夕刊:2020/11/17

日経平均株価はあっさりと26000円の大台達成。ゴールドは軟調。オイルは小幅高。ドル円は104円台半ばで推移。

為替

午前中の外為市場は、ポンドの上昇が一服。英紙が「フロスト英首席交渉官はジョンソン英首相に対して、来週火曜日にも欧州連合(EU)との貿易協定がまとまる見込みと伝えた」と報じたことが材料視され、ポンドドルは朝方に1.3233ドル近辺まで、ポンド円は138.32円近辺まで上昇していた。中盤ではそれぞれ、1.3210ドル前後、138.10円前後で推移している。豪ドル円は76.43円付近まで、豪ドル/ドルは0.7312ドル付近まで一時軟化した。豪州中央銀行(RBA)の議事要旨が公表され、「理事会は少なくとも今後3年間の利上げを想定していない」や「必要な場合は追加対応を取る用意ある」が豪ドル売りにつながったようだ。ドル円は104.50円を挟んでもみ合い。日経平均株価は伸び悩んだものの、影響は限定的となっている。午後のドル円はもみ合いが続く展開となった。午前中に104円台半ばを割り込んだものの104円42銭までと、前日海外市場の104円37銭に届かず。その後値を戻すも戻り高値は104円55銭まで。午後に入ってからは午前のレンジの中でのもみ合いに終始する展開に。前日の米バイオ大手モデルナによる新型コロナウイルス向けワクチン臨床試験結果の好調な数字を受けたドル買い円売りが105円10銭台までにとどまり、その後値を落としたことで、上値の重さが強く意識されているものの、下押しにも慎重。午後に入ってからは海外勢の本格参加町という雰囲気に。午前中、英紙による早ければ来週火曜日にもEUとの通商協議が合意へとの観測報道に買いが入ったポンド。その後はもみ合いに転じ、午後に入ってもポンドドルが1.3220前後での振幅が続く展開に。EUとの合意期待がポンドを支えているものの、報道は英大衆紙サンによるものということで、ロンドン勢の出方を待ちたいという意識。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比107.69円高の26014.62円。前引けの日経平均株価は前営業日比6円48銭高の2万5913円41銭と小幅続伸。東証1部の売買高概算は6億5287万株、売買代金概算は1兆2919億6000万円。値上がり銘柄数は581、対して値下がり銘柄数は1520、変わらずは74銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は前日の米国株式市場でNYダウが史上最高値を更新した。ことを受け、朝方はリスク選好ムードのなか日経平均が大きく上値を伸ばし2万6000円台を回復してスタートした。しかし、その後は利益確定の動きが強まり、前場後半は値を消す展開を余儀なくされた。一時はマイナス圏に沈む場面もあったが、前引け段階ではかろうじてプラス圏を維持している。ただ、値下がり銘柄数は全体の7割を占めるなど売り圧力の強い地合いとなっている。売りが一巡すると再びプラス圏に浮上した。終値で26,000円台に乗せた。前日に500円超の上げとなっており、高寄り後は利益確定の売りに押された。ただ、売り一巡後は再び上昇に転じるなど底堅い動きを見せた。25日移動平均線のからのかい離率は8.02%前後で高水準にあり、過熱感は高まっている。

貴金属

金先限帳入値6348円(前日比-14円)銀先限帳入値82.8円(前日比-1.0円)白金先限帳入値3081円(前日比+66円)パラジウム先限帳入値 出来ず。金、銀は総じて反落。金はドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、小幅円高などを受けて軟調となった。銀もドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。バイオ医薬大手の米モデルナは、新型コロナウイルス感染症ワクチンの後期臨床試験(治験)で94.5%の効果が確認されたとする暫定結果を発表した。米製薬大手ファイザーも開発中のワクチンの有効率が90%を超えたと発表しており、景気回復期待が金の圧迫要因になった。米モデルナは来週あたりにも米当局に承認を申請する十分な安全性を巡るデータがそろうとしており、向こう数週間で緊急使用許可(EUA)を申請できる可能性があるとしている。11月のニューヨーク連銀製造業業況指数は6.3と前月の10.5から予想外に低下した。事前予想は12.75。欧米では新型コロナウイルスの感染急増で制限措置が再導入されており、欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和が続くことが下支えになった。午後の取引は現物相場の軟化から期先はジリ安となり、10円超の下落で引けた。銀はドル建て現物相場の下落を受けて、期先2本を含む4本が軟調となった。期先は正午前に83円台前半で推移。午後は83円割れで82.8円で引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが27~14円安、ゴールドスポットが21円安、銀が1.2円安~1.4円高。

石油

原油先限帳入値28970円(前日比+580円)ガソリン先限帳入値41580円(前日比+590円)灯油先限帳入値44070円(前日比+550円)東京石油市場は上昇。米製薬会社モデルナが開発している新型コロナウイルスのワクチンが有効な暫定結果を示したことから、経済活動の正常化や石油需要の回復が期待されている。石油輸出国機構(OPEC)プラスが来年からの増産を一時見送る見通しであることも下支えとなっており、時間外取引でもニューヨーク原油はしっかり。本日はOPECプラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)が行われる。昨日の共同技術委員会(JTC)の後、大半の産油国が現行の日量770万バレルの減産目標を来年1~3月にかけて継続することを支持したと伝わっており、JMMCを経て正式な勧告として発表されるのではないか。最終的な合意は月末30日と翌1日に行われるOPECやOPECプラスの総会で成立する見通し。午後の石油市場は上伸。為替が1ドル=104円台半ばのもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が反発して、さらにこの日のアジアの時間帯の夜間取引で一段高となっていることに支援された。主要3油種は軒並み堅調に引けた。原油先限は一時2万9000円台に乗せたが、引けでは維持できなかった。前営業日比は、ガソリンが580~890円高、灯油が340~650円高、軽油は出来ずだが、名目値で300円高。原油が340~690円高。中京ガソリンは変わらず~790円高、灯油は変わらず~300円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値230.2円(前日比-8.1円)TSR20先限帳入値 出来ず。RSS3号は、急反落。寄り付きでは、上海夜間高を世界的な株高を背景としたリスクオンの流れを受けて、買いが先行した。その後、日中取引の上海ゴムが売り先行となると、ゴムRSS3号も軟化し、マイナスサイドに沈んでている。RSS3号は、急反落となっている。先限ベースでみると、先週、金曜日に240.9円と11月4日以来の240円台乗せとなる場面があったが、同水準を維持できずにいる。昨日の高値が240.4円、そして今日が241.5円と240円を超える場面があると、240円台の維持にはいずれも失敗している。午後は、日中取引の上海ゴムが軟化すると、一転して売りが先行し、期近を中心に急反落となった。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は13.6~6.3円安、4月限は同8.1円安の230.2円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は25160円(前日比+20円)


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