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夕刊:2021/02/09

日経平均株価は続伸。3万円までは射程圏内。貴金属も大幅高。オイルも続伸。

為替

外為市場は米債利回りの上昇一服などを背景に、ドルが全般に弱めの推移となっている。ドル円は前日安値を下回る105.01円付近まで下落し、ユーロドルは前日高値を上回る1.2078ドル付近まで上昇。ポンドドルも上昇しており、1月の高値を上回る1.3776ドル付近まで強含んでいる。ドル安地合いに加えて、英国が対欧州連合(EU)関係の見直しに動いているとの報道や、英フィナンシャル・タイムズ紙がジョンソン英政権による新型コロナウイルスのワクチン接種戦略を、一定程度評価する記事を掲載したことが材料視されているようだ。NZドル/ドルが午前11時過ぎに一段高となっており、0.7250ドル近辺まで上昇している。NZ中央銀行(RBNZ)が公表した四半期調査で、今後2年間のインフレ予想が1.89%と前回の1.59%から上昇したことが背景となっている。午後のドル円は104円90銭前後での推移。ドル全面安基調が強まる中で、昼前に105円ちょうどを割り込んだドル円は、午後に入って104円84銭までと下げ幅を拡大。104円台での売りにはやや慎重姿勢も、105円台を回復できず、頭の重い展開が続いた。ユーロドルは昼前に1.2082までユーロ高ドル安が進行。その後は高値圏もみ合いに。午後は上値更新とはならずも、ほとんど押し目無く推移しており、堅調地合いを維持している。昼前からのドル全面安で、ドル円の下げの勢いが強かったこともあり、クロス円はやや軟調。午前中126円80銭前後でもみ合ったユーロ円は一時126円63銭まで。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比117.43円高の29505.93円。前引けの日経平均株価は前営業日比109円01銭高の2万9497円51銭と続伸。東証1部の売買高概算は7億3580万株、売買代金概算は1兆5638億円。値上がり銘柄数は752、対して値下がり銘柄数は1362、変わらずは74銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株が総じて堅調で引き続きリスクを取る動きが優勢となった。日米の企業決算が好調なほか、米国ではワクチン接種が進み新型コロナウイルスによる経済への影響が解消されることへの期待が市場のセンチメントを改善をさせている。日経平均は寄り後も下値を切り上げ、上げ幅は200円近くに達する場面もあった。ただ、先物主導で日経平均寄与度の高い主力株が指数を押し上げており、東証1部の値下がり銘柄数が値上がり数を大幅に上回る状態にある。前場の売買代金は1兆5000億円を超え、活況を呈している。本日は米エネルギー情報局(EIA)が月報を公表する。米国の石油需要や原油生産量の見通しに修正があるのか注目したい。前向きな内容なら強気筋が材料として拾い上げるのではないか。今週は11日にOPECや国際エネルギー機関(IEA)も月報を公表する。午後はおおむねプラス圏でのもみ合いとなった。高寄り後は利益確定の売りに押されて、一時下げる場面も見られたが、おおむねプラス圏でのもみ合いとなった。29,500円の節目の乗せるなど、堅調な流れが継続している。25日移動平均線からのかい離率は3.97%前後で小幅な拡大となり、ボリンジャーバンド+2σ近辺でもみ合いとなっている。

貴金属

金先限帳入値6209円(前日比+45円)銀先限帳入値93.4円(前日比+0.8円)白金先限帳入値3945円(前日比+119円)パラジウム先限帳入値 出来ず金、銀は続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル安を受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。イタリアの政権に対する期待感からユーロが上昇した。イタリアで「五つ星運動」と最大野党の右派「同盟」が、ドラギ氏の新内閣に対し条件付きの支持を表明した。同氏は、各政党指導者との個別会合で、首相に就任した場合はユーロ圏の共通予算をイタリアの優先課題にすると述べた。米国では景気刺激策に対する期待感から主要株価指数が最高値を更新した。新型コロナウイルスのワクチン接種の進展も支援要因になった。一方、米10年債利回りは一時1.20%と昨年3月以来の高水準となった。リスク選好の動きが金の支援要因だが、長期金利上昇を受けて金ETF(上場投信)から投資資金が流出した。SPDRゴールドの現物保有高は前日比4.082トン減の1152.426トンとなった。米テスラ15:46 2021/02/09まつなががビットコインに15億ドル投資したことが伝えられるなか、ビットコインが最高値を更新しており、金ETFから買い替える動きが出るかどうかも焦点である。テスラは現金の一部を地金や金ETFに振り向ける可能性も示している。午後は先限が一時93円台後半に上昇したが、引け前には93円台半ばでの取引となった。前営業日比は、金標準、金ミニが45~57円高、ゴールドスポットが57円高、銀が変わらず~2.2円高。

石油

原油先限帳入値38530円(前日比+580円)ガソリン先限帳入値50300円(前日比+440円)灯油先限帳入値52250円(前日比+320円)東京石油市場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)プラスが年内の過剰在庫解消を目指しており、供給不足気味の舵取りが続くとみられていることが相場を押し上げている。原油高に対してバイデン米政権からけん制はなく、米国の対イラン制裁が当面は続く見通しであることも支援要因。時間外取引でもニューヨーク原油は堅調。ただ、円相場が1ドル=105円前半で円高・ドル安推移していることは重し。午後の石油市場は続伸。前日の海外原油先物が続伸して、さらにアジアの時間帯の夜間取引で一段高となり、連日の戻り高値更新となっていることに支援された。ただ、為替が1ドル=104円台後半まで円高に振れていることで上げ幅は抑制された。また、この日のドバイ原油の現物も上伸して、期近物が60ドル台に乗せている。主要3油種は、さらに原油、ガソリン、灯油すべて全限月が一代高値を更新した。なお全限月が一代高値を更新するのは原油、ガソリンが6営業日、灯油は4営業日連続となっている。また、原油は期先2本にEFT絡みの商いが入ったとみられ、出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが370~590円高、灯油が320~600円高、軽油は出来ずだが、名目値で400~500円高。原油が360~690円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値244.9円(前日比+1.7円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、期近安・期先高。寄り付きでは、8日の上海夜間が軟化したことから、売りが優勢となった。だが、その後、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締め、一時プラスサイドに振れると、期先限月を中心に買いが優勢となり、期先3本はプラスサイドの振れた。RSS3号は、上海ゴムが下げ幅を縮小したことを受けて、先限が245.0円まで水準を引き上げた。商いは盛り上がりを欠いているが、ジリジリと水準を引き上げている。上海ゴムがプラスサイドに転じてくれば、245円をしっかり上抜き、1月8日の高値248.6円を目指した展開となりそうだ。一方、期近3本は軟化した。TSR20は6月限のみ約定し、8.3円高。は4.0~8.3円高。大引けのRSS3は、前営業日比は3.5円安~2.0円高、7月限は同1.7円高の244.9円、総出来高はRSS3号が3398枚。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は28850円(前日比+870円)とうもろこしは、大幅高。週明けのシカゴコーンが急騰し、期近3本が一代高値を更新を背景に夜間取引で値を飛ばした動きを引き継いだ。先限は2万8500円の節目を早々に突破した。その後、上げ幅を拡大し、2万8870円の高値をつけた。シカゴ夜間取引が続伸となり、シカゴの先高期待もあり、売り物が少なく、高止まり商状。他限月も上げ幅を拡大し、高値に張り付いている。先限は利食い売りなどから2万8730円まで上げ幅を縮小したが、引け前に再上昇し、2万8850円で引けた。期近5月限1110円高まで暴騰して高値引け。期近3月限は出来ず。前営業日比は変わらず~1110円高。先限は同870円高の2万8850円。


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