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夕刊:2021/02/12

日経平均株価は小幅安で3万円台は本日おあずけ。大阪金は安いも白金はしっかり。

為替

春節でアジアの大半の市場が休場となる薄いマーケットの中、株価にらみの展開。オセアニア市場ではもみ合いのものが目立っていたが、東京市場に入って仲値通過後は日経平均株価の下げ幅拡大も相まって、徐々にドル高の地合いとなっている。ドル円は104.84円付近まで上昇し、前日高値をやや上回った。豪ドルは上値が重い。豪ビクトリア州の当局が新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、5日間のロックダウン(都市封鎖)を決定したことが嫌気されているもよう。カナダ円は弱含みの展開。クロス円が全般にもみ合いとなる中、カナダドルの弱さがみられている。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)月報や石油輸出国機構(OPEC)月報で原油需要見通しの下方修正が示され、NY原油先物が時間外取引で下落しており、産油国通貨が売られている。外為市場の午後のドル円は104円80銭台での推移。午前中に104円84銭前後と、9日に104円50銭前後まで値を落とした後につけた戻り高値圏を付けると、その後は104円80銭前後での推移に。押し目は104円77銭までと下値しっかり感が強まる中で、再び上値を試し104円89銭までと戻り高値を更新。もっとも、105円を試すだけの勢いはなくもみ合いに。ユーロ円が127円10銭前後でのもみ合いから127円24銭を付けるなど、円安の動きが優勢に。ユーロドルは1.2130台を付けるなどしっかり。ユーロに関しては独連銀総裁がドイツの消費者物価指数(CPI)は年内にECBの目標を上回る水準に上昇との見方を示したことなどもユーロ買いにつながっている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比42.86円安の29520.07円。前引けの日経平均株価は前日比83円57銭安の2万9479円36銭。東証1部の売買高概算は7億937万株、売買代金は約1兆6291億円。値上がり銘柄数は1041、値下がり銘柄数は1041、変わらずは109銘柄だった。日経平均株価は下落。前日の米株式市場はNYダウが7ドル安と値を下げたが、ナスダック指数は上昇し最高値を更新した。これを受けた休場明けの東京市場は、日経平均株価が値を上げて取引を開始した。ただ、上値では利益確定売りに押され、午前10時40分過ぎには140円を超える下落となる場面があった。しかし、下値には買いが入り下げ渋った。午後は大きな崩れはなく29,500円近辺での攻防となった。高寄り後は利益確定の売りに押されて下げに転じた。8日から10日までの3営業日で780円超、5日からの4営業日で1200円超の上げとなっており、米国株の伸び悩みなどもあって上値の重い動きとなった。25日移動平均線からのかい離率は3.32%前後に小幅縮小した。ボリンジャーバンド付近で上値を抑えられる格好となっている。

貴金属

金先限帳入値6153円(前日比-51円)銀先限帳入値91.7円(前日比-1.0円)白金先限帳入値4096円(前日比+56円)パラジウム先限帳入値7690円(前日比+30円)金、銀は総じて続落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調が圧迫要因になった。銀もニューヨーク安を受けて軟調となった。米新規失業保険申請件数が事前予想を上回り、労働市場の回復の遅れから、景気刺激策に対する期待感が強い。ただニューヨーク市場で株高が一服し、金の上値を抑える要因になった。米国債の利回り上昇も上値を抑える要因になり、金ETF(上場投信)から投資資金が流出した。1月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇した。ただ変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は、2カ月連続で横ばいだった。インフレに対する見方が出ているが、コア指数が横ばいとなったことで足元のインフレは落ち着いている。ただ景気刺激策が成立し、資金が投入されると、インフレにつながる可能性が出てくる。午後に入ると、ドル建て現物相場の下げ一服を受けて下げ幅を縮小したが、戻りは限られた。銀もニューヨーク安を受けて軟調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが54~39円安、ゴールドスポットが46円安、銀が1.6円安~2.0円高。

石油

原油先限帳入値38010円(前日比-200円)ガソリン先限帳入値49700円(前日比-160円)灯油先限帳入値51670円(前日比-210円)東京石油市場は売り優勢。需給改善期待を背景とした海外原油の連騰が途切れたほか、ニューヨーク時間外取引が軟調に推移していることから、国内市場では利益確定の売りが優勢となっている。中国が春節入りしたことで調整ムードが強まっている。ただ、円相場は1ドル=104円後半で推移しており、週初からの円高・ドル安は一服。春節で中国のほか、シンガポールや香港市場が休場。日本市場を除いて、アジアの金融市場はほぼ休場となっている。週末要因もあって、市場参加者の動意は限定的。石油市場は総じて続落。前日の海外原油先物は反落したうえ、この日のアジアの時間帯の夜間取引で一段安となったことに圧迫された。ただ、為替が1ドル=104円台後半まで円安に振れていることで、下げ幅も抑制された。主要3油種は、灯油の一部限月を除き、引けの下げ幅が200円までに収まった。また、この日も原油は期先2本にEFT絡みの商いが入ったとみられ、出来高が多くなった。前営業日比は、ガソリンが200~60円安、灯油が490円安~変わらず、軽油は出来ずだが、名目値で100円安。原油が200~30円安。中京ガソリンは出来ず、灯油は変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値238.5円(前日比-4.6円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、軒並み安。10日の弱地合いを流れを引継ぎ、期先を中心に売りが先行する展開となっている。ゴムRSS3号は、売り優勢となっている。先限ベースでみると、4日~9日まで4連騰となっており、18.3円も水準を引き上げた。この修正安場面が10日から訪れており、今日は一時237.4円まで軟化する場面があった。目先、上海市場が休場の中、積極的に売り込むこともないとみらて、230~235円前後で修正安場面も終わるとみる。その後は、手掛かり材料難、もみ合いとなりそうだ。上海ゴムは、2月18日から取引再開となるが、そのまでは、商いも盛り上がりを欠きそうだ。上海ゴムが休場となるなか、この上昇に対する修正安場面となった。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は4.6~1.9円安、7月限は同4.6円安の238.5円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は27890円(前日比-270円)とうもろこしは、総じて続落。10日のシカゴ急落を受け、夜間取引で大幅安となった流れを引き継いでいる。期先は11日のシカゴの反発から安値を離れ、先限は前半の取引で2万8070円まで戻した。2万8000円台は維持できず、2万7820円まで軟化。2万7900円台に戻しているが、2万8000円まで再浮上には至らず。シカゴ夜間取引が小幅続伸も序盤の下値切り上げで織り込み済み。飛び石連休の谷間で新規売買は伸び悩み、買い戻し主導で下値切り上げか。午後は2万7750円まで軟化し、売り圧力が強かった。終値で2万7900円割れ。期近3月限は出来ず。前営業日比は430円安~変わらず。先限は同270円安の2万7890円。


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