夕刊:2021/01/05

大阪金は続伸で6400円台へ。日経平均株価は小幅安。オイルは4桁安。

為替

外為市場はポンドの上値が引き続き重い。前日のニューヨーク市場でポンドドルは1.3542ドル近辺まで、ポンド円は139.70円近辺まで急落したが、戻りは鈍く、それぞれ1.35ドル台半ば、139円台後半での推移が続いている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、首都ロンドンを含む南部イングランド全域を対象に3度目の「ロックダウン(都市封鎖)」が行われることが嫌気されている。東京市場では全般に、小幅な値動きにとどまっている。前日比3ケタの下落でスタートした日経平均株価の下げ渋りを受け、クロス円がやや円安気味に推移する場面もみられたが、方向感が出るには至っていない。米ジョージア州における連邦議会上院選の決選投票を前に、様子見ムードとなっている。午後に入ってドル安の動きが広がり、ドル円は102円台に再び値を落とす展開となった。ユーロドルが1.2270台まで上昇するなど、ドルは全面安の展開に。昨日の海外市場で102円70銭台まで下落したドル円は、その後米株安を受けたリスク警戒の動きによるドルの買い戻しに103円台を回復。午前中は103円10銭台を中心としたもみ合いが続いた。午後に入ってNY証券取引所が中国通信3社に対する上場廃止計画を撤回したことを受けたドル売り元買いの動きから、ドル全面安基調が再び強まり、ドル円は102円台を付ける動きが見られた。対中輸出が大きく中国関連でのニュースに反応しやすい豪ドルが、対ドルで朝の0.7660台から0.77台を回復するところまで上昇するなど、ドルは全面安の流れに。ユーロ円は126円30銭前後での推移。昼前に126円50銭台まで上昇も、孫後のドル円の下げなどが重石に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比99.75円安の27158.63円。前引けの日経平均株価は前営業日比26円00銭安の2万7232円38銭と小幅続落。東証1部の売買高概算は4億6562万株、売買代金概算は1兆72億6000万円。値上がり銘柄数は991、対して値下がり銘柄数は1070、変わらずは117銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数が大幅安となったことを受け売り優勢で始まったが、下値では押し目買いが厚く日経平均株価は次第に下げ渋る展開となった。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は高まっているが、新型コロナの影響の少ない半導体関連などハイテクセクターが全体相場を支える形となり、その後はプラス圏に浮上する局面もあった。上値も重く前引けは小幅ながらマイナスゾーンで着地している。午後は下値では買い板が厚く、アジア株が堅調だったこともあって、前場中盤と後場寄りに日経平均が小幅プラス圏に浮上する場面もあった。半導体関連などを中心にハイテク株に値を上げる銘柄が多く全体相場を支える形となった。

貴金属

金先限帳入値6424円(前日比+40円)銀先限帳入値91.7円(前日比+0.5円)白金先限帳入値3524円(前日比-91円)パラジウム先限帳入値8031円(前日比+31円)金は続伸、銀は総じて反落。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀はまちまちで始まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服を受けて軟調となった。金はドル安見通しを受けて堅調となった。ニューヨーク市場で株安に振れ、ドル安が一服したが、金ETF(上場投信)に投資資金が流入し、堅調となった。米ジョージア州の上院選の決選投票に対する警戒感を受けて株式市場で手じまい売りが出たが、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和が継続される見通しであることが金の支援要因になった。米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、新型コロナウイルスワクチンの普及でパンデミック(世界的な大流行)は年内に収束に向かう可能性があるとしながらも、米FRBは超緩和的な金融政策を維持すると立場を示した。英国は新型コロナウイルスの変異種の感染拡大を受けてロックダウン(都市封鎖)を拡大した。ワクチン接種で抑制できるかどうかも当面の焦点である。午後の取引は上値は重くなったが、40円前後の上昇幅を維持して推移した。銀は期先2本と期近2月限が上昇。まちまちで始まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服を受けて軟調となった。しかし午後に入ると、金高や現物相場の堅調な値動きに支援され、期先と2月限が0.5円高で引けた。

石油

原油先限帳入値32040円(前日比-1370円)ガソリン先限帳入値44020円(前日比-1290円)灯油先限帳入値47020円(前日比-1370円)東京原油市場は大幅反落。夜間取引で海外原油の急落で4ケタ安続出となった流れを引き継いでいる。原油が5日のニューヨーク原油時間時間外取引が続落から夜間取引の引け値から一段安となった。ニューヨーク原油時間外取引が小反発となり、売り一巡後、下値を切り上げているが、4ケタ安で推移。日経平均株価が序盤、続落したが、下げ幅を縮小し、円相場は1ドル=103円台前半でもみあいとなり、原油市場でも株安、円高を背景に売り仕掛けの動きは続かず、底堅い動きだ。今夜、日本時間の午前11時半からOPECプラス会合が再開される。1月の日量50万バレルの増産に続き、2月に追加増産に踏み切るかが焦点。石油市場は急反落。為替は1ドル=102円台後半まで円高に振れるなか、前日の海外原油先物が高値更新後に崩れたことに圧迫された。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は朝方軟化したあとその後はやや戻している、また、この日ののドバイ原油の現物は急落している。主要3油種も約定した限月は軒並み4ケタ安に沈んだ。原油は前日発会したばかりの6月先限を含めて5本がさらに一代高値を更新したが、その高値からは大きく崩れて引けた。前営業日比は、ガソリンが1660~1290円安、灯油が1640円安~変わらず、軽油が出来ずだが、名目値で1000~900円安。原油が1440~1340円安。中京ガソリンは出来ず、灯油は1090円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値239.1円(前日比-1.3円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、総じて軟調。上海ゴムは上昇しているものの、前日のゴムRSS3号が急騰したことに対する修正安場面となっており、総じて売りが優勢で推移している。RSS3号は、値動きの荒い展開となっている。前日の取引では、夜間取引をめると、安値が218.0円、高値が240.4円と22.4円もの値幅があった。今日の取引でも、232.8円まで下落したのち、240円前後まで戻している。この値動きは、ファンダメンタルズや上海ゴムの動き以上のものであり、比較的商いな薄い中で、まとまった玉が持ち込まれていることが背景にあるようだ。いわゆる、玉次第の展開となっている。このため、目先、方向性が出ずらくなりそうだ。午後は、玉次第の展開となり、方向性に欠ける取引となった。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は1.7円安~0.2円高、6月限は同1.3円安の239.1円

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は26610円(前日比+160円)とうもろこしは、軒並み続伸。4日のシカゴコーンは期近が一代高値を更新した後、利食い売りが先行し、小幅まちまちで引けた。とうもろこしは先限が序盤から上げ幅を縮小。シカゴ夜間取引が小幅高で推移しているが、先限は2万6700円、さらに2万6500円と支持線割れとなり、一時2万6400円まで軟化したが、早々にプラスサイドに反転し、押し目買いの強さが感じられる動き。午後は2万6600円台で堅調に推移。他限月は期先9、11月限が300円超の上昇で推移。期近3、5月限は4ケタ高を維持して引けた。前営業日比は160~1500円高。先限は同160円高の2万6610円。


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