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夕刊:2021/02/26

日経平均株価は大幅安で29000円割れ。貴金属も大幅安。オイルも小安い。

為替

前場の外為市場はオセアニア市場まで続いていたドル全面高が一服し、ユーロドルは本日安値1.2138ドル付近から1.2180ドル前後まで、ポンドドルも同様に1.3951ドル付近から1.4020ドル前後まで値を戻している。米国7年債の入札不調をきっかけとした米国債利回りの急騰が、落ち着いていることが背景。ドル円もドル買いの流れで106.43円付近まで上昇したが、東京債券市場で日本国債の利回りも上昇し、日米金利差のドル優位が緩和されたため、東京中盤にかけては106円割れまで軟化している。NZドル/ドルやNZドル円も全体相場につれた値動きをみせている。早朝にニュージーランドの1月貿易収支の結果が公表され、東京序盤にはニュージーランド中央銀行のオア総裁が現行の緩和策を長期間継続すると改めて表明したというニュースも伝えられているが、いずれも反応薄となった。外為市場、米国の金利動向に振り回される展開となった。米7年債の入札不調をきっかけに米国債の利回りが急騰したため、東京序盤までのドルは全面高。その後は米国債券市場が落ち着きを取り戻し始めたため、東京中盤のドルは上昇一服の様相となったが、午後になって米国の10年債利回りが午前中の1.44%台から1.50%台へ再び上昇すると、東京終盤はドル買いがやや優勢になっている。ドル円は午前中に106.43円近辺から105.85円付近まで軟化した後、午後にかけては106.20円前後まで持ち直している。東京中盤にかけては、東京債券市場でも日本国債の利回りが上昇したため、日米金利差の縮小からドル売り・円買いが優勢となった。終盤にかけては米国債の利回り上昇を受け、ドル円もドル買い・円売り傾向となった。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比1202.26円安の28966.01円。前引けの日経平均株価は前日比722円10銭安の2万9446円17銭。東証1部の売買高概算は7億3432万株、売買代金は約1兆4896億円。値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は1733、変わらずは67銘柄だった。日経平均株価は急落。米長期金利の上昇を受け、前日のNYダウが559ドル安と大幅下落となった。これを受け、東京市場も売りが膨らむ展開となり、日経平均株価は3万円を割り込み、一時900円を超す下落となる場面があった。33業種全てが下落する全面安商状となっている。ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>といった値がさ株が下落したほか、ハイテク株も値を下げている。1,200円超まで下げ幅を拡大した。長大陰線となって、29,000円の節目を割り込んだ。一目均衡表の基準線や25日移動平均線を割り込んでいる。過去数か月、基準線か25日移動平均線のいずれかにサポートされて上昇に転じるケースが多く、今回もこの付近で下げ止まるようなら再び上昇に転じることとなろう。

貴金属

金先限帳入値6022円(前日比-95円)銀先限帳入値93.8円(前日比-2.5円)白金先限帳入値4155円(前日比-133円)パラジウム先限帳入値 出来ず。金、銀は総じて下落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。銀はニューヨーク安を受けて期先3本が反落した。米国債の利回り上昇を受けて株価が急落し、リスク回避のドル高となった。米10年債利回りは米7年債の入札不調を受けて一時1.614%まで上昇した。1.6%を超えると、新興国市場の脅威になるとみられており、株安に転じた。金ETF(上場投信)からの投資資金流出が続き、金の圧迫要因になった。米金融当局者は利回り上昇に対応する必要はないとの見方を示した。米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は、長期金利のこのところの上昇は景気回復に対する楽観的な見方が強まっていることを反映したもので、米連邦準備理事会(FRB)が対応する必要はないとの考えを示した。また米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、米成長加速やインフレ上昇見通しを踏まえ、最近の米10債利回り上昇は「妥当な」市場の反応という認識を示した。午後に入ると、米国債の利回り低下が下支えになったが、ドル高を受けて戻りを売られた。銀はニューヨーク安を受けて期先3本が反落した。前営業日比は、金標準、金ミニが117~95円安、ゴールドスポットが111円安、銀が2.8円安~0.3円高。

石油

原油先限帳入値41170円(前日比-580円)ガソリン先限帳入値53270円(前日比-円)灯油先限帳入値54600円(前日比-円)東京石油市場は軟調。海外原油の上値が伸びなかったことが重しとなっている。来週の石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を控えて利益確定の売りが優勢。米利回りのさらなる上昇でリスク資産全般がやや圧迫されていることも原油の伸び悩みにつながっている。円相場は1ドル=106円前半で円安・ドル高の流れにあるが、東京時間帯に入ってからは円買い・ドル売りがやや優勢。時間外取引でニューヨーク原油は下落。東京時間帯の米長期債利回りは1.48%付近で推移。昨日のニューヨーク市場から4BPほど低下して推移している。コロナショックを経て米経済が回復途上にあることや、バイデン政権による国債の増発見通しが利回りを押し上げているが、新型コロナウイルスのワクチン効果が持続する期間は明らかとなっておらず、安全資産としての米国債に対する需要は根強い。利回り上昇も買いを呼び込んでいる。午後の石油市場は反落。為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れるなか、前日の海外原油先物が小幅にニューヨーク原油高のブレント原油安となったが、アジアの時間帯の夜間取引で崩れていることに圧迫された。またこの日のドバイ原油の現物も下落している。主要3油種では、原油は当限を除く5本がさらに一代高値を更新したが、ガソリン、灯油はこの日5番限に回った8月限のみ一代高値を更新した。なお、新甫9月限はともに8月限に対して若干下ザヤで推移した。前営業日比は、ガソリンが670~40円安、灯油が620~400円安、軽油は出来ずだが、名目値で400~200円安。原油が590~10円安。中京ガソリンは出来ず、灯油は変わらず~3400円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値275.9円(前日比-14.1円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、急反落。寄り付きでは、上海夜間が軟調に推移したうえ、米長期金利の上昇を背景に株式市場が大幅安となったいることを嫌気して、売りが先行した。その後、日中取引の上海ゴムが売り込まれると、下げ幅を拡大している。ゴムRSS3号先限は前日の取引で293.6円まで上昇したが、今日は272.4円まで一時下落するなど、急反落となっている。上海ゴムが下落した影響もあるが、米長期金利の上昇を嫌気して米国株が急落し、その流れが他市場に波及したことが大きな要因である。このため、ゴム独自の弱材料で下落してはないため、金融市場全体が落ち着きを取り戻せば、再び地合いを引き締めそうだ。また、直近の上昇幅が大きかったこともあり、現状は調整安場面とみる。午後、日中取引の上海ゴムが売り込まれると、下げ幅を拡大した。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は15.2~11.4円安、8月限は同14.1円安の275.8円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29190円(前日比-860円)とうもろこしは、軒並み反落。前日のシカゴ反落を受け、夜間取引後半~終盤で下げに転じた。日中取引もその流れを引き継いだ。先限は序盤、早々に下値を切り上げたが、3万円が抵抗線になった。他商品の下落、株安から売りが増え、2万9500円まで下げ幅を拡大した。最も取組高の多い期先1月限は2万9000円割れ。今日の安値圏で引けた。期近1月限の下げがきつく、1230円安の2万8410円で安値引け。前営業日比は1230~250円安。先限は同860円安の2万9190円。


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