バックナンバー2021

朝夕刊
1月
2月
3月
Winner's_door
1月
2月

夕刊:2021/03/12

日経平均株価は大幅高。大阪金は大幅安。オイルは確りで終了。ドル円は108円台後半で推移。

為替

外為市場はドル円、クロス円ともに前日海外市場からの円安地合いを維持している。前日の米国株式市場では主要3指数がそろって上昇し、NYダウは史上最高値をさらに更新した。本日の東京市場で日経平均株価が堅調に推移しているほか、時間外取引の米国株先物もプラス圏を保っており、リスク選好の地合いが継続している。ユーロ円は前日高値を上回る130.29円付近まで上昇。NZドル/ドルは0.7230ドル前後の小幅なレンジでもみ合い。ニュージーランド首相が早朝、新型コロナウイルスの感染拡大阻止のための制限をさらに緩和すると発表したが、反応は限定的のようだ。NZドル円は全体相場の円安地合いを背景として前日高値に顔合わせとなる78.61円付近まで上昇したが、更新には至っていない。ポンドドルは1.4005ドル付近まで強含み、4日の海外市場以来となる1.40ドル台をつけたが、上昇一服の様相。本日16時に貿易収支や鉱工業生産など英国経済指標の発表を予定しており、イベント前のポジション調整によるポンド売りが出ているようだ。東京外為市場で、ドル円は108円90銭前後まで上値を伸ばした。米債利回りの上昇傾向が強まる展開となっており、ベンチマークとなる米10年債利回りは1.57%前後を付ける動きに。この利回り上昇を受けたドル買いがドル円を支える形となった。ドル円に関しては朝からしっかりで108円台半ばから昼前に108円74銭まで。その後の調整は108円67銭までにとどまり、高値圏もみ合いとなっていたところにドル高進行で上値を試すという展開。昨日の海外市場で1.1990前後まで上昇したユーロドルは、午前中1.1980台でのもみ合いを経て昼前にドル高が強まる形で1.1960前後まで下落。少し戻して午後はもみ合いとなっていたが、ドル円同様米債利回り上昇を受けたドル買いに1.1950台に値を落とす展開に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比506.19円高の29717.83円。前引けの日経平均株価は前日比277円10銭高の2万9488円74銭。東証1部の売買高概算は8億7787万株、売買代金は約2兆411億円。値上がり銘柄数は925、値下がり銘柄数は1149、変わらずは120銘柄だった。日経平均株価は大幅高となり一時、上昇幅は300円を超した。11日に1.9兆ドルの追加経済対策が成立し、前日のNYダウが上昇し最高値を更新したことを好感。半導体関連などハイテク株や機械、精密株などが上昇した。半面、銀行・生保株や不動産株が値を下げた。高寄り後に上値を大きく伸ばして陽線引けとなった。ボリンジャーバンド-1σ(12日時点、28,938.17円)や5日移動平均線(12日時点、29,147.44円)にサポートされて、上昇基調で推移している。大きく上値を伸ばして、29,500円の節目や25日移動平均線(12日時点、29,492.84円)を回復した。

貴金属

金先限帳入値5992円(前日比-72円)銀先限帳入値91.6円(前日比-0.4円)白金先限帳入値4175円(前日比-62円)パラジウム先限帳入値8122円(前日比-1円)金、銀は総じて反落。金はドル建て現物相場の下落と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調と円高一服を受けて下げ一服となった。銀はドル建て現物相場の下落と円高を受けて期先2本が売り優勢となった。金はドル安一服に上値を抑えられた。欧州中央銀行(ECB)理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れを次の四半期に拡大すると決定した。ユーロ圏の国債利回りの上昇に歯止めをかける。ユーロの戻りが売られ、ドル安が一服した。米新規失業保険申請件数は71万2000件と、前週の75万4000件から減少した。事前予想の72万5000件から予想以上に改善した。また1月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が増加した一方、レイオフ件数が減少し、労働市場が年明け以降、回復していることが裏付けられた。バイデン米大統領は1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルスの追加経済対策法案に署名し、同法は成立した。現金給付は早ければ今週末から振り込まれる見通しであり、景気回復期待につながりそうだ。240億ドルの30年債入札は、需要を計る応札倍率が2.28倍と2月の2.18倍を上回った。最高落札利回りは2.295%と、入札前取引の水準よりも約0.5%高くなった。まあまあの内容となるなか、入札後に利回りが低下したが、一時的な動きとなった。午後に入ると、ドル高を受けて戻りを売られた。銀はドル建て現物相場の下落を受けて総じて売り優勢となった。前営業日比は、金標準、金ミニが74~55円安、ゴールドスポットが61円安、銀が1.6円安~0.2円高。

石油

原油先限帳入値43860円(前日比+520円)ガソリン先限帳入値56880円(前日比+650円)灯油先限帳入値57630円(前日比+620円)東京石油市場は上昇。海外原油が続伸したことが国内市場を押し上げている。世界経済が新型コロナウイルスの流行の乗り越えつつあり、石油需要が回復する見通しである一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスが供給制限を続ける構えであることから需給改善期待が強い。円相場は1ドル=108円後半で推移し、東京時間帯に入ってからは円売り・ドル買いが優勢。米ファイザーのワクチンが供給されているイスラエルではすべての市民が1回目の接種を終えた。2回目の投与が行われた割合は44.2%と、集団免疫の獲得が視野に入っている。石油市場は総じて続伸。為替が108円台後半を中心としたもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が急伸したことに支援されたが、こ日のアジアの時間帯の夜間取引が軟化していることで、上げ幅は抑えられた。この日のドバイ原油の現物も堅調だが、午前の高値からは軟化している。主要3油種は、ガソリン6月限を除き堅調に引けた。原油先限は高値で4万4000円台にはわずかに届かなかった。前営業日比は、ガソリンが70円安~750円高、灯油が580~790円高、軽油は出来ずだが、名目値で600~700円高。原油が490~710円高。中京ガソリンは変わらず、灯油は変わらず~3000円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値159.3円(前日比+0.8円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、軒並み高。寄り付きでは、上海夜間が上昇したうえ、原油高、株高と強材料が重なり、買いが先行した。その後は、日中取引の上海ゴムが小動きとなっていることもあり、高値圏でのもみ合いとなっている。11日、中国汽車工業協会(CAAM)が発表した2月の中国の自動車販売台数は、前年比365%増の146万台となり、11カ月連続で前年同月を上回った。同国は、コロナ危機から完全に立ち直っている。ただ、上海総合株価指数などをみると、中国株は全体的に売りが優勢となっており、自動車販売販売の好調さなど、コロナ禍からの立ち直りをすでに織り込み、バブル的な値動きをみせる中国都市部の不動産市況や、それに対する中国政府の対応に市場の視点は移り始めている可能性がありそうだ。午後は、日中取引の上海ゴムが小緩んだことから、序盤の上げ幅を縮小させた。TSR20は出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比は1.3~3.6円高、8月限は同1.3円高の276.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29950円(前日比+190円)とうもろこしは、総じて上昇。序盤、期先2本が前日のシカゴコーンの反発を背景に3ケタ高。期先11月限、次いで期近5月限がつれ高。閑散に売りなし商状のなか、高もちあい。先限は2万9960円まで上げ幅を拡大。とうもろこし先限は堅調。週足で7週連続で陽線引けになる可能性が高い。この後、小口の利食い売りから上げ幅を縮小の可能性はあるが、強気なテクニカル要因に支援され、堅調に推移か。3万円超えの上伸力はないが、2万9800円台前半まで上げ幅を縮小場面は買い拾われると予想。午後に入り、3万円を超え、3万0030円の高値をつけた。シカゴ夜間取引の反落が上値圧迫要因となり、上げ幅を縮小も堅調に引けた。前営業日比は変わらず~500円高。先限は同190円高の2万9950円。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。