夕刊:2020/12/17

大阪金が引けにかけて値を上げて終える。日経平均株価は小幅高。オイルはしっかり。ドル円は103円台前半で推移。

為替

午前中のドルは小幅ながら全面安の展開となっており、ドル円は103.30円近辺まで下落し、ユーロドルは1.2209ドル近辺まで、ポンドドルは1.3535ドル近辺まで上昇している。NZドル円は73.80円付近まで、NZドル/ドルは0.7141ドル付近まで強含んだ。ロバートソンNZ財務相が第3四半期国内総生産(GDP)の結果を受け、経済は予想よりも強いとの見方を示したほか、NZドルの水準に大きな不快感はないと発言したことが材料視された。豪ドル円は午前9時30分発表の豪雇用統計の好結果を受けて78.54円近辺まで強含んだが、上昇一服となっている。ドル円がじり安となっており、豪ドル円もつれ安となっている格好。ドル円は昨日海外市場の安値をわずかながら下回る103円25銭まで一時値を落とし、その後も安値圏でもみ合いとなった。午後はドル全面安基調が優勢となる中、ドル円もいったん下を試す形に。ユーロドルは1.22台にしっかり乗せ、昨日海外市場の高値も超えてユーロ高ドル安が進行。1.2235前後まで上値を伸ばした。昨日のユーロ圏及び独仏のPMIの好結果を受けてユーロ買いに安心感。アジア株が午後に入って全般に堅調となっていることもリスク選好でのドル売りを誘った。ポンドドルも昨日海外市場の高値1.3554を超えて買いが入る展開に。ユーロ円はドル安主導でもみ合いが続いたが、午後に入ってユーロ高ドル安の動きが強まったこともあり126円39銭前後と昨日海外市場の高値を超えて上昇。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比49.27円高の26806.67円。前引けの日経平均株価は前営業日比2円61銭安の2万6754円79銭とわずかに下落。東証1部の売買高概算は5億6608万株、売買代金概算は1兆2637億1000万円。値上がり銘柄数は710、対して値下がり銘柄数は1375、変わらずは97銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯で狭いゾーンでのもみ合いに終始した。前日の米国株市場では注目されたFOMCもサプライズはなく、主要株価指数が高安まちまちの展開となり、これを受け東京市場でも手掛かり材料難のなかで方向性に乏しい地合いとなった。TOPIXはプラス圏で着地したが、全般は新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感などが重荷となっており、値下がり銘柄数が値上がり数を大きく上回っている。午後は売り一巡後に上昇に転じた。26,600~26,800円台での推移となった。最近のレンジ内でのもみ合いが継続しており、日足チャートはほぼ横ばいとなっている。一目均衡表の転換線近辺では底堅いものの、大きく上値を伸ばせないでいる。方向感の出にくい動きが継続する中、目先は26,300~27,000円前後でのもみ合いが続くこととなりそうだ。

貴金属

金先限帳入値6220円(前日比+30円)銀先限帳入値84.8円(前日比+2.6円)白金先限帳入値3476円(前日比+33円)パラジウム先限帳入値7688円(前日比+58円)金、銀は総じて続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高やドル建て現物相場の戻りが売られたことに上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0~0.25%に据え置くことを決定した。来年の経済成長率見通し中央値を4%から4.2%に引き上げた一方、年末の失業率予想は5.5%から5.0%に引き下げた。市場では国債購入プログラムについて、年限長期化が見込まれていた。米FOMCの発表を受けてドル高に振れたが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見をきっかけにドル安に転じた。米FRB議長は、量的緩和の維持や事実上のゼロ金利継続に伴い「景気回復が完了するまで金融政策は引き続き経済を強力に支援する」と強調した。米議会指導部が、9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加景気対策で合意に近づいていると伝えられた。向こう24時間以内に採決が開始される可能性があるという。追加景気対策は、連邦政府の閉鎖を回避するために18日までに可決される必要がある歳出法案(予算案)と一本化されている。リスク選好のドル安が続くと、金は堅調に推移するとみられる。午後に入ると現物相場の上昇から上げ幅を拡大し、期先2本は6220円台をつけた。幾分、上げ幅を縮小も今日の高値圏で引けた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。期先2本が84円台まで上げ幅を拡大し、今日の高値で引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが5~32円高、ゴールドスポットが22円高、銀が変わらず~2.6円高。

石油

原油先限帳入値32680円(前日比+600円)ガソリン先限帳入値44710円(前日比+350円)灯油先限帳入値47650円(前日比+350円)東京石油市場は堅調。新型コロナウイルスのワクチン接種が各国で始まり、流行の沈静化や経済活動の正常化が期待されている。米国の追加景気対策協議の合意が近いとみられていることも支援要因。時間外取引でニューヨーク原油は48.11ドルまで上昇し、3月以来の高値を更新した。ただ、円相場は1ドル=103円前半で推移し、円買い・ドル売りが優勢。米エネルギー情報局(EIA)によると、感謝祭を含んだ週の米国のジェット燃料需要は前年の約半分程度だった。新型コロナウイルスの再流行によって移動が手控えられているなかで、ジェット燃料需要は依然低迷している。ワクチン接種が始まったとはいえ、航空業界の苦境は続く見通し。午後は続伸。為替1ドル=103円台前半とさらに円高に振れたものの、前日の海外原油先物が続伸して、さらにアジアの時間帯の夜間取引で一段高となっていることに支援された。この日のドバイ原油の現物もさらに上昇している。主要3油種は、原油、ガソリン、灯油すべて全限月が一代高値を更新した。前営業日比は、ガソリンが350~570円高、灯油が350~660円高、軽油は出来ずだが、名目値で300~500円高。原油が300~650円高。中京ガソリンは変わらず~700円高、灯油は変わらず~500円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値244.0円(前日比+3.5円)TSR20先限帳入値 出来ず。RSS3号は、軒並み高。寄り付きでは、前日の上海夜間が軟調に推移したことを受けて、当限を除いて、売りが先行した。だが、売り一巡後は買い優勢となり、軒並みプラスサイドに振れている。ただ、商いは盛り上がりを欠いている。TSR20は出来ず。午前中は、軒並み高となっているが、上海ゴムが小緩んでいることもあり、先限はやや上値が重い。前日の取引では249.5円まで上昇したものの、250円目前で切り返された。日足は、上影陰線となっており、戻り売り圧力の強さがうかがえる。目先のポイントは、先限が240円前後で下げ止まれるかだ。終値ベースで240円をしっかり割り込むと、テクニカル的には11日の安値226.0円を目指した展開となりそうだ。午後は売り一巡後は買い優勢となり、日中取引の上海ゴムが中盤以降、買い優勢となると、軒並みプラスサイドに振れた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は2.1~7.1円高、5月限は同3.5円高の244.0円

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24310円(前日比-30円)とうもろこしは期先3本が上昇。序盤は期先11月限が上昇も先限が小安く、限月間で方向性を欠く展開。とうもろこし先限は2万4900円超えの上伸力はないが、シカゴ夜間取引の小幅続伸に支援され、小口の買いが優勢。1月限の発会値2万4890円と顔合わせしたところで上値を抑えられた。2万4900円台から2万5000円を目指すにはシカゴコーン期近3月限が抵抗線の430セント超えが待たれる。午後は先限は買いが続かず、マイナスサイドに軟化。午後は前日の終値で戻りを抑えられ、小幅安で引けた。前営業日比は50円安~120円高。先限は同30円安の2万4830円。


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