バックナンバー2021

朝夕刊
1月
2月
3月
Winner's_door
1月
2月

夕刊:2021/03/09

日経平均株価は29000円台を回復。大阪金は軟調。オイルも大幅安。

為替

外為市場のドル円は昨年6月以来の109円台に乗せており、109.23円付近まで上値を伸ばす場面もみられている。ドル円の上昇を背景に、クロス円ではユーロ円やポンド円もじり高基調。米国債利回りの上昇見通しを背景にしたドル買いの地合いが継続。また、パナソニックによる米ソフトウェア大手の大型買収のニュースも、ドル買い・円売りの手がかりとして材料視されているようだ。豪ドル円とNZドル円はもみ合い。ドル円の上昇につれて強含む場面がある一方、日米の株価指数の下落や上げ幅縮小に伴って弱含む場面もみられ、方向感が定まっていない。前場の日経平均株価は荒い値動きとなっており、時間外取引のNYダウ先物もプラス圏での推移ながら、振幅がみられている。午後の東京外為市場で、ドル円は109円20銭前後の高値圏もみ合いとなった。午前中に節目の109円ちょうどを超えて上昇したドル円。調整の動きが目立たず、朝方109円18銭まで上昇した後の押し目が109円05銭までにとどまったことで、その後もう一段の買いが入り、午前中に109円23銭まで。昼過ぎまで高値圏もみ合いが続いたが、米10年債利回りがやや低下したことなどを受けて午後はいったん調整が入る展開。もっとも午後の押し目は109円08銭までにとどまっており、下値しっかり感を印象付ける形で再び高値圏での推移となった。朝のドル高局面で1.1836まで値を落としたユーロドルは、その後の調整に午前中に1.1860台まで。午後は1.1860前後での推移と、ドル高一服も戻りは限定的に。午前中に米10年債利回りがやや低下したこともあり、米株先物時間外取引で昨日下げたナスダックへの買い戻しなどが入り、リスク選好の円売りも。朝方129円割れを付けていたユーロ円は昼過ぎに129円台半ば超えを付け、その後は高値圏もみ合いに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比284.69円高の29027.94円。前引けの日経平均株価は前営業日比57円56銭高の2万8800円81銭と反発。東証1部の売買高概算は8億2019万株、売買代金概算は1兆5803億2000万円。値上がり銘柄数は1564、対して値下がり銘柄数は538、変わらずは92銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は方向感の定まらない展開で、日経平均は朝高後にマイナス圏に沈んだ後、再び買い戻されるなど上下に不安定な動きとなった。前日の米国株市場ではNYダウが続伸したものの、ナスダック総合指数は大幅反落となるなど、米長期金利上昇への警戒感がハイテク株への売り圧力に反映されている。一方、景気敏感セクターには買いが先行しており、東京市場でもその流れを引き継ぐ格好となっている。前引け時点で値上がり銘柄数は全体の7割強を占めた。午後は前日終値を挟んでのもみ合いが続いた後にプラス圏で引けた。29,000円の節目を回復した。ボリンジャーバンド-1σにはサポートされたものの、一目均衡表の基準線や25日移動平均線を回復するほどの勢いはなかった。

貴金属

金先限帳入値5931円(前日比-17円)銀先限帳入値90.0円(前日比-0.9円)白金先限帳入値4030円(前日比+75円)パラジウム先限帳入値8123円(前日比-22円)金、銀は総じて反落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調を受けて戻りを売られたが、円安を受けて押し目は買われた。銀もニューヨーク安を受けて売り優勢となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の堅調を受けて下げ幅を縮小した。銀もニューヨーク安を受けて売り優勢となった。前営業日比は、金標準、金ミニが29~17円安、ゴールドスポットが34円安、銀が1.0円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値43700円(前日比-1000円)ガソリン先限帳入値56250円(前日比-980円)灯油先限帳入値57030円(前日比-950円)午前の東京石油市場は大幅安。週明けに急伸した海外原油が高値から押し戻され、反落して引けたことが重しとなっている。イエメンの武装勢力であるフーシ派がサウジを攻撃したものの、石油関連施設に被害がなかったと伝わったことが背景。ただ、時間外取引でニューヨーク原油はやや戻しているほか、円相場が1ドル=109円前半で円安・ドル高推移していることが支援要因。本日は米エネルギー情報局(EIA)が月報を公表する。これまでと同様に、原油生産量や石油製品需要に注目したい。相場が回復しているなかでも、米原油生産量の回復が遅れるという見通しが維持されるのか目を向けておきたい。石油市場は急反落。為替は1ドル=109円台前半まで円安に振れているものの、前日の海外原油先物が反落したことに圧迫された。この日のアジアの時間帯の夜間取引は朝安後に切り返している。またこの日のドバイ原油の現物も朝方に急落したあと戻している。主要3油種は前日まで騰勢が一変して、原油を中心に1000円以上崩れる限月が多くなった。前日の午前に付けた高値から大きく崩れて、国内夜間取引の後半にこの日の安値を付けたあと、日中取引は下げ幅を縮小したが大幅安水準に変化はなかった。またこの日も原油の期先2本にETF絡みとみられる限月移行の商いが入り出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが1270~740円安、灯油が1110~780円安、軽油は出来ずだが、名目値で1700~1100円安。原油が1460~850円安。中京ガソリンは500円安~変わらず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値272.9円(前日比+2.0円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、まちまち。寄り付きでは、上海夜間が大幅安となったうえ、原油安も重なり、売りが先行した。だが、日中取引の上海ゴムが夜間取引の下げ幅を縮小させると、ゴムRSS3号も地合いを引き締め、一部限月がプラスサイドに転じている。上海ゴムの中心限月の5月限は、9日の夜間取引取引で、一時1万5000元まで軟化した。2月25日には、1万7335元まで上昇していたので、2週間弱で2335元もの下げ幅となっている。目先のポイントは、1万5000元をしっかり下抜き、昨年12月から今年2月中旬までのレンジである1万4000元~1万5000元のレンジに押し戻されるかだ。このレンジに押し戻されると、ゴムRSS3号も現状、支持となっている260円を割り込むことになりそうだ。午後は日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小していることを好感し、買いが先行し、プラスサイドに振れた。TSR20は出来ず。帳入値は全限3.0円安。大引けのRSS3は、前営業日比は1.1~3.9円高、8月限は同2.0円高の272.9円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は30270円(前日比+70円)とうもろこしは、期先2本は反落。当限が前日比1100円高の急伸。シカゴコーンの上昇や円相場が1ドル=109円台前半の円安にもかかわらず、前日までの続伸後で修正のための転売が入り、売り優勢では困った。先限は序盤に売られて値位置を切り下げた後に円安傾向が強まるなか下げ一服となったが、シカゴ夜間安を受けて下げ幅を拡大している。終値は30000円をキープして引ける。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。