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夕刊:2021/03/10

日経平均株価はまちまちで動きに乏しい。大阪金は大幅高。ドル円は108円後半で推移。

為替

外為市場はドル円は連日で債券市場の動向をにらんだ展開になっている。本日は5・10日(ゴトウビ)であったが、仲値にかけてのドル買いの動きは限定的。その後、時間外取引の米10年債利回りが1.54%台まで上げ幅を拡大すると、午前11時30分頃に108.78円付近まで上昇した。米10年債の入札を日本時間今夜に控え、米国債の動きにマーケットは神経質になっているもよう。豪ドルは上値が重い。オセアニア市場で豪州中央銀行(RBA)総裁が市場の利上げ観測をけん制する発言を行ったことから、豪ドル円は83.60円付近まで軟化。その後は豪州銀行トップの利上げ期待発言もあって83.88円近辺まで持ち直したが、東京市場に入ると戻り一服になり、朝方の安値を更新して、83.55円近辺まで下落している。豪ドル/ドルは下落基調で0.7682ドル付近まで下げている。スイス円は117.00円前後でもみ合い。朝方にスイス中央銀行副総裁の「フラン安を歓迎」という発言が伝わり、116.89円近辺まで軟化する場面がみられた。ただ、その後は値を戻しており、発言の影響は一時的となった。午後の東京外為市場で、ドル円は108円90銭台まで上値を伸ばす展開となった。米長期金利の上昇一服などを受けて昨日の海外市場でドル売りが強まる展開となったが、東京市場では調整をこなしたとしてドル高基調に復する展開に。ドル円は昼前に108円50銭前後から108円80銭台まで上昇。午後も堅調な地合いが続き108円90銭台まで。朝方1.5177%まで下げた米10年債利回りが1.54%台まで回復する動きを見せたことも、ドル買い再開につながった。ユーロドルが朝の1.1900前後から1.1871まで値を落とすなど、ドルは全面高の動き。ポンドドルや豪ドルドルなども値を落とす展開が見られた。もっとも、対主要通貨で昨日のドルの高値水準に届いておらず、あくまで昨日のドル売りに対する反発という形。クロス円はややしっかり。ドル主導の展開で動きにくさも、日経平均や、香港ハンセン、上海総合などのアジア主要株価指数が軒並み小幅な上昇となる中で、下値しっかりに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比8.62円高の29036.56円。前引けの日経平均株価は前営業日比12円88銭高の2万9040円82銭と小幅続伸。東証1部の売買高概算は7億985万株、売買代金概算は1兆3766億9000万円。値上がり銘柄数は835、対して値下がり銘柄数は1259、変わらずは99銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は強弱感が対立し、日経平均は前日終値近辺で方向感なくもみ合う展開となった。前日の米国株市場では半導体関連などを中心にハイテクセクターが買われ、ナスダック総合指数が大幅高で切り返したことで買い安心感が台頭している。ただ、これまで買われていた景気敏感セクターに利益確定の売りが出たほか、半導体関連株も安い銘柄が散見されるなどで、全体指数も上値の重い展開となっている。前引け時点では日経平均はわずかにプラス圏で着地したが、値下がり銘柄数が値上がり数を大幅に上回った。高寄り後に買いが一巡した後は前日終値を挟んでのもみ合いとなった。日足チャートではおおむね横ばいの動きとなった。引き続きボリンジャーバンド-1σ(10日時点、28,802.53円)にはサポートされるものの、一目均衡表の基準線や25日移動平均線には上値を抑えられやすくなっている。

貴金属

金先限帳入値5984円(前日比+53円)銀先限帳入値90.8円(前日比+0.8円)白金先限帳入値4020円(前日比-10円)パラジウム先限帳入値 できず金、銀は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。米国債の利回り上昇が一服し、ドル安・株高となった。米3年債入札では応札倍率が2.69倍と前回の2.39倍を上回り、好調な内容となった。米10年債利回りは一時1.52%まで低下した。今夜は米10年債、明日は米30年債の入札がある。パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)幹部は、インフレ高進観測を背景とした最近の米債券売りは行き過ぎの可能性があるとの見方を示しており、利回りの動向を引き続き確認したい。欧州中央銀行(ECB)はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)に絡む保有債券の償還額が先週は63億ユーロと、前週の49億ユーロから拡大したと明らかにした。PEPPの週間の債券買い取り額はグロスベースで182億ユーロと償還の影響を除いても、買い取り額は過去の平均である197億ユーロを下回った。ラガルドECB総裁は債券利回りの上昇に対する懸念を示したが、買い取り額は少なく、11日のECB理事会で何らかの対策が示されるかどうかを確認したい。午後の取引でも堅調な値動きを維持し、先限を含む期先は50円超の上げ幅を維持して引けた。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。午前中は上げ幅は限月によって異なったが、期先2本は91円台後半の取引となった。終盤に上げ幅を縮小し、90.8円で引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが53~68円高、ゴールドスポットが61円高、銀が0.8~1.9円高。

石油

原油先限帳入値42440円(前日比-1260円)ガソリン先限帳入値55210円(前日比-1040円)灯油先限帳入値55960円(前日比-1070円)東京石油市場は下落。上げ一服後の海外原油が調整安となっている。世界的な需給改善見通しを背景とした買いが一巡した。ただ、ニューヨーク時間外取引がしっかりと推移していることが国内市場を下支えしている。円相場は1ドル=108円後半で推移し、円売り・ドル買いが優勢だが、前日の大引け時点と比較すると円高水準で推移。米石油協会(API)が発表した米週間在庫統計では、原油在庫が増加し、石油製品の在庫が減少した。米テキサス州が寒波に見舞われた影響が残っている。インド政府は国営石油会社に対して早急に調達先を中東から分散させるよう要請している。ロイター通信が関係筋の発言を伝えた。世界第3位の石油消費国であるインドでは、先週の産油国会合後、エネルギー高や石油輸出国機構(OPEC)プラスに対する不満が強まっている。南米のガイアナからの調達も模索しているようだ。午後は大幅続落。為替は1ドル=108円台後半まで円高に振れているうえ、前日の海外原油先物が続落して、さらにこの日のアジアの時間帯の夜間取引が一段安となったことに圧迫された。またこの日のドバイ原油の現物も下落している。主要3油種は、軒並み1000円を超える下げ幅となり、前日に続く大幅安となった。この日も原油の期先2本にETF絡みとみられる限月移行の商いが入り出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが1110~690円安、灯油が1340~970円安、軽油は出来ずだが、名目値で1000~900円安。原油が1340~1050円安。中京ガソリンは510円安~変わらず、灯油は変わらず~1500円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値273.1円(前日比+0.2円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、軒並み反落。寄り付きでは、上海ゴム夜間安に加え、原油安などを受けて、売りが先行した。その後は、日中取引の上海ゴムがプラスサイドに転じたことから、下げ幅をやや縮小させる場面もあったが、総じて売りが優勢となっている。ゴム相場は、やや手掛りに欠ける展開となっている。産地価格は、しっかりとなっているものの、買いが先行するほど需給はひっ迫していない。上海市場は、大きな玉の打ち合いとなっており、需給というより、投機的な側面が目立っている。このため、ゴムRSS3号市場は、薄商いの中、玉次第の展開となる場面も多く、方向性を欠いている。目先、先限は270円を挟んでのレンジ相場となりそうだ。午後は日中取引の上海ゴムがプラスサイドに浮上すると、徐々に買い優勢となり、ゴムRSS3号は一部限月を除いて、プラスサイドで取引を終えた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は1.8円安~0.5円高、8月限は同0.2円高の273.1円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は30070円(前日比-200円)とうもろこしは、まちまち、期先11、1月限が50~210円高で堅調に推移ながら、先限はシカゴ期近安、円相場が1ドル=108円台半ばに小反発から売り先行。シカゴ夜間取引が売り優勢でジリ安で推移し、買い買い材料乏しく安もちあい。先限は正午過ぎに3万010円の安値をつけた。いったん3万0200円に戻したが、3万0070円で軟調に引けた。3万円が支持線になり、下値は堅かった。期先1月限は先限につれ安。前営業日比は200円安~30円高。先限は同200円安の3万0070円


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