20先限帳入値 出来ず。ゴムRSS3号は、寄り付きでは、最近の強地合いを継続し、買いが優勢となった。その後、小動きとなっていたが、日中取引の上海ゴムが大幅高となったことを好感し、買い意欲が強まっている。日本時間午前11時に中国国家統計局から発表された10月の中国小売売上高は、4.3%となり、市場予想の中心値5.0%を下回った。一方、同時刻に発表された10月の鉱工業生産は前年同月比6.9%増加となり、7カ月連続増となった。コロナ危機後の同国経済の急速な回復を示した。午後は240円台は維持できなかったが、238円台で堅調に引けた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は1.4~5.8円高、4月限は同2.7円高の238.3円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24750円(前日比+140円)とうもろこしは、軒並み上昇。序盤は13日のシカゴ高から期先2本を含み3本が買い優勢。週明けのシカゴ夜間取引は、ほぼ変わらずだが、地合いを引き締め、出合いのない期近1月限を除き3ケタ高。先限は2万4810円まで上昇。期先9月限は一時2万4900円まで上げ幅を拡大した。先限が2万4800円をわずかに超え、堅調。13日は長大陰線を引く下落となったが、13日のレンジの中間値2万4760円を超えてきた。いったん2万4500円を支持線に値固めが必要とみていたが、予想以上に早く反転している印象だ。先限は2万4850円まで上昇。上げ幅を縮小も2万4700円台半ばで堅調に推移。前営業日比は変わらず~170円高。先限は同140円高の2万4750円。


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