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夕刊:2021/01/28

日経平均は円安に動くも大幅安。大阪金は軟調。オイルは小幅安。

為替

外為市場は全般に株価にらみの展開。クロス円は日経平均株価の下げ渋りや時間外取引でのNYダウ先物のプラス圏への切り返しを受け、朝方のもみ合いから、徐々に円安傾向となった。ドル円やユーロドル、ポンドドルも朝方はリスク回避のドル高となっていたが、株価回復を背景にドル高一服となっている。NZドル円やNZドル/ドルも本日の安値圏から持ち直している。朝方発表のニュージーランド12月貿易収支は市場予想を大きく下回る着地となったが、これを嫌気したNZドル売りは限定的で、全体相場に連れた値動きとなっている。ドル円は104.30円前後で推移。前日の上昇で、日足チャートでは一目均衡表の雲の中へと潜り込んだ。本日は続伸によって雲の上抜けをトライしているが、雲の上限レベルでやや上値の重さがみられている。午後のドル円は104円20銭台での推移。午後に入って一時104円37銭まで上値を伸ばした。前日の米株安を受けて日経平均をはじめとしてアジアの株式市場が大幅安となり、リスク警戒でのドル買いが強まる展開に。日経平均の下げは朝方強まった後、少し調整が入ったが、戻りでは売りが出る流れで午後も警戒感が継続した。ユーロドルは1.2090前後を中心とした推移。午前中の安値1.2083には届かずも、戻りも鈍い。一時1.21台を付ける動きも続かず。ユーロ円は126円10銭台での推移。ドル主導でやや動きにくい展開に。午前中につけた126円25銭を試す動きにはならず、一方で126円00銭台では買いが入った。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日437.79円安の28197.42円。前引けの日経平均株価は前営業日比312円15銭安の2万8323円06銭と大幅反落。東証1部の売買高概算は7億591万株、売買代金概算は1兆5096億円。値上がり銘柄数は783、対して値下がり銘柄数は1289、変わらずは116銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場の急落を受けてリスクオフの売りに晒される形となり、寄り後早々に日経平均は650円を超える下げで2万8000円台を割り込んだ。ただ、主力ハイテク株が売られる一方、景気敏感株などに買いが入りその後は一貫して下げ幅を縮小する展開となった。前引け時点の日経平均は300円あまりの下げにとどまっている。前場の売買代金は1兆5000億円台と高水準だった。午後は下げ幅を拡大した。売り一巡後は下げ幅を縮小した。下げ幅は一時650円超に達して、28,000円の節目を割り込んだ。ただ、安値からは戻りを見せた。28,000円の節目を維持したことや安値からは戻していることで、目先は堅調な推移を見せて、27,900~28,800円のレンジ内での推移となりそうだ。

貴金属

金先限帳入値6161円(前日比-15円)銀先限帳入値84.9円(前日比-0.1円)白金先限帳入値3542円(前日比-84円)パラジウム先限帳入値7702円(前日比-111円)金は続落、銀はまちまち。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安を受けて小幅高となる場面も見られたが、ドル建て現物相場の下落を受けて戻りを売られた。銀は夜間取引で総じて上昇したが、日中取引で先限が小幅安となった。金はリスク回避の動きが圧迫要因になった。ドイツ政府は日、今年の経済成長率見通しを3.0%と昨秋時点の4.4%から大幅に引き下げた。新型コロナウイルスの感染抑制に向け導入した2回目のロックダウン(都市封鎖)措置が要因となった。また12月の米耐久財受注は前月比0.2%増と事前予想の0.9%増を下回った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を現行のゼロ%近辺に据え置くと同時に、国債などを買い入れる量的緩和も現行水準を維持すると全会一致で決定した。声明文では、経済活動と雇用の回復ペースはここ数カ月間で鈍化し、パンデミックによって最も悪影響を受けた業種が特に脆弱になっている、とされ、株安が進んだ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は高水準の緩和状態が非常に適切と述べた。米FOMCの結果待ちとなるなか、ドル高が一服する場面も見られたが、株安に振れ、ドル高が再開した。午後に入ると、ドル建て現物相場の戻りを売られて軟調となった。銀は小幅高となる場面も見られたが、先限の戻りが売られて下落した。前営業日比は、金標準、金ミニが16~1円安、ゴールドスポットが4円高、銀が0.1円安~0.6円高。

石油

原油先限帳入値35030円(前日比-220円)ガソリン先限帳入値46710円(前日比-110円)灯油先限帳入値49010円(前日比-240円)東京石油市場は軟調。海外原油が高安まちまちだったことから国内市場は調整含み。米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫は一段と減少したが、ほとんど材料視されていない。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過した後も余韻もみられず。ただ、円相場が1ドル=104円前半で円安・ドル高推移していることは下支え要因。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。日中取引開始後、原油先限は3万4870円まで軟化。夜間取引の安値に接近したが、一段安とはなっていない。昨年10-12月期の米国内総生産(GDP)が発表される。昨年7-9月期に続きプラス成長を維持したとみられているものの、コロナショック後のGDPの変動は荒くなっており、市場予想の伸びから乖離する可能性が高い。市場予想は前期比年率+4.2%。午後は総じて反落。為替はドル=104円台前半まで円安に振れているものの、前日の海外原油先物は小幅にニューヨーク原油高のブレント原油安となり、この日のアジアの時間帯の夜間取引も軟化していることで、上値が重くなった。また、この日のドバイ原油の現物も前日から軟化している。主要3油種は下げ幅は大きくなく、ガソリン当限のみ小幅高で引けた。前営業日比は、ガソリンが350円安~30円高、灯油が360~100円安、軽油は出来ずだが、名目値で400~300円安。原油が390円安~変わらず。中京ガソリンは出来ず、灯油は変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値227.4円(前日比-1.9円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、軟調。寄り付きでは、27日の上海夜間が軟調な展開となったことを受けて、売りが優勢となった。その後、日中取引の上海ゴムも弱地合いとなっていることから、売り物がちで推移している。RSS3号は、上海安を背景に売りが先行している。先限は、一時224.5円まで下落する場面があった。このところ、産地相場、上海ゴムともに軟調な展開となっている。ゴムRSS3号先限が、節目の220円に接近する可能性も高くなっている。220円割れとなれば、4日の安値218.0円が次の下値目標になる。午後はゴムRSS3号も売り物がちで推移した。商いは盛り上げりを欠いた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は2.3~0.6円安、7月限は同1.9円安の227.4円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は27070円(前日比-360円)とうもろこしは軒並み軟調。27日のシカゴコーンは期近の主要限月が小幅続伸となったが、それ以外は軟調。大幅続伸後の修正の動きが広がった。その流れを受けて軟調で終えた夜間の流れを引き継ぎ、先限は売りが先行。いったん2万7070円まで値を落とした後に買い戻されているが、2万7200円付近に達したところで売り直されている。


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