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夕刊:2021/03/05

オイルは大幅高で高値をうかがう動き。日経平均は小幅安。金は辛うじて5900台をキープ。

為替

外為市場、株安を背景にリスク回避のドル高、円高が優勢となっているが、全般的に値幅は小さく、方向感は乏しい。日本時間今夜の米雇用統計や本日から開幕する中国全国人民代表大会への警戒感から、様子見ムードが強いようだ。ドル円はオセアニア市場で昨年7月1日以来となる108円台をつけたが、その後は107.82円付近までじり安となっている。東京市場では本邦企業によるドル売りが断続的に出ているもよう。NZドル円は午前10時20分頃につけた本日安値77.17円付近から77.30円前後まで、NZドル/ドルは同様に0.7156ドル付近から0.7165ドル前後まで、小幅に戻す展開。ニュージーランド当局が早朝の地震に伴う津波警戒水準を引き下げ、避難していた市民の帰宅を許可したと伝えられ、NZドル売りが一服した。午後の東京外為市場で、ドル円は108円10銭まで上値を伸ばした。昨日の海外市場でパウエルFRB議長講演後にドル高が加速し、108円手前まで上昇して迎えた東京市場。朝のドル買い進行で108円台を付けた後は、やや調整の動きが目立っていた。しかし、午後に入ってクロス円の上昇が強まり、ドル円を押し上げる形で朝の高値を超えて108円10銭前後まで上値を伸ばした。午前中に一時600円を超える下げとなった日経平均が、午後に入って下げ幅を急激に縮めた。大引けは65円安にとどまり、安値から500円以上値を戻したことで、リスク警戒の円買いに調整が入り、ドル円、クロス円の買いにつながった。パウエルFRB議長講演後に急騰した後も高水準推移が続く米10円債利回りが午後にもう一段上昇し1.58%を付けたこともドル円の上昇に寄与した。ドル買いの動きに午前中に1.1952まで値を落としたユーロドルは、ユーロ円の買いに支えられて下値トライが一服。もっとも調整の動きは限定的で、午後も1.1950台での推移が見られるなど頭の重い展開に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比65円安の28864.32円。前引けの日経平均株価は前日比571円00銭高の2万8359円11銭。東証1部の売買高概算は6億5293万株、売買代金は約1兆4000億円。値上がり銘柄数は404、値下がり銘柄数は1738、変わらずは52銘柄だった。日経平均株価は大幅続落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は4日、米メディア主催の会合で、「現在の金融政策のスタンスは適切」と述べ、米長期金利上昇に対する抑制策を期待した市場の失望感を誘った。このなか、前日のNYダウは345ドル安と大幅安となった。この流れを受け、東京市場も売り先行の展開となり、日経平均株価は一時下げ幅は600円を超えた。ハイテク株など値がさ株を中心に売りが膨らんだ。半面、原油価格の上昇で石油関連株などが高い。前日に628円安となり、今日も一時621円安となった。連日の大幅な下げの反動もあり、売り一巡後は下げ幅を大きく削った。安値からは550円以上、戻して引けた。

貴金属

金先限帳入値5903円(前日比-15円)銀先限帳入値89.0円(前日比-1.9円)白金先限帳入値3887円(前日比-146円)パラジウム先限帳入値 できず金、銀は総じて続落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。銀もニューヨーク安を受けて売り優勢となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、講演でFRBの「政策スタンスは適切」とし、最大雇用達成まで現行の緩和的な政策を維持すると再表明した。最近の米債利回りの急上昇については「注目に値し、留意している」としつつも、FRBによる介入が必要とも考えていないとした。米株価は急落、米国債の利回りは上昇し、リスク回避のドル高となった。米上院は、1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案の審議開始に向けた動議を賛成51反対50で可決した。最終採決は週末に実施される可能性があるが、共和党が長期戦に持ち込むことも予想されているという。一方、米議会予算局(CBO)は新型コロナウイルス感染拡大への対応費がかさみ、21年の連邦債務の対GDP比率は102%に上昇すると予想した。午後に入ると、ドル建て現物相場の下げ一服や円安を受けて安値から戻した。銀もニューヨーク安を受けて売り優勢となった。前営業日比は、金標準、金ミニが21円安~3円高、ゴールドスポットが1円安、銀が2.9~1.2円安。推定出来高は、金が3万7692枚、金ミニが9689枚、ゴールドスポットが3873枚。

石油

原油先限帳入値42620円(前日比+2000円)ガソリン先限帳入値55320円(前日比+2080円)灯油先限帳入値56010円(前日比+1790円)午前の東京石油市場は大幅高。石油輸出国機構(OPEC)プラスが減産目標をほぼ据え置いたことや、サウジアラビアが日量100万バレルの自主減産を4月も継続することになったことが背景。需給が明らかに改善しているにも関わらず、ロシアとカザフスタンが合計で日量15万バレルだけ増産する。円相場が1ドル=108円に迫ったことも国内市場を押し上げているが、東京時間帯に入って円売り・ドル買いは一巡。石油市場は大幅続伸。為替が1ドル=108円台に乗せる大幅な円安となっているうえ、前日の海外原油先物が大幅続伸して、さらにこの日のアジアの時間帯の夜間取引でも一段高となっていることに支援された。またこの日のドバイ原油の現物も急伸している。主要3油種では、原油、ガソリンが全限月2000円を超える上げ幅となり、また灯油も含めて全限月が一代高値を更新した。また、原油の期先2本にETF絡みととみられる限月移行の商いが入り出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが2020~2190円高、灯油が1790~2060円高、軽油は出来ずだが、名目値で1900~2300円高。原油が2000~2500円高。中京ガソリンは1900~4000円高、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値269.9円(前日比+3.0円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、総じて反落。寄り付きでは、上海夜間安や株安を背景に、売りが先行し、軒並み反落となった。だが、日中取引の上海ゴムが、夜間取引の下げ幅を縮小させていることから、その後は買いがやや優勢となり、一部限月はプラスサイドに振れている。ゴムRSS3号先限は、上海夜間安を受けて、一時259.6円まで下落したが、その後、266.5円まで水準を引き上げる場面があった。今週は、2日に256.6円まで下落する場面があったが、その後は260円付近が安値となっている。255~260円が目先の底値となりそうだ。この水準で底値りし、再度、上昇に転じた場合だが、まずは節目の270円や275円を試すことになりそうだ。期近が268円台にあることから、通常の当先のサヤ関係となれば、280円接近もありそうだ。日中取引の上海ゴムが、買い優勢となると、ゴムRSS3号も買いが先行し、当限を除いてプラスサイドに転じて引けた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は2.0円安~3.0円高、8月限は同3.0円高の269.9円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29480円(前日比+430円)とうもろこしは、期先2本と期中9月限が3ケタ高。前日のシカゴ期近が小幅安で引けたが、円相場が1ドル=107.90円台に下落から買い優勢。序盤、期先11、1月限が3ケタ高となり、先限、期中9月限がつれ高となった。先限は2万9350円まで上昇。高値を離れているが堅調な値動き。11月限はマイナスサイドに軟化。先限と期先1月限は午後、一段高。先限は2万9480円まで上昇し、今日の高値引け。前日比は変わらず~430円高。先限は同430円高の2万9480円。


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