夕刊:2020/12/18

日経平均株価は小幅安。大阪金は続伸。オイルは小幅安。ドル円は103円台前半で推移。

為替

午前中のドルは円、ポンド、豪ドルなどに対して堅調に推移している。前日はドルが全面安となったが、週末を控えてショートカバーが入ったもよう。ドル円は日銀金融政策決定会合の結果公表を前にしたポジション調整もあり、103.34円付近まで上昇した。ポンド円、ポンドドルは上値が重い。前日のニューヨーク市場でジョンソン英首相の「(通商交渉は)欧州連合(EU)が立場を変えない限り、合意なしの可能性が非常に高い」との発言が伝わり、ポンドが急落。その後はいったん反発したが、この発言が引き続き重しとなっており、ポンド安が優勢となっている。午後のドル円は103円49銭までと103円台半ばに迫る動きを見せた。東京株式市場に加え、アジア株式市場でも利益確定売りが優勢となっており、昨日海外市場でのリスク選好のドル売りに対する調整につながった。ユーロドルは1.2240割れまで。朝は1.2270台と昨日NY夕方につけた2018年4月以来の高値圏でもみ合ったが、その後ドル安基調の調整が入る中でユーロ売りに。ユーロ円は午後に126円70銭前後を付けるなどしっかりで、ドル円の動きが支えとなった。ポンドドルは1.3520前後まで。ハードブレグジット懸念もあって朝から頭の重い展開が続く中、午後に入ってもう一段下を試す動きに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比43.28円安の26763.39円。前引けの日経平均株価は前日比49円78銭安の2万6756円89銭。東証1部の売買高概算は4億9380万株、売買代金は約1兆790億円。値上がり銘柄数は838、値下がり銘柄数は1216、変わらずは128銘柄だった。日経平均株価は小幅安で軟調に推移。前日のNYダウは最高値を更新したが、為替の円高進行も警戒され値を下げてスタート。一時プラス圏に浮上する場面もあったが、上値は抑えられ買い一巡後は再度マイナス圏に転じた。この日は週末要因に加え日銀金融政策決定会合の結果も発表される予定であることから、様子見姿勢も強まっている。為替は1ドル=103円20銭前後で推移している。午後も前日終値を挟んでの振幅が続いた。引き続き、最近のレンジ内でのもみ合いとなり、日足チャートはほぼ横ばいで推移している。一目均衡表の転換線はサポートとして意識されるものの。26,800円台では上値の重い展開となっている。

貴金属

金先限帳入値6266円(前日比+46円)銀先限帳入値88.2円(前日比+3.4円)白金先限帳入値3441円(前日比-35円)パラジウム先限帳入値7718円(前日比+30円)金、銀は続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高が一服したが、ドル建て現物相場の反落に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見で緩和的な姿勢が強調され、ドル安に振れた。また米議会での追加経済対策の合意期待もドル安要因となった。ドル指数は2018年4月以来の安値89.73を付けた。米共和上院トップのマコネル院内総務は、合意が目前に迫っているとの見方を示しており、株高が一服すると、ドル安が一服した。12月の米フィラデルフィア地区連銀業況指数は11.1と、11月の26.3から低下した。市場予想は20.0だった。米新規失業保険申請件数は88万5000件と、前週の86万2000件から予想外に増加した。新型コロナウイルス感染者の急増が引き続き経済活動を阻害している。一方、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、米バイオ医薬大手モデルナの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を支持した。また欧州医薬品庁(EMA)は、米モデルナのワクチンについて、承認に向けた検討会の日時を当初の1月12日から同6日に前倒しすると発表した。米ファイザーのコロナワクチンについては、来週21日に検討会が行われる予定である。午後に入ると、ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて地合いを引き締めた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが43~74円高、ゴールドスポットが81円高、銀が2.2~7.8円高。

石油

原油先限帳入値32560円(前日比-120円)ガソリン先限帳入値44700円(前日比-1080円)灯油先限帳入値47560円(前日比-90円)午前中は高安まちまち。ガソリンはしっかりだが、原油は軟調。新型コロナウイルスのワクチンによる流行の沈静化が期待されているほか、米国の景気対策法案がまもなく成立すると見通されていることが相場を支えているものの、週末とあって利益確定の売りが持ち込まれている。年末・四半期末が近づいていることも調整売りを誘っている。円相場が1ドル=103円前半で円高・ドル安がやや後退していることは国内市場の支援要因。時間外取引でニューヨーク原油は売り優勢。午後の石油市場は総じて小反落。いったん海外市場で1ドル=102円台後半まで円高に振れた為替が前日の大引け時点に近い103円台前半まで戻すなか、前日の海外原油先物が続伸したものの、この日のアジアの時間帯の夜間取引が弱含みで推移し、この日のドバイ原油の現物も軟化していることで上値が重くなった。主要3油種は、原油の下げ幅がやや大きくなり、ガソリン、灯油はマイナス引けしない限月もあった。前営業日比は、ガソリンが140円安~変わらず、灯油が90円安~50円高、軽油は出来ずだが、名目値で200~100円安。原油が260~120円安。中京ガソリンは90円安~変わらず、灯油は変わらず。ゴム 

ゴム

RSS3号先限帳入値246.2円(前日比+2.2円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、軒並み続伸。前日の夜間取引は軒並み安となったが、上海夜間が堅調推移したことから、寄り付きでは買いが優勢となった。日中取引の上海ゴムは、さらに地合いを引き締めると、ゴムRSS3も総じてプラスサイドに振れている。ただし、商いは盛り上がりを欠いている。RSS3号は、軒並み高となっているが、上海ゴムが高値から放れたこともあり、先限は上げ幅が限られている。16日の取引では249.5円まで上昇したものの、250円目前で切り返されて以降、徐々に上値が重くなっているようだ。産地サイドをみると、タイオファーは上値が重くなっており、今年の秋のような期近主導の上昇場面とは異なった状況になっている。この状況では、上値を追って買う動きが出にくそうだ。目先、240円前後で押し目買い意欲が高まりそうだが、同水準をしっかり割り込むと、売りが加速する可能性があるので注意したい。午後は上海ゴムが、さらに地合いを引き締めると、ゴムRSS3も総じてプラスサイドに振れた。ただ、商いは盛り上がりを欠いた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は0.7円安~4.1円高、5月限は同2.2円高の246.2円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24900円(前日比+70円)とうもろこしは期先3本が小幅高。序盤は閑散商いのなか、夜間取引で期先2本が2ケタ高で引けた流れを引き継いだ。先限はジリ高となったが、2万4900円で上値抑えられている。シカゴコーンが前日、上伸し、18日の夜間取引が小幅続伸が支援材料だが、反応は限定的。円高警戒と週末を控えて見送りムード。期先11月限が2万4700円台にジリ高となれば、先限は2万4950円前後までジリ高の可能性があると予想。新規売買が低調なため、最も取組高の多い期先11月限の動向に注視。午後は円高警戒感で見送られ、閑散商いで先限は2万4900円で頭打ち。前営業日比は60円安~70円高。先限は同70円高の2万4900円。


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