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夕刊:2021/03/01

日経平均株価は週末の下げを半分取り戻す。大阪金は6000円台をキープ。オイルもしっかり。

為替

外為市場は日経平均株価の大幅上昇を背景に、クロス円はリスク選好の円売りが優勢となっている。一方、ユーロドルやポンドドルも東京序盤は株高を受けてドル安気味に推移したが、中盤に差し掛かるとドル安が一服。ユーロドルは午前9時30分頃に1.2101ドル付近の本日高値をつけたが、その後は1.2080ドル台に押し戻されている。債券市場の動向に注目が集まる中、米10年債の利回りが小動きで推移していることも影響しているようだ。ドル円は、朝方はドル安のほうが勝って106.37円近辺まで軟化したが、午前9時30分過ぎから円安優勢で106.69円付近まで上昇している。前週末の高値に顔合わせとなった。NZドル/ドルやNZドル円は堅調。オセアニア市場でそれぞれ0.7232ドル付近、77.06円付近の本日安値をつけた後はじり高となっており、0.7288ドル近辺、77.66円近辺まで上昇している。2月27日にニュージーランド最大の都市オークランドでロックダウン発令とのニュースが伝えられ、週明けはNZドル売りで取引が始まったものの、一時的となった。午後の東京外為市場で、ドル円は106円50銭割れを付けるなど、昼前の上値トライからの調整が入る展開となった。もっとも下がったところでは買いが出る流れで、上下ともにやや動きにくい展開に。先週末に大きく値を崩した日経平均が、週明けは大きく買い戻しが入る展開となり、その他アジア株の堅調な動きもあって、リスク選好の円売りの動きが優勢に。ドル円は昼前に先週末につけた直近高値を更新する106円70銭を付ける動きとなった。もっとも、上値トライはそこまでで、午後は上値から調整が入った。朝方、いったん低下して始まり、先週末NY午後の水準に並ぶ1.37%台を付けた米10債利回りは、昼前にかけて上昇傾向となり1.42%台まで。しかし、午後に入って利回りの低下が見られたことで、ドル買いの勢いを失う展開に。朝方1.21台を付けたユーロドルは、大台を維持出来ず値を落としたが、1.2070台での推移と、下値進行も限定的で、ドル買いが進む流れにはならず。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比697.49円高の29663.50円。前引けの日経平均株価は前営業日比655円25銭高の2万9621円26銭と急反発。東証1部の売買高概算は5億8098万株、売買代金概算は1兆1819億7000万円。値上がり銘柄数は1739、対して値下がり銘柄数は385、変わらずは68銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前週末に先物主導で日経平均が1200円あまりの急落をみせた反動もあり、主力ハイテク株中心に買い戻しが優勢となった。米国では長期金利が上昇一服となり、NYダウは大きく下げたものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が下げ止まる動きをみせたことから、過度な市場心理の不安が後退した。東京市場では個人が値ごろ感から押し目買いに動いているとの観測があり、これに先物を絡めたインデックス買いも加わって、日経平均の上げ幅は一時700円を超える場面もあった。前引け時点で東証1部の約8割の銘柄が上昇している。前週末に1,200円超の下げとなった反動から値を戻した。一目均衡表の基準線や25日移動平均線(1日時点、29,216.71円)を回復している。前週末の安値から上昇に転じたものの、今日の上げ幅は前週末の下げ幅の半分強にとどまっている。

貴金属

金先限帳入値6010円(前日比-12円)銀先限帳入値93.7円(前日比-0.1円)白金先限帳入値4178円(前日比+23円)パラジウム先限帳入値7972円(前日比-180円)金、銀は総じて続落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調を受けて下げ一服となった。銀もニューヨーク安を受けて軟調となった。米国債の利回り上昇が一服する場面も見られたが、長期金利上昇に対する懸念は強く、利回り上昇が再開すると、株安・ドル高に振れ、金の圧迫要因になった。25日の米国債の利回り急伸について、テクニカル要因の動きがきっかけとみられている。米国債先物の取組高が急減しており、7年債の入札不調を受けてストップロスの売りが出たもよう。週明けは米国債の利回りが低下し、ドル高が一服し、株高に振れた。リスク回避の動きが一服すると、金は買い戻し主導で上昇する可能性が出てくる。米下院は27日、1兆9000億ドル規模の追加経済対策法案を可決し、米上院に送付した。ただ最低時給の引き上げを巡る審議が難航するとみられている。米民主党は3月中旬までの成立を目指しており、今後の協議の行方を確認したい。午後に入ると、ドル安一服を受けて戻りが一服した。銀はニューヨーク安となったが、安値から戻し、先限が小幅高となる場面も見られた。前営業日比は、金標準、金ミニが22~7円安、ゴールドスポットが10円安、銀が3.7~0.1円安。

石油

原油先限帳入値40900円(前日比-円)ガソリン先限帳入値53650円(前日比+380円)灯油先限帳入値55200円(前日比+600円)東京石油市場は上昇。オマーン湾でイスラエル船舶が爆発し、イスラエル国防相がイランの関与を指摘したことから中東の地政学的リスクが高まっている。石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産見通しから先週末の海外原油は下落したものの、週明けの時間外取引でニューヨーク原油は反発の動き。円相場が1ドル=106円半ばで円安・ドル高の流れが続いていることも国内市場の支援要因。ロイター通信の報道によると、バイデン政権は対ベネズエラ制裁の解除を急がない見通し。ベネズエラの独裁的なマドゥロ政権が野党と真摯に協議する用意があることを示す信頼できる動きを見せるならば、制裁緩和を検討する可能性があるという。ホワイトハウスの関係筋の発言として伝わっている。石油市場は総じて反発、原油は総じて小幅高、ガソリン、灯油は反発。為替が1ドル=106円台半ばまで円安に振れるなか、27日の海外原油先物が急落したものの、中東地域の地政学的リスク増大から週明けのアジアの時間帯の夜間取引で急伸したことに支援された。またこの日のドバイ原油の現物も急伸したが午後に上げ幅を大きく縮小している。主要3油種では、原油はこの日最終決済日となった当限を除く5本がプラス引けしたもの小幅高にとどまり、ガソリンを中心に石油製品の上げ幅が大きくなったことで、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)はおおむね拡大することになった。なお原油2月限の最終決済価格は4万0330円。前営業日比は、ガソリンが380~750円高、灯油が150~600円高、軽油は出来ずだが、名目値で300~800円高。原油が10円安~110円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値266.5円(前日比-9.4円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、続落。寄り付きでは、上海夜間が下落したうえ、米株安や原油安を嫌気して売りが先行した。その後も戻りは鈍く、安値圏での取引が続いている。ゴムRSS3号先限は、先週の取引では支持されていた節目の270円を下抜き、267円台まで水準を引き下げる場面があった。テクニカル的には、2月19日と22日のギャップ埋めとなる、2月19日の高値265円を目指した展開となりそうだ。265円をしっかり割り込んでしまうと、節目の260円まで支持らしい支持はない。ただ、今回の下落は、ゴム独自の材料ではなく、米長期金利の急上昇という金融市場全体に起こったショックが背景にある。このため、現状、米長期金利の動きも落ち着きを取り戻し始めているため、徐々に地合いを引き締める可能性もありそうだ。午後に入り、269.4円まで戻したのが精一杯。終盤にかけ再度、下げ幅を拡大し、265.1円の安値をつけ、今日の安値圏で引けとなった。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は12.1~4.9円安、8月限は同9.4円安の266.5円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29320円(前日比+130円)とうもろこしは、期中先が反発。序盤から先限が買い優勢となり、期先1月限がつれ高。26日のシカゴコーンが安値を離れ、下値の堅さを示したことが支援材料。期先高に追随し、期中9、11月限もプラスサイドに反転。先限は2万9490円まで上昇。いったん2万9500円が抵抗線になったが、午前10時45分に2万9500円超え。2万9500円超えとなると、一段高となり、2万9610円の高値をつけた。午後は上げ幅を縮小し、2万9300円台での取引となったが、堅調に推移。前営業日比は720円安~400円高。先限は同130円高の2万9320円。


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