夕刊:2020/12/08

日経平均株価は軟調。大阪金は大幅高だが大阪白金は大幅安。オイルは小幅安。

為替

午前中はポンドドルが底堅さをみせている。序盤は弱含みの展開となっていたが、英国と欧州連合(EU)の通商協議で、ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長が対面で協議を行う見通しであると伝えられると、一時は買い戻される場面があった。カナダ円は午前9時過ぎにつけた81.18円近辺を本日安値に、81.34円付近まで戻している。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の次回会合が2021年1月4日と決まり、合意への期待から産油国通貨が選好されているもよう。材料難かつ市場参加者が減少している中で、日経平均株価の下げ幅縮小を背景に、クロス円はやや円安気味に推移している。オセアニア市場まではリスク回避の円高が優勢となっていたが、そのムードが和らいでいるもよう。ドル円も序盤は円安に振れる場面がみられたものの、104円台に乗せると上値の重さがみられている。午後のドル円は、朝からの膠着した相場展開が続いた。朝からのレンジは13銭。104円ちょうどを挟んでの推移が続いた。朝の下げで103円95銭を付けず104円台を戻したものの、104円10銭を付けずという流れ。午後は104円ちょうども付けきれず狭いレンジでのもみ合いに。ユーロドルはややしっかりの展開。NY市場午後の下げで1.2100台まで値を落とし、朝方1.2104を付けた後、午前中はもみあいに終始。午後に入って値幅自体は小さいものの1.2120台まで上昇してきており、しっかりの展開となった。ユーロ円も126円ちょうど前後でのもみ合いからユーロドルの上昇もあって126円10銭台まで上昇。昨日大きく値を落とした後、安値からの反発を見せたポンドドル。NY市場夕方の1.3405前後を戻り高値にして頭の重い展開となり朝方1.3340台まで下落。その後の戻りは1.3360台まで。ポンド円もNY夕方の139円38銭前後から東京朝に138円80銭近くまで値を落とし、その後は138円80銭台から139円前後にかけてのもみ合いに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は80.36円安の26467.08円。前引けの日経平均株価は前営業日比72円33銭安の2万6475円11銭と続落。東証1部の売買高概算は5億301万株、売買代金概算は9705億2000万円。値上がり銘柄数は1273、対して値下がり銘柄数は773、変わらずは125銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に加速していることを受け目先利益確定の動きが優勢となった。ただ、前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数は連日の最高値に買われており、東京市場でもグロース株の押し目を拾う動きが観測され、日経平均の下げ幅は限定的となった。TOPIXはわずか0.63ポイントの下げにとどまっている。また、値上がり銘柄数が1270あまりに達し、値下がり銘柄数を大幅に上回っている。一方、売買代金は低調で前引け段階で1兆円を下回った。午後に売りが一巡すると下げ幅を縮小した。下げ幅を220円超まで拡大した後は下げ渋りを見せ、底堅さを感じさせる動きとなった。マイナス圏でのもみ合いが続いて、26,500円の節目を割り込んだ。25日移動平均線のからのかい離率は2.99%前後に縮小して、過熱感は徐々に解消に向かっている。

貴金属

金先限帳入値6256円(前日比+87円)銀先限帳入値82.6円(前日比+1.7円)白金先限帳入値3395円(前日比-76円)パラジウム先限帳入値7877円(前日比-円)金、銀は総じて続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられる場面も見られたが、押し目は買われたた。銀はニューヨーク高を受けて期先2本が買い優勢となった。英国と欧州連合(EU)の通商交渉で合意が難しいとされ、ポンド主導でドル高となる場面も見られたが、米議会での追加経済対策の合意期待などを背景にドル安が再開した。米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は、追加コロナ経済対策を巡る協議は正しい方向に進んでおり、トランプ政権と議会は合意に近づいているという認識を示した。米カリフォルニア州のニューソム知事は、新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、州のほぼ全域で一段と厳しい外出制限措置を導入した。期間は少なくとも3週間。感染拡大が続いているが、新型コロナウイルスのワクチンに対する期待感からリスク選好の動きとなり、ナスダックが最高値を更新した。今週は米ファイザーのワクチンの緊急使用が承認される見通しである。また英国で米ファイザーのワクチン接種が開始される。午後に入ると、ドル安を受けて堅調となった。銀はニューヨーク高を受けて総じて買い優勢となった。前営業日比は、金標準、金ミニが83~107円高、ゴールドスポットが114円高、銀が0.3~4.1円高。

石油

原油先限帳入値31090円(前日比-200円)ガソリン先限帳入値43090円(前日比-170円)灯油先限帳入値46290円(前日比-290円)東京石油市場は軟調。新型コロナウイルスのワクチン接種が始まろうとしているなかで買いが一巡し、利益確定の売りが優勢となっている。米国が新たな対中制裁を発表したことで両国の対立激化が警戒されていることも重し。時間外取引でニューヨーク原油は下落。カナダのトルドー首相によると、同国では早ければ今週にも米ファイザーなどが開発したワクチンの使用許可が下りるもよう。米国では今週10日に緊急使用が許可される見通し。午後は続落。為替が1ドル=104円近辺のもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が下落して、この日のアジアの時間帯の夜間取引でさらに軟化していることに圧迫された。この日のアジアの時間帯のドバイ原油の現物も弱含みで推移している。主要3油種は軟調だが、下げ幅は抑えられた。また、前日に続き原油は期先2本にETF絡みとみられる限月移行の商いで出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが350円安~変わらず、灯油が460~200円安、軽油は出来ずだが、名目値で200~100円安。原油が340~100円安。中京ガソリンは出来ず、灯油は変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値241.4円(前日比-5.7円)TSR20先限帳入値 出来ず。RSS3号は、軒並み反発。寄り付きは、上海夜間が小動きとなったことから、前日の夜間取引の引けと同値圏での取引となった。その後、日中取引の上海ゴムが買い先行となると、夜間取引の下げ幅を帳消しにし、プラスサイドに振れている。上海ゴムの反転が続けば、ゴムRSS3号は、目先250円の攻防となり、同水準を上抜けば、5日線のある254円付近を試す展開もでてくる。午後は日中取引の上海ゴムが買い先行となると、夜間取引の下げ幅を帳消しにし、一時プラスサイドに振れた。だが、中盤以降、上海ゴムがダレると、ゴムRSS3号も再び地合いを緩めた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は5.7円安~2.3円高、5月限は同5.7円安の241.4円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24740円(前日比+60円)とうもろこしは、総じて続落。前日の軟調な足取りを引き継いだ夜間取引で2万4420円まで値を落とした後はシカゴの反発を背景に序盤から買い戻されたものの、2万4600円台に戻した後は伸び悩むなど、戻りは限定的。円高傾向に加え、シカゴ夜間取引が反落に転じているため続落で上値は重い。先限は日中取引開始後は買い戻されて2万4600円台を回復しているが、5日移動平均線が通る2万4690円が上値抵抗線として意識されるなかでのもちあいとなっている。午後は限月ごとに玉次第の値動きとなり、3・5月限が3ケタ安となる一方、先限は小幅高で引けた。前営業日比は480円安~70円高。先限は同60円高の2万4740円。


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