夕刊:2021/01/06

日経平均株価は軟調。大阪金はしっかり。白金は高値から値を落とすものの強い形で終了。ドル円は102円台後半で推移。

為替

午前中は米ジョージア州における上院決選投票の開票速報をにらみながら、神経質に上下に振れる展開。序盤は時間外取引のNYダウ先物が100ドル超に上げ幅を広げたことからやや円安、ドル安傾向となっていたが、開票が進みにつれて民主党2議席ともにリードと伝えられるとNYダウ先物が下げに転じ、午前10時ごろから今度はややドル高、円高傾向となった。ただ、午前10時40分ごろにはその動きも一服した。豪ドル円は79円台後半でもみ合い。午前10時45分発表の中国12月財新非製造業PMI(購買担当者指数)は前回値や市場予想を下回ったが、豪ドルの値動きに対する影響は限定的となった。豪ドル/ドルの結果公表後の値動きも小幅にとどまっている。カナダ円は前日の海外市場で80円台後半から81.12円近辺まで強含んだが、東京市場でも81.00円前後で推移している。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合で2月と3月の供給抑制で合意がなされ、原油価格が上昇しており、産油国通貨のカナダドルが選好されているようだ。午後のドル円は102円70銭台を中心としたもみ合いとなった。午前中は朝方ドル売りの動きが強まり一時102円59銭までと、前日海外市場で付けた直近の安値102円61銭を下回る場面が見られたが、その後値を戻し、昼前に102円87銭まで。バイデン新政権の今後の議会運営に大きな影響を与えることもあり注目されているジョージア州での上院決選投票について、序盤民主党が優勢に立ちドル売りが進むも、その後共和党候補が巻き返してリードを奪い、ドル売りが一服する展開に。午後に入って民主党候補が再び巻き替えし、かなりの接戦ながら民主党候補がやや有利という状況で再びドル売りがやや優勢も、ドル円の下げは限定的に。ユーロドルは東京朝のドル売り局面で、昨日上値を抑えた1.2305前後、4日の高値1.2310前後を超え、ストップを巻き込んで上昇する場面が見られたが、すぐに調整が入り、ドル買いが広がって1.2270台まで。午後は1.2290前後でのもみ合いとなっていたが、民主党候補が決選投票でやや優勢という状況でドル売りが入り1.23台を回復する場面が見られた。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比102.69円安の27055.94円。前引けの日経平均株価は前営業日比39円07銭安の2万7119円56銭と続落。東証1部の売買高概算は5億5015万株、売買代金概算は1兆1003億3000万円。値上がり銘柄数は1480、対して値下がり銘柄数は599、変わらずは99銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、日経平均がマイナス圏で着地した。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が高かったものの外国為替市場で円高が進み、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした緊急事態宣言の発令を警戒する形で買いが手控えられた。米国ではジョージア州上院決選投票の結果に注目が集まるが、民主党候補が優勢と伝わったことも見送りムードにつながった。ただ、下値では押し目買いが入り下げ幅は限定的となっている。なお、値上がり銘柄数が値下がりを大幅に上回った。午後はおおむねマイナス圏での推移となった。一時27,000円の節目に肉薄した。一時27,000円の節目に接近したものの、同節目割れは回避した。もっともプラス圏に転じたのも一時的で、わずか30円超の上げにとどまるなど、上値の重い展開となった。25日移動平均線の上に位置しているものの、5日移動平均線は割り込んだまま推移している。

貴金属

金先限帳入値6436円(前日比+12円)銀先限帳入値91.0円(前日比-0.7円)白金先限帳入値3589円(前日比+65円)パラジウム先限帳入値8102円(前日比+71円)金、銀は総じて続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀はニューヨーク高を受けて期先2本が堅調となった。12月の米ISM製造業景気指数は60.7と、2年4カ月ぶりの高水準となった。新型コロナウイルス感染の急拡大によって需要がサービスからモノへ移行したことが要因とみられる。事前予想は56.6。11月は57.5だった。予想以上の米ISM製造業景気指数を受けてドル高となったが、リスク選好の動きからドルの戻りは売られた。ただ目先は米ジョージア州の上院選決選投票の結果を見極めたいとの見方からリスク選好の動きが一服する可能性がある。ジョージア州のブラッド州務長官は決選投票について、結果は恐らく6日午前に判明するだろうとした。速報では民主党がリードしており、米国債の利回りが上昇した。JPモルガン・チェースによると、暗号資産(仮想通貨)のビットコインが金に匹敵する資産として台頭し始めており、安全資産と見なされた場合、価格は14万6000ドルまで達する可能性があるとの見方を示した。ビットコインは2日に3万4800ドルの最高値を付けた。金はドル安・インフレ見通しで強気だが、JPモルガンは金から70億ドルが流出し、ビットコイン投資ファンド「グレースケール・ビットコイン・トラスト」に30億ドル超が流入したことを指摘しており、金ETF(上場投信)から乗り換える動きが続くのかどうかを確認したい。午後は期先は15円超の上昇幅を維持し、堅調に推移。午後の取引は現物相場の軟化から上げ幅を縮小も期先は10円超の上げ幅は維持して引けた。銀はニューヨーク高を受けて、前半の取引は期先2本が堅調となった。しかし中盤から後半の取引は現物相場が高値から離れ、売り優勢となった。前営業日比は、金標準、金ミニが4~13円高、ゴールドスポットが4円高、銀が1.3円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値33480円(前日比+1440円)ガソリン先限帳入値45430円(前日比+1410円)灯油先限帳入値48540円(前日比+1520円)東京原油市場は反騰。前日の海外原油の急反発から夜間取引で4ケタ高が続出したことを引き継ぎ、序盤の取引で灯油期中を除き4ケタ高を維持して推移。序盤に小反落したニューヨーク原油時間外取引がプラスサイドに浮上すると、先高感が強まり、原油主導で上げ幅を拡大。原油は1700円超の上昇が目立つ展開。円相場は1ドル=102.70円を挟んでもみあいだが、特に弱材料視されている感じはない。ニューヨーク原油時間外取引が小幅続伸し、期近2月限が50ドル台に乗せていることが心理的に買い方に有利に働いている。午後は急反発。為替は1ドル=102円台後半でさらに円高に振れているものの、前日の海外原油先物が急伸してさらに高値を更新したことに支援された。また、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引ももみ合いから強含みで推移している。さらにこの日のドバイ原油の現物も急伸したあと午後からさらに一段高となっている。主要3油種は、軒並み4ケタ高の急伸となるなか、原油、灯油は全限月、ガソリンは期近を除く5本が一代高値を更新した。前営業日比は、ガソリンが1410~1620円高、灯油が200~1700円高、軽油は出来ずだが、名目値で1400~1600円高。原油が1440~1910円高。中京ガソリンは500~1900円高、灯油は変わらず~1000円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値238.0円(前日比-1.1円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、総じて小高い。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、買いが優勢となった。その後は、日中取引の上海ゴムがもみ合いとなっていることから、小じっかりと推移している。先限は、寄り付き直後に242.3円まで上昇したものの、買いは続かず、上げ幅を縮小している。このところのゴムRSS3号は、上海市場に比べ、値動きが大きくなっている。玉次第の展開の様相も呈している。昨日のからの値動きをみると、4日の急騰に対する修正安とみられる売りも出ており、上値を試すといった状況ではなさそうだ。午後は売り優勢となり、期中2本を除いてマイナスサイドに振れて取引を終えた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は3.8円安~0.6円高、6月限は同1.1円安の238.0円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は27030円(前日比+420円)とうもろこしは、期中先が続伸。5日のシカゴコーン期近が8セント超の上昇で引けたことを背景に序盤、期中から期先が大幅高。先限は夜間の引け時から一段高となり、2万6970円まで上昇。2万6890円まで上げ幅を縮小したが、午前10時過ぎから再上昇し、2万7000円超えから470円高の2万7080円まで上げ幅を拡大。他限月は伸び悩んでいるが、7、9、11月限が290~450円高堅調。午後も堅調に推移し、2万7000円台を維持して引けた。前営業日比は60円安~510円高。先限は同420円高の2万7030円。


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