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夕刊:2021/02/16

日経平均株価は3万円をしっかり超えてくる。大阪金は小幅高。大阪白金は4500円台付けるも高値から値を削る。

為替

午前中の外為市場は、日経平均株価や時間外取引での米国株先物の上げ幅拡大を背景にリスク選好ムードとなっており、ドル安と円安の傾向が強まっている。ドル円はドル安よりも円安のほうが勝っており、前日高値を上回る105.58円近辺まで上値を伸ばし、200日移動平均線を上回ってきた。午前9時30分に豪州中央銀行(RBA)議事要旨が公表され「金融刺激策の撤回検討は時期尚早」などの文言が嫌気されて上値がやや重くなる場面もみられたものの、一時的となった。NZドル/ドルやNZドル円も上昇しており、それぞれ0.7259ドル、76.63円付近まで強含んでいる。豪銀大手ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が2020年10─12月決算を発表し、NZ国内で貸倒引当金が減少したほか、最高経営責任者(CEO)が「NZの経済と公衆衛生の状況改善には勇気付けられる」と述べたことも好感されているようだ。午後、ドル円は105円50銭を超える動きが見られた。日経平均が一時600円を超える上昇を見せるなど、株高の動きが強まる中でリスク選好の円売りが強まった。ドル円を除くとドル売りの動きも見られ、ユーロドルが1.2150前後まで上昇するなどしっかりの展開に。東京市場の朝方、前日の休場明けとなった米債券市場時間外取引で10年債利回りが1.2484%とさらなる上昇を見せたことなどがドル円を支える格好に。昨日バブル以来の3万円台に乗せた日経平均は、もう一段の上昇で始まり、こちらもドル円の支えに。午後に入って日経平均の上げ幅は一時600円を超えるところまで広がっており、リスク選好の動きが強まる形でドル円も上値をトライした。引けにかけて株式市場で利益確定売りが入ったこともあり、上値トライは一服も、押し目は限定的で堅調地合いを維持した。NY原油が米テキサス州などを襲う大寒波の影響で米国のエネルギー消費が拡大するとの思惑や、イエメン内戦を巡る中東情勢の緊迫化懸念などで上昇。資源国通貨全般の買いが強まる中で、豪ドルは広前に対ドルで0.78台を付ける動きに。午後に入ってさすがに調整が入り0.7780割れまで値を落としている。豪ドル円も82円40銭台まで昼前に上昇。その後はドル円の上昇もあって高値圏でもみ合いとなったが、その後82円ちょうど近く一時値を落としている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比383.60円高の30468.25円。前引けの日経平均株価は前営業日比480円04銭高の3万564円19銭と大幅続伸。東証1部の売買高概算は7億73万株、売買代金概算は1兆4453億5000万円。値上がり銘柄数は942、対して値下がり銘柄数は1141、変わらずは108銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は前日に続き買い意欲の強い展開となり、日経平均は大幅続伸、480円高とほぼ前場の高値圏で着地した。前日の米国株市場は休場だったものの欧州株市場が軒並み高に買われた流れを引き継ぎ、景気敏感セクターなどを中心に大型株に外国人買いとみられる大口の買いが流入、全体相場を押し上げる格好となった。ただ、中小型株には安い銘柄も目立ち、値下がり銘柄数が値上がり数を上回っている。売買代金は1兆4000億円台と高水準。午後は3万円の大台を値固めする展開となった。終値は前営業日比383.60円高の30,467.75円。前日に3万円の大台に乗せた後も堅調な流れを続けている。上げ幅を一時630円超に拡大したものの、終盤にかけて伸び悩んだ。25日移動平均線からのかい離率は前日の4.91%前後から5.90%前後に拡大している。

貴金属

金先限帳入値6185円(前日比+13円)銀先限帳入値95.2円(前日比+1.2円)白金先限帳入値4410円(前日比+111円)パラジウム先限帳入値7921円(前日比+231円)金、銀は総じて続伸。金は序盤、方向性を欠き、前日の終値水準でもみあったが、ドル建て現物相場の上昇や、円小幅安を背景に地合いを引き締めた。期先から10円超の上昇となり、プラチナ大幅続伸や、現物相場が一時1825ドル台に上げ幅を拡大から一段高となり、30円程度の上昇が目立ち、先限から6200円台乗せ。金は堅調。15日のニューヨーク金がプレジデンツデーのため、休場となり、夜間取引は見送りムードが強く、閑散商い。日中取引も序盤、閑散商いだったが、プラチナが大幅続伸となり、金とプラチナの現物価格のサヤが500ドル程度まで縮小したことから買いが幾分、増え堅調な値動きとなった。ユーロドルは堅調だが、ドル円は1ドル=105.50円台で推移し、ドルの独歩安にはなっていない。ドルの全面安となるまでは本格的な上昇は難しいとみる。金先限は日中取引で押し目を買われ、6206円まで上昇した。6200円を挟んで、堅調に推移しているが、今月12日の高値6243円を上抜くまではテクニカルは中立。午後に入ると、プラチナの上げ幅を縮小や現物相場の軟化が圧迫要因ながらも概ね2ケタ高を維持して引けた。銀は夜間取引から現物相場の下値の堅さを背景に期中から期先が買い優勢。日中取引は金の堅調とプラチナ大幅続伸に支援され、先限が上げ幅を拡大し、96円台での取引となったが、高値を放れ、95円台前半で推移した。前営業日比は、金標準、金ミニが9~13円高、ゴールドスポットが12円高、銀が0.6~10.0円高。

石油

原油先限帳入値39720円(前日比+20円)ガソリン先限帳入値51640円(前日比+190円)灯油先限帳入値53320円(前日比+80円)東京石油市場は小動き。前日のニューヨーク市場がプレジデントデーのため休場だったことから動意は鈍い。中国市場は春節のため引き続き休場。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産や、コロナショック後の需要回復で需給が引き締まっていくと期待されているなかで、一時的に強含む場面があった。円相場は1ドル=105円半ばで円売りが優勢。イラク北部にある米主導の連合軍の基地がロケット弾の攻撃を受けた。民間業者のスタッフ1名が死亡したほか、米兵1名を含む5人が負傷した。イランの支援を受けた民兵組織による攻撃とみられている。「サラヤ・アウリヤ・アルダム」と名乗る組織が犯行声明を出している。石油市場は油種間で小幅まちまち。原油は小幅まちまち、ガソリン、灯油は総じて小幅高。為替が1ドル=105円台半ばまで円安に振れるなか、前日のニューヨーク原油の時間外取引が小動きとなり、ブレント原油が上昇したが、肝心のドバイ原油の現物が軟調に推移したことで、上値が重くなり油種間で方向性に欠けた展開となった。主要3油種は、原油の上値が重くなり、製品が総じて堅調に引けたことで、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は総じて拡大した。なお、原油当限や約定しなかった灯油4・5月限を除き、さらに一代高値を更新した。前営業日比は、ガソリンが50~310円高、灯油が変わらず~230円高、軽油は出来ずだが、名目値で100~200円高。原油が50円安~20円高。中京ガソリンは200円安~変わらず、灯油は変わらず~1500円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値252.0円(前日比-0.7円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、期近安・期先高。寄り付きでは、前日の急伸の反動から、売りが先行した。だが、その後は、株高などを手掛りに徐々に買い優勢に転じ、期先3本はプラスサイドに転じている。昨日の期先を中心とした上昇、そして、今日の期近安・期先高により、一時100円近くまで広がっていた当先の逆ザヤが、8円前後の順ザヤとなった。このサヤ関係をみると、荷物のひっ迫感はかなり後退したようだ。ここから、上海ゴムの市場参加者をはじめ、投機玉が中心になってくるだろう。現在、市場はリスクオンになっており、株高を筆頭に多くのアセットクラスが上昇している。ゴム市場のその流れに乗ってきたとみられ、先限は260円の節目を試すことになりそうだ。日経平均株価が終盤に上げ幅を縮小させると、再び地合いを緩め、軒並みマイナスに転じた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は2.1~0.5円安、7月先限は同0.7円安の252.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は28600円(前日比-円)とうもろこしは、まちまち、期先11、1月限が3連休明けのシカゴ夜間取引の上昇から買い優勢。今日、新甫発会の22年3月限は2万8600円で発会。2万8700円まで上したが、上げ幅を削り、発会値と同値で推移。1ドル=105円台半ばの円安も買い材料。期先が堅調。日中取引の前半1時間は商いが少なく、方向性がなかったが、3連休明けのシカゴコーン夜間取引が10セントを超える上昇となり、薄商いではあるが、幾分、動意付いた。一時、発会値より下落したが、発会値と同値で引けた。期先1月限よりわずかに上ザヤ。前営業日比は10円安~400円高。期先1月限は同140円高の2万8520円。


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