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夕刊:2021/02/17

貴金属は大幅安。白金は上昇にブレーキか。日経平均株価も一休止。ドル円は106円を挟んでの攻防。

為替

前場の外為市場の序盤は時間外取引での米国株先物の下落を背景にリスクオフのドル高が優勢となったが、中盤に差し掛かったところで米国株先物が下げ渋ると、ドル高も一服している。一時は、ドル円は前日高値を上回る106.22円付近まで上昇し、ユーロドルは前日安値を下回る1.2083ドル付近まで弱含む場面がみられた。豪ドル円は82.10円前後、豪ドル/ドルは0.77ドル台半ばで推移しており、やや上値の重さがみられている。豪中銀(RBA)総裁補佐による「RBAの政策は、今後も豪ドル相場に下向きの圧力をかけるものになる」との発言が伝えられ、材料視されているもよう。ポンドの上値も重い。ポンド円は147.03円付近まで、ポンドドルは1.3862ドル付近まで弱含んだ。英国政府から「国内のワクチン接種は9月までに全成人で完了」との見通しが示されたが反応薄。英国の消費者物価指数、生産者物価指数、小売物価指数の発表を日本時間の本日夕方に控えて、ポジション調整のポンド売りが優勢となっているようだ。午後のドル円は105円90銭台での推移となった。朝方106円22銭まで上昇したドル円は、その後106円00銭から10銭台にかけてのレンジ取引を経て、昼前に106円を割り込む動きに。午後に入っての上値は106円02銭までとやや頭の重い展開となり、一時105円84銭まで値を落としている。米債利回りの上昇が一服。朝方に米10年債利回りが1.331%まで上昇したが、その後1.30%割れに低下する中で、ドル買いポジションに調整が入った。日経平均が三日ぶりの反落となったことも、ドル円の重石となった。ドル円の上昇に合わせて2018年以来の高値圏となる128円46銭を付けたユーロ円は、その後の調整局面が午後も続き、一時128円割れを付ける動きとなっている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比175.56円安の30292.19円。前引けの日経平均株価は前営業日比265円04銭安の3万202円71銭と反落。東証1部の売買高概算は7億850万株、売買代金概算は1兆4427億3000万円。値上がり銘柄数は1173、対して値下がり銘柄数は916、変わらずは104銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の米株市場で主要株指数が高安まちまちだったこともあり上昇一服ムード。日経平均は前日までの急騰の反動もあって目先利益確定の売り圧力が表面化した。米長期金利の上昇を背景に銀行株などが堅調だったが、主力ハイテク株には売りを誘う要因となった。日経平均は朝安後急速に下げ渋る動きをみせる場面もあったが、買いは続かなかった。ただ、個別では中小型株に買われるものが多く、値上がり銘柄数は値下がり数を上回っている。安値圏からは下げ渋るなど、底堅い動きを見せた。2月1日から16日までの上げ幅は2,800円超に達した。また、前日までの2日間で947円高と大きく上昇しており、大幅高の反動などから利益確定の売りに押された。一時下げ幅を270円超まで拡大したものの、安値圏からは下げ渋りを見せて引けた。

貴金属

金先限帳入値6109円(前日比-76円)銀先限帳入値93.9円(前日比-1.3円)白金先限帳入値4241円(前日比-169円)パラジウム先限帳入値 出来ず金、銀は総じて反落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル高が圧迫要因になったが、ドル建て現物相場の下げ一服が下支えになった。銀もニューヨーク安を受けて軟調となった。金はニューヨーク市場で株高となり、押し目を買われる場面も見られたが、米国債の利回り上昇からドル高に振れたことから戻りを売られて軟調となった。1800ドルの節目を割り込んでおり、手じまい売りが続くと圧迫要因になるとみられる。世界最大の資産運用会社ブラックロックは2020年第4四半期に金ETF(上場投信)を売却し、銀ETFに乗り換えたことが明らかになった。年末の残高は金ETFが468万株(第3四半期末737万株)、銀ETFは120万株となった。米国債の利回りが上昇しており、金ETFからの投資資金流出が続くと圧迫要因になりそうだ。16日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比5.54トン減の1136.68トンとなった。午後に入ると、ドル建て現物相場が堅調となったが、円安一服に上値を抑えられた。銀もニューヨーク安を受けて軟調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが87~72円安、ゴールドスポットが81円安、銀が2.5円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値39930円(前日比+210円)ガソリン先限帳入値51610円(前日比-30円)灯油先限帳入値53540円(前日比+220円)東京石油市場は売り優勢。円相場が1ドル=106円前半で推移していることは支援要因だが、前日の海外原油の上値が伸びなかったことや、時間外取引でニューヨーク原油が軟調に推移していることが重しとなっている。需給改善期待を背景とした上げが続いてきたが、海外原油の上昇は一服気味。米国の新型コロナウイルスの新規感染者数は約5万4000人まで減少した。1月2日に30万人まで拡大した後はピークアウトが鮮明。米国のワクチン接種率は1回目と2回目をあわせて16.63%と集団免疫の獲得にはまだ遠いが、流行は明らかに沈静化している。1日あたりの死者数も急減。午後は石油市場は総じて小幅高。前日の海外原油先物はニューヨーク原油主導で上伸したが、すでに堅調だった前日の国内大引け時点と比較すると小幅な値動きとなったことで強気のインパクトには欠けたが、為替が一時1ドル=106円台前半まで円安に振れたことで、東京石油も堅調に引ける限月が多くなった。主要3油種では、原油が当限を除く5本、ガソリンは4本、灯油は全限月が一代高値を更新した。原油先限は一時4万円ちょうどまで上伸した。前営業日比は、ガソリンが150円安~180円高、灯油が110~360円高、軽油は出来ずだが、名目値で100円高。原油が130~250円高。中京ガソリンは変わらず、灯油は変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値259.6円(前日比+7.6円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、続伸。寄り付きでは、。円安や原油高などを好感し、買いが先行する展開となった。だが、その後、日経平均株価が下落すると、徐々に上げ幅を削っている。今日の序盤の取引で、先限が節目の260円にタッチした。ただ、その後は、日経平均株価の下落やドル円がやや円高に振れていることなどを受けて、255円台まで軟化している。今週に入り、20円以上も上昇していることから、節目の260円付近では、利食い売りや戻り待ち売りが出たるようだ。終盤は期近がしっかりとなったことから、買いが優勢となった。TSR20は出来ず。帳入値は3.0~4.0円高。大引けのRSS3は、前営業日比は3.1~7.6円高、7月限は同7.6円高の259.6円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は28880円(前日比+280円)とうもろこしは、総じて上昇。序盤は前日のシカゴ大幅高、1ドル=106円台前半の円安を背景に期先3本を含む4本が買い優勢となった。昨日、新甫発会となった22年3月限は寄り付き直後に2万8970円をつけ、先限つなぎ足で2013年の高値に顔合わせした。その後、2万8840円で買い拾われ、2万8990円まで再上昇となった。2万9000円が抵抗線となり、上げ幅を縮小しているが、2万8900円台で堅調に推移。期先11月限は一時マイナスサイドに軟化した後、前日比変わらずで推移。発会間もない先限と7月限が一代高値を更新した。先限は2万9000円にはわずかに届かなかった。前営業日比は140~280円高。先限は同280円高の2万8880円。


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