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夕刊:2021/02/22

日経平均株価はしっかり。貴金属も国内休日を前に大幅高で終える。オイルは小幅続伸。

為替

午前中は円売りのほか、オセアニア通貨高が目立っている。格付け会社S&Pがニュージーランドの格付けを引き上げたことが手がかり。コロナ封じ込め後の景気回復が早いと認識を示している。NZドル/ドルは0.7338ドル付近まで上昇し、2018年4月以来の高値を更新した。NZドル円は77.42円付近と同年12月以来の高値となっている。豪ドル/ドルは0.7908ドル付近、豪ドル円は83.43円付近まで上げた。ドル円は105.74円付近、ユーロ円は128.13円付近、ポンド円は148.27円付近まで円安推移。英国でワクチン接種が順調に進んでいることもあってポンド円の上昇トレンドは鮮明。午後、ドル円は105円60銭台での推移となった。米10年債利回りの上昇が週明けも続き、午前中に一時1.39%台を付ける中でドル円は105円70銭台まで上昇。その後米債利回りの上昇は一服も、高値圏での推移が続く中、ドル円は高値からはやや調整も堅調な地合いが続いた。ドル円は昼過ぎに105円56銭前後まで調整が入ったが、押し目はそこまで。その後は105円60銭前後でのもみ合いに。米インフレ期待の拡大が米債利回り上昇につながっており、当面金利面でのドル買い意欲が続くとの思惑がドル円を支えている。午前中に1.2130台を付けてから、ドル全面高の動きに12110台まで調整が入ったユーロドルは、午後に入って1.2120前後での推移に。1.21台を維持しての推移が続き、次の方向性を探る展開に。欧州の景況感改善が支えとなっているものの、ドル高基調が重石となっており、ユーロ買いとドル買いが交錯する展開に。ユーロは対円ではしっかりの展開が続いており、午後は128円00銭台を中心とした推移。午前中に128円13銭を付けた後、ユーロ売りの動きもあって昼前に128円割れを付けたが、下げの動きはそこまでとなった。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比138.11円高の30156.03円。前引けの日経平均株価は前営業日比232円91銭高の3万250円83銭と反発。東証1部の売買高概算は6億4820万株、売買代金概算は1兆2612億2000万円。値上がり銘柄数は1676、対して値下がり銘柄数は450、変わらずは65銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、朝方からリスクを取る動きが優勢だった。前週末の米国株市場で主要株指数は上値の重い展開となったが、東京市場では新型コロナワクチン普及への期待を背景に景気回復を先取りする形で景気敏感株が買われ全体相場を牽引した。また、半導体関連株への買いも目立ち、指数押し上げに寄与した。ただ、3万トビ台では目先筋の利益確定売り圧力も根強い。日経平均株価は一時400円を超える上昇をみせたものの、前場後半は伸び悩み、特に前引け近くになって大口の売りが出て上げ幅を230円程度まで縮小している。高寄り後はプラス圏でのもみ合いとなった。30,000円の大台を割り込むことはなかったが、30,500円の節目には届かなかった。25日移動平均線からのかい離率は3.83%前後に小幅拡大している。

貴金属

金先限帳入値6096円(前日比+62円)銀先限帳入値95.0円(前日比+2.5円)白金先限帳入値4380円(前日比+100円)パラジウム先限帳入値 できず金、銀は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。2月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合指数が48.1となり、前月の47.8から上昇したほか、事前予想48.0を上回った。ドル安に振れ、金の支援要因になった。一方、米国の追加経済対策に対する期待感から米国債の利回りが上昇し、米10年債利回りは1.36%と昨年2月以来の高水準となった。金ETF(上場投信)からの投資資金流出が続き、上値を抑える要因になった。19日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比5.25トン減少の1127.64トンとなった。市場では、米国債の利回り上昇に対する懸念が強く、今週は一段安になるとの見方も出ている。ただインフレ見通しが下支え要因であり、売り一巡後は買い戻し主導で上昇することになりそうだ。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、円安を受けて押し目は買われた。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。前営業日比は、金標準、金ミニが43~70円高、ゴールドスポットが39円高、銀が変わらず~2.5円高。

石油

原油先限帳入値39630円(前日比+420円)ガソリン先限帳入値51200円(前日比+450円)灯油先限帳入値53000円(前日比+430円)東京石油市場はしっかり。先週末の海外原油は続落したものの、週明けのニューヨーク時間外取引が堅調な推移となっていることが国内市場を下支えしている。寒波に見舞われた米テキサス州では気温が平年並みに戻り発電所が復旧したが、凍結した石油関連施設の被害の全容がまだ明らかとなっておらず、供給懸念が根強い。円相場は1ドル=105円半ばで推移しており、先週末の大引け水準と比較するとやや円高。イスラエルのワクチン接種率は78.8%まで上昇している。2回目の接種率は31.8%とまだ十分ではないが、集団免疫の獲得がかなり迫っている。イスラエルの感染者数や死者数はかなり沈静化した。ただ、米国や英国など流行が顕著だった国でも蔓延は峠を越えており、統計上の数値からワクチンの効果を認識することは今のところ難しい。石油市場は総じて反発。為替が1ドル=105円台半ばでのもみ合いとなるなか、20日の海外原油先物は下落したが、すでに20日の国内大引け時点の夜間取引で下落していたことや、週明けのアジアの時間帯の夜間取引が上昇していることに支援された。また週明けのドバイ原油の現物も上伸している。主要3油種は、原油の当限を除き堅調となり、この日の高値圏に近い引けとなった。前営業日比は、ガソリンが250~520円高、灯油が390~640円高、軽油は出来ずだが、名目値で変わらず~100円高。原油が10円安~420円高。中京ガソリンは変わらず~310円高、灯油は変わらず~600円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値276.3円(前日比-円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、続伸。寄り付きでは、上海夜間が大幅高となったことを受けて、買いが先行した。その後、日中取引の上海ゴムもしっかりと推移していることから、高値圏でのもみ合いとなっている。上海ゴム中心限月の5月限は、一時1万6240元まで上昇し、昨年10月29日に付けた一代の高値1万6350元に接近した。同水準では、切り返され、現在、1万5910元付近での取引となっている。今日、1万6000元台で引けると、一段高の可能性が出てきそうだ。逆に、同水準を維持できず、上ヒゲの長い日足となれば、直近の上昇が急だっただけに調整安場面に入る可能性があるので注意したい。午後は一段高となり、9円超の上昇が続出した。他商品が全面高となったことや、日経平均株価の上昇もゴム市場での買い方の追い風となった。5、6、7月限が一代高値を更新。新甫8月限は発会値273.6円から2.7円高の276.3円で引けた。TSR20は出来ず。帳入値は4.0~6.0円高。大引けのRSS3は、前営業日比は8.4~10.3円高、7月限は同9.9円高の274.9円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29260円(前日比+400円)とうもろこしは、総じて上昇。19日のシカゴは期近が軟調に引けたが、序盤、期近7月限、期中11月限が3ケタ高。序盤、小幅安で推移した先限がプラスサイドに浮上すると、期先1月限も地合いを引き締めた。先限は2万9200円の高値をつけ、先限つなぎ足で2012年8月以来の高値をつけた。22年3月限として一代高値を更新。期中9月限が100円安だが、その他はシカゴ夜間取引が期近が反発し、3ケタ高が目立つ。引け前に2万9260円の高値をつけ、高値引けとなった。期中9月限は変わらず。前営業日比は変わらず~400円高。先限は同400円高の2万9260円。


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