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夕刊:2021/02/03

貴金属は大幅安。大阪金は6200円台を辛うじてキープ。日経平均株価はしっかりで、オイルは小幅高。

為替

外為市場は、朝方発表となったニュージーランドの良好な雇用統計の結果を受け、NZドルがオセアニア市場からの堅調地合いを東京中盤まで維持。NZドル円は75.79円近辺まで、NZドル/ドルは0.7221ドル近辺まで上値を伸ばしている。現地の金融機関大手では、NZ中銀の利下げの可能性はなくなったとのレポートも公表されている。豪ドルはやや上値の重い推移となっており、豪ドル円は79.90円前後、豪ドル/ドルは0.7610ドル前後でもみ合い。ロウ豪州中央銀行(RBA)総裁が講演で「政策金利はかなりの期間、低水準を維持する見通し」などと述べており、材料視されているもよう。カナダ円は82.22円近辺までじり高。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が、2021年の世界石油市場は需要が供給を上回る状況が続くと見込んでいると報じられたことをきっかけに、産油国通貨が選好されているもよう。午後、ドル円は105円ちょうど前後でのもみ合いとなった。昨日の海外市場で105円17銭前後まで上昇。その後の調整は104円90銭台までと、ドル高基調が継続しているものの、105円台での買いにも慎重さが見られ、朝からのレンジは15銭とかなり狭いところでのもみ合いが午後まで続いている。昨日1.2010台まで値を落とし、少し戻して迎えたユーロドルは、下げ局面でポイントとなった1.2050前後が上値抵抗線として作用する形で上値を抑えられた。もっともドル円同様にここからのドル買いには慎重で、朝からのレンジは14ポイントとこちらもかなり狭くなっている。朝に発表された第4四半期雇用統計がかなり強めに出たことで買いが入ったNZドルは、午後に入ってさらなるNZドル買いには慎重も、目立った調整もなく、NZドル高基調が継続。今後の追加利下げ期待がかなり後退する展開となった。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比284.33円高の28646.50円。前引けの日経平均株価は前営業日比190円14銭高の2万8552円31銭と続伸。東証1部の売買高概算は6億9732万株、売買代金概算は1兆3546億9000万円。値上がり銘柄数は1543、対して値下がり銘柄数は546、変わらずは99銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高を受けてリスク選好ムードが続き、主力株をはじめ広範囲に買われ日経平均は一時300円を超える上昇をみせた。為替が1ドル=105円近辺の推移と円安水準でもみ合っているほか、米株価指数先物が強い動きを示していることなども市場心理を強気に傾けている。ただ、前場後半は目先利益確定の動きが出て日経平均はやや伸び悩んでいる。午後はプラス圏での推移となった。プラス圏で堅調な推移を見せて、28,500円の節目を回復した。上昇が続いたことで、25日移動平均線からのかい離率は1.94%前後に拡大している。戻り歩調が見込まれるものの、29,000円の手前では戻り売りに押されて上値を抑えられやすいとみられる。

貴金属

金先限帳入値6215円(前日比-56円)銀先限帳入値91.5円(前日比5.5円)白金先限帳入値3670円(前日比-45円)パラジウム先限帳入値7602円(前日比-48円)金は総じて続落。銀は反落。金は金利上昇やドル買いの動きを受けて軟調となったニューヨーク市場の足取りを受けて弱気で終えた流れを継続。買い戻しが見られた後に戻り待ちの売りがあったが、ドル買いに一巡感が強まるなかマイナスサイドながら下値を切り上げている。銀はニューヨーク安を受けて大幅反落。2日発表の2020年第4四半期(10~12月期)のユーロ圏国内総生産(GDP)の前年同期比は事前予想のマイナス5.6%には至らなかったもののマイナス5.1%を記録。前期比でもマイナス0.7%となったほか、2020年通年の域内GDPはマイナス6.8%に達しており、1995年に開始された現行の統計では最大の落ち込みを見せている。欧州では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2度、都市封鎖(ロックダウン)が実施されたことが第4四半期のGDPに影響しているが、その一方で米国、中国の第4四半期のGDPは共に前期比でプラス成長を見せており、欧州経済に対する懸念が広がった。これを受けてユーロに対する安全資産としてドルが買われる動きが広がっているが、米国では新型コロナウイルスの感染拡大が一服しつつあるうえ、大規模な追加経済対策が見込まれることから、景気回復に対する期待感が強い。引き続きドルが対ユーロで買われやすい状況にある。午後の取引では現物相場の軟化から期中から期先が下げ幅を拡大し、50円超の下落で引けた。銀はニューヨーク大幅安を映し、序盤、期先が5円超の下落。いったんは下値を切り上げたが、先限は午後、現物相場の軟化で91円台半ばに沈んだ。前営業日比は、金標準、金ミニが56~38円安、ゴールドスポットが32円安、銀が6.5~4.4円安。

石油

原油先限帳入値36410円(前日比+310円)ガソリン先限帳入値48490円(前日比+610円)灯油先限帳入値50350円(前日比+450円)東京石油市場は上昇。海外原油が続伸したことが国内市場を押し上げている。米国の需給が改善しているなかで、サウジアラビアが今月から日量100万バレルの追加減産を初めていることで、需給がさらに引き締まると期待されている。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が減少したことも支援要因。中国の春節入りを控えているが、新型コロナウイルスの拡散はあまり警戒されていない。円相場は1ドル=104円後半で推移し、前日水準とほぼ横ばい。ファウチ国立アレルギー感染症研究所長は「全米人口の85%が新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませば、秋ごろには(社会生活が)ある程度、正常化に近づく」と述べた。米国では一日あたり約130万人に接種が行われている。接種率は10.26%石油市場は続伸。為替が1ドル=105円台に乗せる円安となるなか、前日の海外原油先物がさらに上伸して、直近の戻り高値を更新したことに支援された。この日のアジアの時間帯の夜間取引も強含みで推移しており、今夜さらに高値更新の可能性も残る。また、この日のドバイ原油の現物も上伸している。国内夜間取引の序盤から日中取引の午後までおおむね右肩上がりの上昇が続いた。また、主要3油種では、前日に続き、原油、ガソリンが全限月、灯油は先限が一代高値を更新した。前営業日比は、ガソリンが460~610円高、灯油が160~500円高、軽油は出来ずだが、名目値で400~700円高。原油が310~550円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は変わらず~600円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値229.1円(前日比-3.2円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、軒並み安。2日の上海夜間が下落したことを受けて、寄り付き直後は売りが先行した。売り一巡後は、先限が下げ渋りをみせ、一時プラスサイドに浮上する場面もみられたが、日中取引の上海ゴムが売り物がちで推移すると、再び地合いを緩めている。RSS3号は、期近3本の下落幅が、期先3本に比べて大きくなっている。ここ数日、タイオファーは底堅い動きをみせているが、薄商いのため、期近に売りが出ると、値幅が出てしまうようだ。また、中国人民銀行が、引き締めに舵を切ったとの見方もあり、このことが素材価格の上値を重くしているもゴムに取っては弱材料視されているようだ。先限が下げ渋りをみせ、一時プラスサイドに浮上する場面もみられたが、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大すると、一段安となった。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は5.1~2.5円安、7月限は同3.2円安の229.1円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は27370円(前日比-90円)とうもろこしは、まちまち。前日のシカゴ安にも期先2本が日中取引の序盤の取引で小高くなった。シカゴ夜間取引は小幅続落となるなか、先限は弱含みとなり、小幅安。期近5月限が150円安だが、期先11月限は小幅高を維持。期近5月限と期中9月限の下げが大きく、410~300円安。先限は130円安の2万7330円まで下落したが、下げ幅を縮小して引けた。前営業日比は410円安~変わらず。先限は同90円安の2万7370円。


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