バックナンバー2021

朝夕刊
1月
2月
3月
Winner's_door
1月
2月

夕刊:2021/03/03

日経平均株価はしっかりで再び3万円を試すのか。大阪金は昨日の下げの半値を戻す。ドル円は106円台後半で推移。

為替

外為市場は豪ドルが堅調。午前9時30分発表の豪州2020年第4四半期国内総生産(GDP)が市場予想を上回り、豪ドル/ドルは0.7838ドル付近まで、豪ドル円は83.71円付近まで強含んだ。NZドルは戻り歩調。NZドル/ドルは朝方の安値0.7280ドル付近から、NZドル円は同じく77.68円付近からじり高となっている。午前6時45分発表のニュージーランド1月住宅建設許可件数が弱かったことが嫌気されたものの、NZドル売りは一時的なものにとどまった。ドル円も106.86円近辺までじり高となっており、再び107円をトライする展開になっている。米国債の利回りが上昇しており、日米金利差のドル優位が拡大していることが背景。ドル円の上昇につれて、クロス円もおおむね円安気味に推移している。午後の東京外為市場で、ドル円は106円80銭台での推移。午前中からしっかりの展開となっているが、昨日の高値に届いておらず、朝から20銭レンジと落ち着いた動きに。ユーロドルに至っては朝から10ポイントレンジとなっており、様子見ムードが広がる展開となった。午前9時半に発表された第4四半期GDPが好結果となった豪ドルは、午前中しっかりの展開となったが、午後は対ドルでのドル買いに押され上値から値を落とした。朝の0.7810台から0.7838まで上値を伸ばしたが、午後は0.7810台へ値を落としている。株高を受けてのリスク選好の円売りもあり、ユーロ円は一時129円20銭台を付けるなど、午後に入っても堅調地合いに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比150円高の29559.10円。前引けの日経平均株価は前営業日比51円54銭高の2万9459円71銭と反発。東証1部の売買高概算は5億9562万株、売買代金概算は1兆1506億1000万円。値上がり銘柄数は1044、対して値下がり銘柄数は1052、変わらずは98銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯の展開で、日経平均は前日終値を挟んで上下に振れたが、前場終盤に買いが優勢となった。前日の米国株市場で主力ハイテク株が売られNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って下落したことで、東京市場もリスク回避の売りが誘発されやすい環境にあった。しかし、日経平均は前日に米株市場に先立って下値を試しており、足もとで米長期金利の上昇が一服していることや、新型コロナワクチン普及による経済活動正常化への期待などから押し目買いの動きが活発、全体相場を支える形となった。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の数は拮抗している。懸念された米10年債利回りが前日終値ベースで1.40%台まで低下していることで、市場のセンチメントが改善している。取引時間中は中国や香港などをはじめアジア株市場が強い値動きをみせたことや、米株価指数先物が堅調に推移したこともプラスに働いた。業種別では鉄鋼、非鉄、空運など景気敏感セクターが買われた。

貴金属

金先限帳入値5956円(前日比+56円)銀先限帳入値92.7円(前日比+2.2円)白金先限帳入値4120円(前日比+75円)パラジウム先限帳入値 できず金、銀は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は円安となったが、ドル建て現物相場の軟調に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。欧州中央銀行(ECB)が前週、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れペースを減速させたことや、米国債利回りの上げ一服を受けてドル安に振れた。ただパネッタECB専務理事は、債券利回りの上昇を抑えるため、ECBは買い取り額の増額や買い取りプログラムの拡大を躊躇(ちゅうちょ)すべきでないという考えを示した。来週のECB理事会で何らかの措置が示されるかどうかが焦点になりそうだ。一方、ドイツ政府は新型コロナウイルス感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)を3月28日まで延長する方針とした。景気回復期待が強いが、ワクチンの接種ペースの遅れや新型コロナウイルスの変異株の感染拡大に対する懸念が残っている。米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は、米経済見通しが著しく改善したものの、FRBは「忍耐強く」対応し、政策変更の検討を始める前に雇用や物価目標が達成に向けた軌道に乗ることを確実にする必要があるとの見解を示した。就業者の拡大期待からインフレリスクをある程度許容する方向へと移行している。ただブルームバーグは、同理事は講演後の質疑応答で、「市場の動向に非常に注意を払っている」と述べたことを伝えており、市場では、何らかの対策を講じる可能性があるとの見方も出ている。午後に入り、ジリ高となり、一時60円超の上昇で推移。終盤は現物相場が戻り売りで小幅軟化から上げ幅を縮小したが、50円超の上げ幅を維持して引けた。銀はニューヨーク高を受けて期中から買い優勢となった。上げ幅は限月に寄って異なったが、先限は93.1円まで上昇。後半は93円で高もちあい後、終盤に高値を離れた。前営業日比は、金標準、金ミニが55~67円高、ゴールドスポットが54円高、銀が0.4円安~2.9円高。

石油

原油先限帳入値39550円(前日比+220円)ガソリン先限帳入値52020円(前日比+80円)灯油先限帳入値53160円(前日比+40円)東京石油市場は売り買い交錯。前日の海外原油は続落したものの、国内市場の下値は広がっていない。石油輸出国機構(OPEC)プラスが今週の会合で増産を決定する見通しであることが重しとなっているものの、米石油協会(API)が発表した米週間在庫統計で石油製品在庫が大幅に減少したことが支援要因となっている。米テキサス州が寒波に見舞われた後、すぐには製油所稼働率が回復しておらず、製品在庫が大きく取り崩されている。円相場は1ドル=106円後半で推移。東京時間帯に入ってからはやや円安の動き。米テキサス州のアボット知事は新型コロナウイルスから市民を守る手段を得たとして、マスク着用義務を撤回し、来週10日から商業活動の全面再開を認める知事令を出した。テキサス州の新型コロナウイルスの感染者数は一日あたり1万人を下回って推移。1月からピークアウトが鮮明。ただ、一日あたりの死者数は感染者数ほど落ち着いていない。午後の石油市場は総じて小反発。為替が1ドル=106円台後半のもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が続落したものの、すでに前日の国内大引け時点の夜間取引で同程度下落していたため弱気のインパクトは限られ、むしろこの日のアジアの時間帯の夜間取引が午後から堅調地合いとなったことに支援された。またこの日のドバイ原油の現物は午前は軟調だったが、午後はやや戻している。主要3油種は一部限月を除き小幅高で引けた。原油先限は国内夜間取引の後半に付けた高値では4万円台乗せもあったが、高値からはかなり上げ幅を縮小した。前営業日比は、ガソリンが80~310円高、灯油が60円安~170円高、軽油は出来ずだが、名目値で200~400円高。原油が110円安~230円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値261.0円(前日比+0.9円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、反発。寄り付きでは、上海夜間やNY原油安と弱材料が重なったが、直近の下落幅の大きさから、反動高となった。その後も、値ごろ買いなどからしっかりとなっている。ゴムRSS3号は、上海安などの弱材料に反応鈍く、買い優勢となっている。直近の急落に対する、自律反発場面となっているようだ。先限は、一時267.5円まで水準を引き上げたが、すぐに戻りを叩かれた。売り先行に転じた場合だが、目先の支持は255円となる。前日も256.6円まで突っ込んだが、同水準では買い戻された。255円を割り込むと、250円付近まで目立った支持線はないので注意したい。その後も、値ごろ買いなどからしっかりとなっていたが、終盤に上海ゴムが一段安となったことから、上げ幅を縮小させた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は0.4~6.6円高、8月限は同0.9円高の261.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29030円(前日比+290円)とうもろこしは、大幅反発。前日のシカゴ高を背景に序盤から複数限月が400円超の上げとなった。先限は2万9370円まで上げ幅を拡大した。シカゴ夜間取引が反落となり、高値を離れ、2万9200円まで上げ幅を縮小も堅調に推移。午後に入ると、一段と上げ幅を縮小する限月が目立ち、先限は2万9030円まで上げ幅を縮小した。前日比は変わらず~620円高。先限は同290円高の2万9030円。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。