朝刊:2020/02/20

ダウも四日ぶりに反発。ゴールドも続伸。オイルも上昇。

NY為替

本日のNY為替市場でドル円が急上昇しており、111円台まで一気に回復した。一時111.60円近辺まで急上昇し、本日安値から170ポイント超上昇。ウイルス感染は依然として拡大が続いているものの、新規感染者数は減少傾向も見せている。中国当局の発表データに懐疑的な見方はあるものの、警戒感の一服に繋がっている模様。しかし、収束の気配まではまだ確認できていない。 ユーロは対ドルで下落した。同0.0030ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0790~0800ドルだった。このような中、中国の景気対策への期待感が高まっており、一部からは明日、中国人民銀行が利下げを発表するのではとの見方も出ている。第1四半期の成長は最悪が予想されるものの、中国政府の景気刺激策次第では、第2四半期にはV字回復も期待できるといった楽観的な声も出ているようだ。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比115ドル84セント(0.4%)高の2万9348ドル03セントで終えた。中国政府の積極的な景気支援策で新型肺炎の経済的な悪影響が和らぐとの見方が広がった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が84.44高の9817.18、S&P500が15.86高の3386.15。 前日はアップルの発表で、ウイルス感染の経済に対する警戒感が強まっていたが、景気に敏感なIT・ハイテク株中心に、アップル株もさほど下げなかったことが安心感に繋がったようだ。本日の日経平均や欧州株も反発した。 ウイルス感染は依然として拡大が続いているものの、新規感染者数は減少傾向も見せている。収束の気配まではまだ確認できておらず、中国当局の発表データに懐疑的な見方はあるものの、警戒感が一服している。中国の景気対策への期待感も高まっており、一部には明日、中国人民銀行が利下げを発表するのではとの見方も出ている。第1四半期の成長は最悪が予想されるものの、中国政府の景気刺激策次第では、第2四半期にはV字回復も期待できるといった楽観的な声も出ているようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が7.5~8.4ドル高、中心限月の4月限が8.2ドル高、銀が41.6~41.9セント高、中心限月の3月限が41.6セント高。金4月限は続伸。時間外取引では、中国の新型コロナウイルスの感染拡大などを受けて堅調となり、1月8日以来の高値1614.4ドルを付けた。日中取引ではドル高や株高を受けて上げ一服となったが、押し目は買われ、1615.9ドルまで上昇した。銀3月限は金堅調につれ高となり、1月8日以来の高値1839.0セントを付けた。 金利のつかない資産である金の相対的な投資妙味が増すとみて、買いが続いた。前日に1600ドル台に乗せ、19日も大台を維持したことで先高観が高まったとの指摘もあった。ニューヨーク金4月限は続伸。時間外取引では1602.4~1614.4ドルのレンジで推移、前日比6.3ドル高の1609.9ドルとなった。4月限は、高寄りしたのち、中国の新型コロナウイルスの感染拡大などを受けて堅調となり、1月8日以来の高値1614.4ドルを付けた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は上昇した。WTIで、期近の3月物は前日比1.24ドル(2.3%)高の1バレル53.29ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.20~1.24ドル高。その他の限月は0.11~1.16ドル高。米国がロシア石油大手ロスネフチに対する制裁を開始することで、供給下振れ懸念が台頭した。ベネズエラがこれまでのように原油輸出を続けられない可能性があることや、ロスネフチへの制裁が拡大することが警戒されている。ロスネフチは米国が制裁を続けているベネズエラを支援する一環として、制裁を回避しつつベネズエラ産原油の販売を手助けしており、米国の反感を買っていた。今回制裁の対象となったロスネフチ・トレーディングはベネズエラ産原油の約70%の輸送に関与しているという。ただ、ベネズエラの原油生産量は日量70万バレル程度と、以前と比較してかなり減少している。経済危機でベネズエラ国営石油会社(PDVSA)の設備が疲弊しており、生産量は限定的。

シカゴコーン・大豆

シカゴコーンは総じて反落。終値の前営業日比2.50~0.25セント安。期近3月限は前日比2.50セント安の380.50セント。大豆は軒並み反発。終値の前営業日比は0.50~5.00セント高。期近3月限は前日比5.00セント高の897.25セント。 前日に上昇した後で利益確定のための売りが出たことで下押された。安値では買い戻されたが、安値からは買い戻され下げ幅を縮小。引き続き1月30日以来の取引レンジ内での取引にとどまっている。382.25セントで取引を開始した3月限はアジア、欧州の時間帯は様子見ムードが強いなか、ジリ安歩調で運ばれたが、シカゴの時間帯を迎えると一気に値を落とし、378.50セントの安値を付けた。


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