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夕刊:2021/02/10

日経平均株価は小幅高で3万円台突破はおあずけ。大阪金は小幅安。大阪白金は強い。

為替

外為市場は材料難のなかで株価にらみの展開。日経平均株価の軟調推移を背景に、序盤はドル高が優勢となり、ドル円は仲値通過後も上値を伸ばして104.71円付近まで強含んだ。しかし、午前10時30分ごろから時間外取引のNYダウ先物が上げ幅を広げるとドル高が一服し、一転してドル安方向へと振れている。ユーロドルやポンドドルは朝方からの下げを帳消しにしている。日経平均株価の下げ渋りを受けてユーロ円やポンド円が円安へと傾く中、豪ドル円は80.90円前後での小動きにとどまっている。豪ドル/ドルもやや上値が重い。午前8時30分発表のウエストパック消費者信頼感指数は好感され、発表直後はやや豪ドル買いに反応したものの、一時的となった。本日発表のオーストラリア・コモンウェルス銀行の2020年7-12月(上期)決算で、11%減益となったことが影響したとの見方もあるもよう。午後のドル円は104円50銭台でのもみ合いが続いた。昨日のロンドン市場で104円50銭台まで下落。その後の振幅で安値は104円50銭台までにとどまり安値圏もみ合いで東京市場に。東京午前の買い戻しは104円71銭まで。昼頃104円50銭台に値を落とすと、午後はもみ合いに終始した。ユーロドルは東京昼前のドル売りもあって1.2130前後までと、昨日海外市場の高値1.2121を超えてユーロ高ドル安が進行。ドル全面安基調が継続も、値幅自体は朝から21ポイントにとどまっており、落ち着いた動きに。ドル全面安とは言え、ドル円の104円台半ばがしっかりしていることもあり、ユーロ円は朝の126円60銭台から126円89銭まで上昇。落ち着いた動きながら、円売りがやや優勢に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比57.00円高の29562.93円。前引けの日経平均株価は前営業日比25円55銭高の2万9531円48銭と小幅続伸。東証1部の売買高概算は6億5957万株、売買代金概算は1兆3828億円。値上がり銘柄数は1073、対して値下がり銘柄数は1004、変わらずは109銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は朝方は利益確定売りに安く始まったが、その後日経平均は押し目買いで下げ渋り、前場終盤に小幅ながらプラス圏に浮上した。企業の決算発表を受け上方修正銘柄などを中心に買いを集めている。前日までの3営業日で日経平均は1100円以上水準を切り上げていたことで上値は重いものの、アジア株市場が堅調に推移していることもあって、市場のセンチメントは依然として強気優勢となっている。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を上回り拮抗している。日経平均は最終盤に買いが入り高値引けとなった。売買代金は4日ぶりに3兆円台は下回ったものの高水準を維持している。

貴金属

金先限帳入値6204円(前日比-5円)銀先限帳入値92.7円(前日比-0.7円)白金先限帳入値4040円(前日比+95円)パラジウム先限帳入値7660円(前日比-134円)金、銀は総じて反落。金はドル建て現物相場の下落と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高一服やドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて下げ一服となった。銀はまちまちとなる場面も見られたが、金軟調につれ安となった。イタリア政権に対する期待感からドル安が継続した。ただニューヨーク市場でドル安が一服すると、手じまい売りなどが出て上げ一服となった。金ETF(上場投信)から投資資金が流出し、上値を抑える要因になった。9日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比4.082トン減の1148.344トンとなった。米国債の利回り上昇は一服したが、景気回復見通しが強いなか、金の手じまい売りが出ている。ビットコインが上値を伸ばしており、金ETFからの買い替えが進むかどうかを確認したい。イタリアではドラギ氏との会談で各党が前向きに反応するなか、組閣協議が順調に推移している。同氏は11日までに閣僚名簿案をマッタレッラ大統領に提出する見通しとなっている。終盤は現物相場の下落から再度、小安くなった。銀はまちまちとなる場面も見られたが、金軟調につれ安となった。午後も現物相場の戻りが鈍く軟調。前営業日比は、金標準、金ミニが11~4円安、ゴールドスポットが13円安、銀が0.7円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値38210円(前日比-320円)ガソリン先限帳入値49860円(前日比-440円)灯油先限帳入値51880円(前日比-370円)東京石油市場は下落。海外原油は続伸したものの、時間外取引から上値が伸びなかったことから国内市場では利益確定の売りが優勢となっている。円相場が1ドル=104円後半で推移し、前日よりも円高・ドル安水準にあることも重し。明日の日本市場は建国記念日のため休場。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫は減少したものの、ニューヨーク時間外取引は小動き。ドルインデックスのチャート上では逆ヘッドアンドショルダー(H&S)のパターンが現れ、今月初めにかけてドルの買い戻しが続いていたものの、ドル売りが再び強まりネックラインの水準を下回った。この反転を示唆するチャートパターンは崩壊しており、ドル買い戻しは勢いを失っている。午後は総じて反落。このところ続いた高値更新の騰勢一服で軟調な展開。前日の海外原油先物は続伸したものの、すでに上伸していた前日の大引け時点での夜間取引と比較すると下落していたことや、為替も1ドル=104円台半ばまでやや円高に振れていることで上値が重くなった。また、この日のドバイ原油の現物も弱含みで推移している。主要3油種では、原油は先限を含む3本がさらに一代高値を更新したあとに反落。ガソリン、灯油は約定した限月は軟調に引けたが、約定しなかったガソリン4月限、灯油5月限は値動きなしだった。また、この日も原油は期先2本にEFT絡みの商いが入ったとみられ、出来高が膨らんだ。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値243.1円(前日比-1.8円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、当限を除いて軒並み安。寄り付きでは、直近の上昇に対する反動や、9日の上海夜間安、円高を嫌気して、売りが先行した。その後、日中取引の上海ゴムが下げ渋りをみせると、ゴムRSS3も下げ幅を縮小し、当限はプラスサイドに振れている。ゴムRSS3号は、売り優勢となっている。上海ゴムの下げ幅より、大きく水準を引き下げており、直近の上昇に対する修正高となっているようだ。日本市場は、明日、祝日で休場となるうえ、上海ゴムも11日~17日まで春節で長期の休場となることもあり、買い方のポジション調整場面となっているとみる。当限は産地価格がしっかりしてることを受けて、プラスサイドに浮上した。なお、当限を除く限月が、ほぼ同ザヤとなった。TSR20は出来ず。帳入値は5.3~1.0円安。大引けのRSS3は、前営業日比は3.7円安~2.5円高、7月限は同1.8円安の243.1円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は28160円(前日比-690円)とうもろこしは、急反落。シカゴの急落、円小幅安で夜間取引で大幅安となった流れを引き継ぎ、序盤から複数の限月が600円超の下落となった。シカゴ夜間取引が続落で推移し、売り一巡後も大幅安から抜け出せず。先限は2万8070円で下げ渋っているが、夜間取引の安値2万8060円にほぼ顔合わせしている。後半から終盤は2万8170円で戻りを抑えられ、大幅安から抜け出せず。期中7月限は800円安から反発し、130円高で引けた。期近3月限は出来ず。前営業日比は690円安~130円高。先限は同690円安の2万8160円。


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