朝刊:2020/10/13

ダウは引き続きしっかりで続伸。ゴールドは小幅高。オイルは続落。105円前半で推移。

NY為替

外国為替市場で英ポンドは対ドルで3日続伸した。英国時間16時の時点で、前週末の同時点と比べて0.0070ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.3060~70ドルだった。もっともその後値を戻し、欧州勢がいなくなるNY市場午後はもみ合いに終始した。ロンドン市場で値を落とし、ロンドン市場午後からNY朝にかけて1.18割れを付けたユーロドルは、1.18台に戻してもみ合いに。 米株式市場が四日続伸となるなど堅調な動きを見せたことで、リスク選好のドル売りからユーロドルは安値から値を戻したが、ロンドン朝の水準にも戻しておらず、値幅は限定的。コロンバスデーで米国の銀行が休業となり、参加者が少ない中で調整の動きがやや優勢となった。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。前週末比0.9%高の2万8837ドルで取引を終えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が296.32高の1万1876.26、S&P500が57.09高の3534.22。追加の経済対策への期待感などが根強く、買いが広がった。米共和党と民主党の協議は合意には至っていないものの、今後、徐々に進展するとの期待感も根強い。また、前日の上海株が景気刺激策への期待感などから大きく上昇したことも支援材料となった。ハイテク関連株が上昇した。アマゾンはプライムデーのセールを前に買いを集めて上昇した。アップルは近いうちに発表される新型IPHONEが初めて「5G」に対応するとみられており、買いを集めた。ナスダックの上昇率は2.56%に達しており、ハイテク関連株への買いが相場のけん引役となった。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が2.4~3.0ドル高、中心限月の12月限が2.7ドル高、銀が15.7~19.7セント高、中心限月の12月限が16.3セント高。金12月限は続伸。時間外取引では、株高などリスク選好の動きを受けて押し目を買われたが、欧州時間のドル高に上値を抑えられた。日中取引では、コロンブスデーで債券市場が休場となるなか、もみ合いとなった。リスク回避の際に上昇しやすい金先物には買いがやや優勢だった。ただ、米株高を受けて上値は限られた。銀12月限は、金堅調につれ高となったが、欧州時間のドル高を受けて上げ一服となった。ニューヨーク金12月限は続伸。時間外取引では1923.8~1939.4ドルのレンジで推移、前日比3.9ドル高の1930.1ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、ドル高を受けて戻りを売られたが、リスク選好の株高を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、コロンブスデーを控えてドルが買い戻されたことに上値を抑えられた。日中取引は、押し目を買われ、1934.8ドルまで戻した。ただ債券・為替市場が休場となるなか、上げ一服となり、もみ合いに転じた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は続落した。WTIで期近の11月物は前週末比1.17ドル(2.9%)安の1バレル39.43ドルで取引を終えた。その他の限月は1.16~0.27ドル安。ノルウェーのストライキが終結したことやリビアの増産が重し。ノルウェーでは給与をめぐる調停協議が終了し、生産量は従来の水準へ回復する。リビアでは内戦の影響で封鎖されていたシャララ油田の不可抗力条項が解除され、生産が再開する。全体の生産量は日量35万5000バレルまで増加する見通し。リビア最大規模であるシャララ油田の当初の生産量は日量4万バレル。封鎖前のシャララ油田の生産量は日量30万バレルだった。石油輸出国機構(OPEC)に加盟しているリビアには生産枠が課されておらず、生産量に上限はない。世界的に新型コロナウイルスが再流行していることは重し。都市封鎖の再開や、経済的な制限を延長によって石油需要は下振れする見通し。北半球の冬場にかけて流行がさらに強まることが警戒されている。時間外取引から11月限は軟調。通常取引開始後は39.04ドルまで一段安となった。引けにかけてはやや切り返したが、戻りは限定的。

シカゴコーン・大豆

コーンも総じて反落。終値の前営業日比は6.00~2.25セント安。中心限月の期近12月限は6.00セント安の389.00セント。大豆は急反落。終値の前営業日比は、31.75~1.75セント安。中心限月の期近11月限は31.75セント安の1033.75セント。USDA月例需給報告を受けて上昇した前週末の流れを受けて一時は堅調に推移し、前週末の高値を上抜く場面も見られたが、大豆の軟調な足取りに追随する売りが見られたことで値を落とした。この日の安値圏での終了ながら、前週末に記録した上げ幅を完全に相殺するには至っておらず、388セントを下値支持線にするなど下落に対する抵抗も窺わせている。12月限は395.50セントで取引を開始した後も、前週末の強い足取りを維持してじり高で推移し、一時は399.25セントに達した。その後の欧州の時間帯も396セントを下値支持線とする底意の強い足取りを演じていたが、シカゴの時間帯を迎えると大豆市場の急反落が手掛かりとなって一段安に反転。引けにかけてじりじりと値位置を切り下げるなかで節目となる390セント割り込んだ後も軟調な足取りに変化はなく、引け直前に387.25セントの安値を付けた後、389セントで取引を終えた。


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