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夕刊:2021/03/04

日経平均株価は大幅安で29000円割れ。貴金属も軟調。オイルはしっかり。

為替

外為市場は豪ドルが堅調。豪ドル円はオセアニア市場で付けた安値83.01円付近から83.39円近辺まで、豪ドル/ドルも同様に0.7753ドル付近から0.7791ドル前後まで上昇している。豪州の新型コロナウイルス封じ込めは順調とのニュースや、午前9時30分発表の豪1月貿易収支が改善を示す内容だったことが好感されている。ドル円は107円台に再び乗せているが、上値は重い。本日高値は107.10円付近までにとどまり、前日高値を更新できていない。米国債の利回り上昇に一服感がみられるほか、107円台では本邦企業による実需のドル売りが出やすいようだ。ユーロ円は129.00円前後、ユーロドルは1.20ドル台半ばでもみ合い。ドイツで行われている新型コロナウイルス拡大阻止のためのロックダウン(都市封鎖)が8日から段階的に緩和とのニュースが報じられている。昨年11月に封鎖措置を導入して以降、初めての大幅な緩和になるが、反応は薄い。午後の東京外為市場で、ドル円は107円00銭台での推移。前日の海外市場で107円15銭を付けたドル円は、朝方107円10銭を付けた後、106円台への調整を経て、昼前に107円11銭まで。ただ昨日の海外市場の高値には届かず、その後は午後にかけて107円00銭台でもみ合った。ドルの地合いは堅調も、日経平均が600円以上値を落とすなど、株安の動きが強まる中でリスク警戒の円買いが出ており、ドル円の上値を抑える格好に。ユーロドルは1.2050台での推移。ドル高基調の中で午前中に1.2050割れを付けるも動きが続かず。そうした中目立ったのが資源国通貨買いの動き。今晩のOPECプラス会合をにらみ、NY原油先物が上昇。当初見込まれていた4月からの減産縮小が見送られるとの思惑が広がり、NY原油の買いにつながっている。この原油価格の上昇に加え、銅先物など一部商品市場の堅調な動きが支えとなり資源国通貨買いの動きが広がった。また豪ドルに関しては9時半に発表された1月の貿易収支の好結果も買いにつながった。豪ドル円は朝の83円01銭から午後には83円63銭まで上値を伸ばした。対ドルでも0.7750台から0.78台に乗せてきている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比628円安の28930.11円前引けの日経平均株価は前営業日比554円69銭安の2万9004円41銭と大幅反落。東証1部の売買高概算は6億2021万株、売買代金概算は1兆2479億7000万円。値上がり銘柄数は377、対して値下がり銘柄数は1724、変わらずは91銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でハイテク株中心に売られ主要株指数が下落したことを受けリスク回避の売りがかさむ形となった。米追加経済対策や新型コロナワクチンの普及による景気回復期待が高まる一方、再び上昇基調にある米長期金利を横目に主力ハイテク株を中心に売り圧力が強い。日経平均は寄り後も下げ幅を漸次拡大させ、前引け時点で550円あまりの急落となった。個別銘柄も東証1部全体の8割近い銘柄が下落する展開となっている。午後は一段安となり、一時下げ幅を840円超まで拡大した。25日移動平均線や一目均衡表の基準線だけでなく、29,000円の節目も割り込んでいる。

貴金属

金先限帳入値5918円(前日比-38円)銀先限帳入値90.9円(前日比-1.8円)白金先限帳入値4033円(前日比-87円)パラジウム先限帳入値8032円(前日比+60円)金、銀は総じて反落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。銀もニューヨーク安を受けて売り優勢となった。予想以下の米経済指標や米国債の利回り上昇を受けてドル高に振れた。2月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が11万7000人増加した。事前予想の17万7000人増加を下回った。また2月の米ISM非製造業総合指数(NMI)は55.3と前月から低下し、事前予想の58.7を下回った。米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、国内経済の回復が1月から2月中旬にかけて控えめになったという認識が示された。米10年債利回りは一時1.5%付近まで上昇した。景気回復期待などを受けて上昇した。バイデン米大統領は1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案の上院通過に向け、中道派の民主党上院議員に譲歩し、1人当たり1400ドルの個人向け一時金の受給資格を厳格化することに同意した。米上院での協議の行方を確認したい。今夜はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演があり、米国債の利回り上昇に対する見方が焦点である。午後に入り、一段安となったが、午後1時過ぎから現物相場の戻りから下げ幅を縮小し、期先は30円超の下落に戻して引けた。銀もニューヨーク安を受けて売り優勢となった。下げ幅は限月によって異なったが、期先2本は90.9円で引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが58~37円安、ゴールドスポットが40円安、銀が1.9円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値40620円(前日比-1280円)ガソリン先限帳入値53240円(前日比+1220円)灯油先限帳入値54220円(前日比+1060円)東京石油市場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)プラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)で増産勧告が見送られたほか、米エネルギー情報局(EIA)の週報で石油製品の在庫が急減したことが相場を押し上げている。寒波の影響で米国の製油所稼働率は統計開始以来の最低水準となった。円相場が1ドル=107円ちょうど付近で円安推移していることも支援要因。ただ、OPECプラスの舵取り役であるサウジアラビアが自主減産を終了し、単独で日量100万バレル増産する可能性が高いことは重し。米国ではワクチン接種ペースが加速しており、平均で一日あたり約200万投与となっている。このペースが続くなら、人口全体の75%が7ヶ月で二回目の接種を終える見通し。現時点で、米国で二回目の接種を終えた人々の割合は7.9%。石油市場は大幅続伸。為替が1ドル=107円台に乗せる円安となるなか、前日の海外原油先物が急反発し、この日のアジアの時間帯の夜間取引も朝安後に切り返していることに支援された。が午後から堅調地合いとなったことに支援された。またこの日のドバイ原油の現物も急伸している。主要3油種は軒並み4ケタの大幅高となり、とくにガソリンの上げ幅が相対的に大きくなった。クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が拡大した。前営業日比は、ガソリンが1210~1680円高、灯油が1060~1310円高、軽油は出来ずだが、名目値で800~1000円高。原油が1000~1230円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値266.9円(前日比+5.9円)TSR20先限帳入値 出来ず ゴムRSS3号は、総じて続伸。寄り付きでは、上海夜間安や株安を背景に、4日の時間外取引の上げ幅を削る展開となり、一部限月はマイナスサイドに沈んだ。その後、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大すると、売り圧力が強まっている。ゴムRSS3号先限は、プラスサイドを維持しているが、上値の重さがみられる。昨日まで、4日連続陰線となっているうえ、昨日は上ヒゲの長い陰線となった。今日も現時点では、上ヒゲが長い陰線となっており、戻りは叩かれやすくなっている。今後、売り圧力が強まった場合だが、先の支持は260円となる。前日も259.0円まで突っ込んだが、同水準では買い戻された。260円をしっかり割り込むと、2日の安値256.6円や節目の250円を意識した展開になる。その後、日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小させると、ゴムRSS3号は地合いを引き締めた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は1.4~5.9円高、8月限は同5.9円高の266.9円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29050円(前日比+20円)とうもろこしは、期中先が反発。前日のシカゴ安から売り優勢。円相場が1ドル=107円台前半に下落していることが支援材料となり、先限は下値を切り上げ、2ケタ安。先限は序盤で2万8790円の安値をつけた後、2万8990円まで戻している。午後は、シカゴ夜間取引が反発となると、期先2本は地合いを引き締め、プラスサイドに浮上し、小じっかり。前日比は100円安~20円高。先限は同20円高の2万9050円。


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