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夕刊:2021/02/02

日経平均株価は大幅高で28000円台をしっかりキープ。大阪金は小幅安。オイルは4桁高。

為替

前場の外為市場は豪ドル円は80.28円付近まで、豪ドル/ドルは0.7655ドル付近まで強含んでいる。中国の上級高官から「中国は米国との関係前進に向けて協議をする用意がある」との発言が伝えられ、米中の対立緩和は豪州にもプラスになるとの思惑が広がっているようだ。午前10時ごろから対円を除いてドル安傾向となっている。米10年債利回りが1.07%台に低下しているほか、一時マイナス圏に沈んだ日経平均株価が持ち直し、上値を伸ばしていることが背景。ユーロドルは1.2088ドル近辺まで上昇している。スイス円は117.00円前後で推移。スイス中央銀行のジョルダン総裁が、米国から「為替操作国」に指定されたことによって拡張的な金融政策路線を転換することはないとの考えを示したと報じられたが、為替相場への影響は限定的のようだ。午後のドル円は昨日のNY市場午後に続いて105円台を一時付ける動きとなった。日経平均だけでなく、アジア株式市場が軒並みの上昇を見せる中で、リスク選好の円売りの動きが広がった。前日同様に105円台ではすぐ売りが出るものの、その後104円90銭台でのもみ合いと、押し目は限定的で地合いは堅調。ユーロドルは1.20台後半でのもみ合い。ポイントである1.2050手前の買いもあり、午前中に少し調整が入ると、午後はもみ合いに。豪中銀金融政策理事会の結果が12時半に発表され、政策金利は事前見通し通り現状維持。量的緩和については4月半ばで切れる現行の債券購入プログラムについて、1000億豪ドルの追加を決定。購入ペースは現行の週50億豪ドルペーストすると発表された。市場では今回延長を見送り、改善しつつある状況を3月の理事会まで確認して、状況によっては停止もしくはペースを縮小しての継続を決めるという期待があった分、発表後に豪ドル売りに。豪ドルは対ドルで0.7660前後から0.7620割れまで。豪ドル円は80円30銭台から80円割れまで一時値を落とした。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比271.12円高の28362.17円。前引けの日経平均株価は前営業日比285円15銭高の2万8376円20銭と続伸。東証1部の売買高概算は5億5855万株、売買代金概算は1兆2449億1000万円。値上がり銘柄数は1708、対して値下がり銘柄数は410、変わらずは72銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は前日に続き目先リバウンド狙いでリスクを取る動きが優勢となった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに反発しており、市場のセンチメントが改善した。米株価指数先物が上昇していることやアジア株がほぼ全面高となっていることも、ポジティブに作用している。業種別では33業種中30業種が上昇し、個別では東証1部全体の78%の銘柄が値を上げた。後は一段と上値を追う展開となった。底堅い動きを見せて、28,000円台で値固めする展開となった。前日まで上値を抑えられていた5日移動平均線を回復している。前日に回復した25日移動平均線からのかい離率は1.21%前後に拡大するなど、戻り歩調を見せている。前週後半の急落の反動高が継続した格好となっているものの、戻り一服後は29,000円の手前で上値を抑えられてもみ合いになりやすい展開とみられる。

貴金属

金先限帳入値6271円(前日比-9円)銀先限帳入値97.0円(前日比+0.3円)白金先限帳入値3715円(前日比+36円)パラジウム先限帳入値7650円(前日比+57円)金、銀は総じて続伸。金はドル建て現物相場の上げ一服を受け、まちまちで始まった。その後はマイナスサイドに転じたが、ドル安をきっかけに地合いを引き締めた。銀はニューヨーク高を受けて続伸した。独小売売上高指数の低下を受けてドル高に振れた。12月の独小売売上高指数は前月比9.6%低下と、大幅な落ち込みとなった。新型コロナウイルスを受けたロックダウン(都市封鎖)強化が響いた。一方、米株価は景気刺激策に対する期待感を受けて堅調となった。共和党議員が規模を6180億ドルに縮小するよう提案したが、協議が進むとの見方が支援要因になった。この日のアジア市場では、株高などを背景にドル安に転じた。米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、新型コロナウイルス感染拡大で引き起こされた危機に対し、米連邦準備理事会(FRB)と議会は過去のいかなる危機よりも大きく対応してきたとしながらも、経済を感染拡大前の水準に迅速に戻すために実施すべきことは多いと述べた。また米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、米経済をできるだけ早く健全な状態に戻すためには、米FRBと議会による支援がなお必要との考えを示した。午後の取引は期先中心に小安く推移。期先3本は2ケタ安で推移後、下値を切り上げ、1ケタ安で引けた。銀はニューヨーク高を受けて、前半の取引では期先3本と当限が続伸した。上げ幅は限月によって異なり、先限は小幅高で推移した。午後に入ると現物安からマイナスサイドに軟化する限月が目立つ場面があったが、引けは期先2本を含む4本が買い優勢。前営業日比は、金標準、金ミニが9円安~6円高、ゴールドスポットが変わらず、銀が0.4円安~4.0円高。

石油

原油先限帳入値36100円(前日比+1090円)ガソリン先限帳入値47880円(前日比+1130円)灯油先限帳入値49900円(前日比+1010円)東京石油市場は上昇。一部の限月の上げ幅は4ケタ超となっている。昨日の海外原油が上昇したうえ、時間外取引でもニューヨーク原油が買われていることが国内市場を押し上げている。ニューヨーク原油3月限は54.15ドルまで上げ、昨年2月以来の高値を塗り替えた。円相場が1ドル=104円後半で円安推移していることも支援要因。楊・中央外事工領導弁公室主任の発言が伝わっており、トランプ政権下で悪化した米中関係の修復をバイデン政権に要求している。「米国と協力して双方にメリットのある関係を前進させる用意がある」、「米国が主権競争などという時代遅れの考え方を超えていくことを望んでいる」などと述べた。午後の石油市場は大幅続伸。為替が1ドル=105円近辺まで円安に振れるなか、前日の海外原油先物は上伸して、この日のアジアの時間帯の夜間取引でも一段高となり戻り高値を更新していることに支援された。また、この日のドバイ原油の現物も上伸している。国内夜間取引の序盤から日中取引の午後までおおむね右肩上がりの上昇が続いた。また、主要3油種では、原油、ガソリンが全限月、灯油は先限が一代高値を更新した。前営業日比は、ガソリンが1110~1210円高、灯油が940~1310円高、軽油は出来ずだが、名目値で1000円高。原油が1060~1210円高。中京ガソリンは変わらず~950円高、灯油は変わらず~1100円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値232.3円(前日比-3.7円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、期近2本を除き軟調。2日の上海夜間が小幅高となったことから、寄り付き直後は買いが優勢となったが、買い一巡後は売り物がちの展開となっている。商いは盛り上がりを欠いている。RSS3号は、各限月とも狭いレンジ取引となっている。来週11日から中国は旧正月の大型連休に入る。また、金融市場が不安定な動きをみせていることもあり、積極的な商いはみられない。ゴム独自の材料も新鮮味を欠いていることから、目先は様子見気分が強まりそうだ。先限週足をみると、先週まで3週連続で陰線となっている。下ヒゲが長く実体の短い陰線ではあるが、上値を切り下げており、先安観はある。目先、ジリジリと水準を引き下げ、230円付近まで軟化する可能性はありそうだ。午後は期近2本はプラスサイドを維持したが、他限月は日中取引の上海ゴムが軟化したこともあり、ジリ安調で推移した。TSR20は出来ず。ただ、帳入り値は3.0~4.0円高。大引けのRSS3は、前営業日比は3.7円安~1.5円高、7月限は同3.7円安の232.3円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は27460円(前日比-140円)とうもろこしは期先が反落。夜間取引で修正安となった流れを引き継ぎ、売り優勢。先限は序盤、下げ幅を縮小し、2万7510円まで戻したが、2万7500円水準では戻り売り圧力が強く、2万7400円台での推移を強いられた。とうもろこし先限は、小幅安。期先11月限とともに2ケタ安。先限は夜間取引で2万7880円の高値をつけ、V字形の反発となったが、一時は高値から580円安まで軟化。強気相場を証明するためには、この後、2万7600円台まで戻し小高く必要がある。午後は2万7430円で買い拾われたが、2万7500円割れで引けた。期近3月限は1500円高まで急騰後、一時1000円安と乱高下し、940円安で引けた。前営業日比は940~40円安。先限は同140円安の2万7460円。


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