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夕刊:2021/01/12

週明けの日経平均株価は小幅高。大阪金は大幅安。白金も安い。オイルは小幅高。

為替

午前中の東京外為市場は材料難のなかで全般に株価にらみの展開。ただ、日経平均株価や時間外取引のNYダウ先物の方向感が乏しく、気迷い相場の様相となっているため、外為市場も同様の値動きがみられている。ドル円とクロス円は、弱含みでスタートした日経平均の下げ渋りを背景に、やや円安傾向となる場面がみられた。しかし、日経平均が前営業日比3ケタの上げ幅から一転して上昇一服となった東京中盤に差し掛かると、ドル円、クロス円の円安傾向も一服した。ユーロドルやポンドドルも方向感が乏しい。序盤は米国の10年債利回りが1.15%台へ上昇していることで、ドルがやや強含む場面もみられた。ただ、東京中盤に差し掛かるとその動きは一服している。午後のドル円は104円33銭と今日の高値を付けるなど、堅調地合いを維持した。もっとも昨日のNY市場で付けた104円40銭前後に届かず、その後調整が入って104円20銭前後へ。米株に調整が入って先物の時間外取引が午後に入ってマイナス圏へ値を落としたことなどがやや警戒感を誘い、円買いにつながった面も。午後に1.2139まで値を落とす場面が見られたユーロドルが1.2150台を回復するなど、ドル買いの動きがやや一服している。このところのドル高の背景ともなっている米債利回りの上昇が一服。午前中は10年債利回りが1.15%台を付ける動きとなっていたが、午後に入って1.145前後での推移となっており、ドル高にも一服感が出た面も。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比25.31円高の28164.34円。前引けの日経平均株価は前営業日比47円72銭高の2万8186円75銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億835万株、売買代金概算は1兆5269億9000万円。値上がり銘柄数は887、対して値下がり銘柄数は1210、変わらずは85銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は朝方は前日の欧米株安などを受けて利食い優勢のスタートとなったが、その後は押し目買いにプラス圏に切り返す展開となった。国内外での新型コロナウイルスの感染拡大が加速していることに対する警戒感が拭えないほか、米国での政局不安などが重荷となっている。ただ、押し目買い意欲も旺盛で日経平均は寄り直後から漸次水準を切り上げ、午前10時過ぎに150円近く上昇する場面があった。前引けにかけては伸び悩み上げ幅を縮小した。なお、値上がり銘柄数を値下がりが上回り、TOPIXは小幅マイナス圏で着地している。午後は下げ幅縮小からプラス圏に転じた。前週後半の2日間で1,000円超の上昇となったこともあり、寄り付きでは利益確定の売りに押された。一時230円超の下げとなったものの、売り一巡後は下げ渋りからプラス圏に転じた。

貴金属

金先限帳入値6233円(前日比-146円)銀先限帳入値85.7円(前日比-5.3円)白金先限帳入値3558円(前日比-147円)パラジウム先限帳入値7954円(前日比-118円)金、銀は急反落。金はドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、ユーロの戻りが売られたことに上値を抑えられた。銀もドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。米雇用統計で非農業部門雇用者数が14万人減少し、8カ月ぶりに悪化に転じた。事前予想の7万7000人増加から予想外に減少し、リスク回避の動きとなった。米国では10日までの1週間に新型コロナウイルスによる死者が2万2000人を超え、2週連続で過去最多となった。新規感染者数も前週比17%増の170万人超と、週間として最多を記録した。感染急増を受けて景気回復が一時的に失速する可能性が出ている。米民主党の大規模な景気刺激策に対する見方を受けて米国債の利回り上昇が続いている。バイデン次期大統領は「数兆ドル」規模の追加財政支出を約束している。ただ米下院議事運営委員会のマクガバン委員長は、下院がトランプ大統領に対する弾劾訴追決議案の採決を13日に行い、決議案は可決されるという見通しを示した。弾劾手続きを受け、刺激策の導入が遅れる可能性が出ている。午後に入ると、ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて下げ一服となった。銀もドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが157~141円安、ゴールドスポットが143円安、銀が7.6~5.2円安。石油

石油

先限帳入値35310円(前日比+810円)ガソリン先限帳入値46920円(前日比+860円)灯油先限帳入値49920円(前日比+690円)東京石油市場は上昇。先週末から海外原油が一段高となったほか、円安・ドル高の動きが継続していることが国内市場を押し上げている。バイデン政権の追加景気対策期待が石油需要の回復観測を強め、同政権による国債の増発懸念が米利回りの上昇を促し、年初までの円買い・ドル売りが巻き戻されている。円相場は1ドル=104円前半で推移。時間外取引でニューヨーク原油2月限は小幅安。米エネルギー情報局(EIA)が月報を公表する。米国の原油生産のほか、需要見通しが注目されそうだ。新型コロナウイルスの流行が収まらず、一部で経済的な制限が強化されていることもあって、需要見通しの下方修正は避けられないか。ただ、需要の落ち込みに驚きはない。午後の石油市場は続伸。3連休期間中、ニューヨーク原油が堅調に推移し、期近が52ドル台で推移していることや、円相場が1ドル=104円台前半で小安く推移していることを背景に午前中、堅調に推移し、原油は前半の取引で700円超の上昇が目立つ展開。期先が正午前から上げ幅を縮小したが、600円超の上昇幅を維持して推移。終盤に再上昇となり、先限を含む複数限月が高値圏で引けた。製品相場は原油高に支援され、複数の限月が900円超の上昇。灯油は年明けからの気温低下も支援材料となり、期近2本が5万1000円台で引けた。東京原油、石油製品は3商品とも全限月が一代高値を更新。前営業日比は、ガソリンが740~1110円高、灯油が690~1040円高、軽油は出来ずだが、名目値で700円高。原油が700~890円高。中京ガソリンは変わらず、灯油は変わらず~1000円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値237.7円(前日比-8.2円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、大幅安。寄り付きでは、日本市場が休日となった11日が下落、12日の上海夜間が大幅安となったことを受けて、売りが先行した。その後、日中取引の上海ゴムが下げ渋っていることから、安値圏でのもみ合いとなっている。昨年12月中旬以降、225~245円前後での大きなレンジ相場となっている。ラニーニャ現象を背景として期近は強いものの、300円を超えて上昇するような相場ではなく、期先がサヤ寄せするような動きもみられない。このため、先限は、しばらく225~245円付近でのレンジ相場となりそうだ。午後、日中取引の上海ゴムが下げ渋りをみせると、買いがやや優勢となり、下げ幅をやや縮小させた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は9.8円安~2.9円高、6月限は同8.2円安の237.7円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は26910円(前日比-160円)とうもろこしは、下落。11日のシカゴ期近安から売り優勢。下げ幅は限月によって異なり、先限は220円安の2万6850円まで下落。シカゴ夜間取引が一時、小反発から先限は下げ幅を縮小し、2万6980円まで戻した。他限月の戻りは鈍く、概ね安もちあい。先限を除き、商いはまばらで玉の出方次第の展開。今夜、米農務省(USDA)から月例の需給報告、四半期在庫の発表があり、新規売買は見送りムード。穀物相場を主導しているシカゴ大豆が夜間取引で買い優勢で堅調。大豆が一段高となると、シカゴコーン夜間取引も買い優勢となるシナリオは描ける。その場合、とうもろこし先限は2万7000円台を回復か。午後、一時2万6790円の安値をつける場面があった。安値を離れたが、2万6900円水準で安もちあいで推移。他限月も3ケタ安で引けた。前営業日比は510~160円安。先限は同160円安の2万6910円。


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