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夕刊:2021/02/08

日経平均株価は大幅高で29000円を突破。3万円も射程距離へ。貴金属も大幅高。オイルもしっかり。

為替

外為市場は日経平均株価の急騰を受けて序盤に円が全面安となる場面もみられたが、ドル円が仲値通過後に上昇一服となると、その後は全般に小動きとなっている。米NFL「スーパーボウル」開催中とあって海外勢を中心に市場参加者が限られる中、流動性は乏しく、模様眺めの様相となっている。ユーロドルは前週末のクローズに比べてややユーロ安・ドル高の水準にあり、上値の重さがみられている。週末には、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)から年央にも経済回復のペースが加速する見通しと発言したことが伝えられているが、反応は薄い。午後のドル円は105円50銭前後での推移となった。朝方は前週末雇用統計後のドル円の調整ムードが継続する形で105円33銭を付ける動きが見られたが、株高を受けた円安もあってすぐに切り返し、105円55銭まで。もっとも上値トライにも慎重姿勢が見られ、午後は105円50銭前後でのもみ合いが続く展開となった。ユーロドルは1.2030台を中心とした推移に。朝方のドル売り局面で前週末の高値を超えて1.2050超えを付けたものの、上値トライもそこまで。ドル円同様に調整が入ると、午後はもみ合いに。ドル円の下げ局面で126円70銭台を付けたユーロ円は、ドル円が値を戻したこともあり127円台を回復。その後は127円ちょうど前後での推移に。株高の動きが円売りを誘い、クロス円の下値を支えた面も。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比609.31円高の29388.50円。前引けの日経平均株価は前日比598円99銭高の2万9378円18銭。東証1部の売買高概算は8億713万株、売買代金は約1兆6987億円。値上がり銘柄数は1651、値下がり銘柄数は458、変わらずは80銘柄だった。日経平均株価は大幅高。寄り付きは52円高でスタートしたが、その後、大口の買いが入り日経平均は一時600円を超す上昇となり、1990年8月以来、30年6カ月ぶりとなる2万9000円台を回復した。鉄鋼や海運、不動産など景気敏感株を中心に買いが入り、33業種全てが上昇する全面高となっている。米国での追加経済対策の成立に対する期待が強まっていることも追い風に働いている。午後は一段高となった。高寄り後に大きく上値を伸ばして、上げ幅は一時620円超に達した。これまでに上値を抑えられていた28,800~28,900円台を一気に上に抜けて、1990年8月以来、約30年6か月ぶりとなる29,000円台回復となった。25日移動平均線からのかい離率は3.89%前後まで大きく拡大して、ボリンジャーバンド+2σに迫りつつある。

貴金属

金先限帳入値6164円(前日比+56円)銀先限帳入値92.6円(前日比+2.6円)白金先限帳入値3826円(前日比+127円)パラジウム先限帳入値7794円(前日比+192円)金、銀は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。1月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比4万9000人増と、事前予想の5万人増を下回った。12月は14万人減から22万7000人減に改定された。失業率は6.3%で、前月の6.7%から改善した。ただコロナ禍に伴う「雇用されているが休職中」の人の扱いが引き続きデータのゆがみとなっている可能性があり、このゆがみがなければ、失業率は6.9%。労働参加率は0.1%ポイント低下し61.4%となった。回復したが、事前予想を下回ったことからドル安に転じ、金の支援要因になった。ただ金ETF(上場投信)から投資資金が流出しており、戻り売り圧力が強まると、金の上値を抑える可能性が出てくる。5日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比3.329トン減の1156.508トンとなった。中長期の景気回復見通しを背景に米国債の利回り上昇が続いている。またバイデン米大統領は、「米経済はなお苦境にある」との見方を示し、1兆9000億ドル規模の追加の新型コロナウイルス対策法案の実現が必要とした。午後に入ると、ドル安再開を受けて押し目を買われた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが49~57円高、ゴールドスポットが58円高、銀が変わらず~2.7円高。

石油

原油先限帳入値37950円(前日比+410円)ガソリン先限帳入値49860円(前日比+410円)灯油先限帳入値51930円(前日比+650円)東京石油市場は上昇。5日の海外原油相場の上昇に続き、週明けのニューヨーク原油時間外取引が続伸して推移を背景に序盤から原油が上げ幅を拡大。日経平均株価が大幅高となり、2万9300円台まで上昇し、600円近い上げ幅を維持して推移していることが追い風となり、高値更新の動き。先限は3万8050円まで上昇。先限つなぎ足で昨年2月25日以来の高値をつけた。3万8000円台で利食い売りの動きが出て、上げ幅を縮小も3万7900円台で堅調。日本国内でもワクチン接種の準備が始まっている、感染者が減少傾向となり、経済正常化期待から投資家心理が強気になり、石油製品のガソリン、灯油も含め、400円超から500円前後の上げ幅が目立つ展開。原油の出来高は6000枚台。5日に続き、引け前に出来高の急増が予想される。主要3油種は、さらに原油、ガソリン、灯油すべて全限月が一代高値を更新した。なお全限月が一代高値を更新するのは原油、ガソリンが5営業日、灯油は3営業日連続となっている。また、原油は期先2本にEFT絡みの商いが入ったとみられ、出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが410~640円高、灯油が300~680円高、軽油は出来ずだが、名目値で400~500円高。原油が340~490円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値159.3円(前日比+0.8円)TSR20先限帳入値 出来ず。ゴムRSS3号は、軒並み続伸。寄り付きでは、5日の上海夜間が小じっかり推移したことを受けて、買いが優勢となった。その後、日中取引の上海ゴムがさいに地合いを引き締めると、ゴムRSS3号も一段高となっている。ゴムRSS3号は、上海ゴム高や最近の円安を受けて、買いが先行している。先限は243.7円まで上昇し、節目の245円に接近している。商いは盛り上がりを欠いているが、その分、まとまった玉が持ち込まれると、値幅は大きくなっている。上海ゴムがしっかりしているうえ、ドル円が円安に振れていることから、目先、上値を試しそうだ。その場合、245円の最初のポイントになる。1月中旬以降、同水準では切り返されている。午後の複数の限月が3円超の上げ幅を維持して引けた。ただ今週は中国が春節入りするため、見送りムードが強く、場中の値動き幅は限られた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は1.5~5.3円高、7月限は同3.7円高の243.2円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は25160円(前日比+20円)とうもろこしは、先限が堅調。他限月はつれ高とならず、安もちあい。先限は日中取引の序盤早々に買い優勢となり、小じっかり。週明けのシカゴ夜間取引が買い優勢となると、ジリ高となり、抵抗線の2万7900円超えとなり、2万7910円の高値をつけた。閑散商いながら、強気のテクニカルから売りが出ず、高止まりの動き。期近5、7月限は480~290円安で安もちあい。期先11月限は先限につれ高となったが、他限月は反応鈍く、下落。期近3月限は出来ず。前営業日比は480円安~140円高。先限は同140円高の2万7980円。


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