朝刊:2020/04/02

ダウは大幅続落。二番底を伺う展開か。ゴールドも続落。オイルも反落。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は5日続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=107円10~20銭で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が一段と強まり、米株式相場が大幅続落した。米株式市場でダウ平均の下げ幅が一時1100ドルを超える中、ドル円はリスク回避の下げとなったようだ。きょうから第2四半期相場入りとなる中、リスク回避の円高がドル円を圧迫。ただ、リスク回避のドル買いも根強くある中、下押す動きまでは見られていない。トランプ大統領はきのう、米国は非常に厳しい2週間に直面していると警告。ウイルス対策調整官のバークス氏は米国の死者数が最大20万人に達する可能性があると指摘している。なお感染拡大が不透明な中、4月末まで外出制限が継続されるのではとの見方もあり、第2四半期の相場はリスク回避の雰囲気で始まった模様。市場は各国政府や中央銀行の緊急対策が、企業や消費者の活動縮小の影響に効果が出るか確認したい意向もあるようだ。きのうまでにポジション調整は、だいぶ進んだものと見られる中、今後の動向を見極めたいとの雰囲気も強いようだ。 ユーロは売り優勢。ユーロドルは一時1.09ドルちょうど付近に下落し、200日線や21日線とった移動平均から下放れる動きが見られた。フィボナッチ50%水準が1.09ドルちょうど付近に来ており、その水準はサポートされている。

NYダウ

米株式相場は大幅に続落した。ダウ工業株30種平均は前日比973ドル65セント(4.4%)安の2万0943ドル51セントで終えた。下げ幅は1000ドルを超える場面があった。新型コロナウイルスの感染者数の増加に歯止めがかからず、人や物の移動制限の長期化による景気懸念が高まった。終値の前日比は、、ナスダック総合指数が339.52安の7360.58、S&P500が114.09安の247 0.50。きょうから第2四半期の相場入りとなったが、売りで始まっている。トランプ大統領はきのう、米国は非常に厳しい2週間に直面していると警告。ウイルス対策調整官の バークス氏は米国の死者数が最大20万人に達する可能性があると指摘している。なお感染拡大が不透明な中、第2四半期の相場はリスク回避の雰囲気で始まっている。市場は各国政府や中央銀行の緊急対策が、企業や消費者の活動縮小の影響に効果が出るか確認したい意向もあるようだ。きのうまでにポジション調整は、だいぶ進んだものと見られる中、今後の動向を見極めたいとの雰囲気もあるようだ。ほぼ全面安となる中、航空や旅行関連のほか、エネルギー株も下落。IT・ハイテク、産業も安い。

NY貴金属

ニューヨーク金は続落、銀は反落。終値の前日比は、金が5.2~4.8ドル安、中心限月の6月限が5.2ドル安、銀が17.2~16.6セント安、中心限月の5月限が17.2セント安。 金6月限は続落。時間外取引では、安値拾いの買いなどが入って堅調となった。日中取引ではドル高を受けて戻りを売られると、株安一服から値を戻す場面も見られ、方向性を模索した。銀5月限はドル高や株安を受けて売り優勢となった。外国為替市場でドルがユーロなどに対して上昇し、ドルの代替投資先とされる金の先物売りを誘う面があった。ただ、リスク回避の金買いも入り、方向感は乏しかった。ニューヨーク金6月限は続落。時間外取引では1576.0~1612.4ドルのレンジで推移、前日比5.7ドル高の1602.3ドルとなった。6月限は、安寄りしたのち、安値拾いの買いなどが入って地合いを引き締めた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は反落した。WTIで期近の5月物は前日比0.17ドル安の1バレル20.31ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.77~0.17ドル安。その他の限月は1.57~0.18ドル安。中国発の新型肺炎によって世界的に石油需要が減少していることや、石油輸出国機構(OPEC)加盟国を軸としたOPECプラスの協調減産が3月で終了し、4月から中東各国が増産に向かうことが重しとなった。報道によると、サウジアラビアは予定通りフル増産を開始しており、供給量は日量1200万バレル超となっているもよう。た だ、ロシア当局者の発言として、ロシアは供給過剰のなかで増産を計画していないと伝わっており、石油戦争の激化懸念は強まっていない。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報では、原油やガソリンの在庫が大幅に増加した。外出の自粛や制限でガソリン需要が落ち込んでおり、製油所への原油投入量も減少し、過剰在庫が積み上がりつつある。石油製品需要は前週比155万3000バレル減の日量1784万7000バレルまで急減。このうちガソリン需要は前週比 217万8000バレル減の665万9000バレルだった。製油所稼働率は前週の 87.3%から82.3%まで低下。

シカゴコーン・大豆

コーンは概ね続落。終値の前日比は10,25~6.00セント安。期近5月限は前日比6.00セント安の334.75セント。 大豆は総じて大幅反落。23.25~4.00セント安。中心限月の5月限は前日比23.25セント安の862.75セント。米エネルギー情報局(EIA)の発表で3月27日までの週における平均エタノール生産量が大幅に減少したにもかかわらず、この間のエタノール在庫が拡大していたことが明らかになったことが弱材料となった。また、原油市場の軟調な足取りを受けてエタノール需要がさらに減少との懸念が強まったことに加え、欧米株式市場の軟調な足取りも弱気要因となって下押され、前日の安値に到達した後に買い戻されたものの、安値圏での終了となった。


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