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夕刊:2021/03/15

日経平均株価は小幅高。大阪金はしっかり。ドル円は109円前半で推移。

為替

外国為替市場では円売り・ドル買いが優勢。ドル円は109.20円付近まで強含んだ。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて上値は広がっていないが、米長期債利回りの変動に合わせて神経質な動きとなっている。東京時間帯の米10年債の利回りは1.604%付近まで低下した後、1.635%付近まで上昇に転じている。ユーロ円は130.47円付近、ポンド円は152.04円付近、豪ドル円は84.73円付近、NZドル円は78.67円付近まで水準を切り上げた。ユーロ円は2018年10月以来の高値を更新するなど、クロス円の上昇基調は引き続き鮮明。午後の東京外為市場で、ドル円は109円30銭前後、ユーロドルが1.1930前後とドル高基調が強まる展開となった。午前中にいったん1.603%前後まで調整が入った米債利回りが1.63%台に上昇し、ドル高を誘う展開に。利回り低下局面でも1.6%台を維持したこともあり、欧州勢の本格参加を前にドル買いの勢いが強まる格好となった。午前中に1.3950手前まで上昇していたポンドドルが1.3900台へ、0.7775前後を付けていた豪ドルドルが0.7730前後を付けるなど、ドルは全面高基調。ドル主導の展開でクロス円は方向感がそれほどなくもみ合い。ユーロ円はドル円の上昇もあり午後に130円49銭まで上昇も、そこからの買いには慎重。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比49.14高の29766.97円。前引けの日経平均株価は前営業日比97円79銭高の2万9815円62銭と続伸。東証1部の売買高概算は8億1728万株、売買代金概算は1兆4715億7000万円。値上がり銘柄数は1608、値下がり銘柄数は503、変わらずは81銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、景気敏感株中心に買いが入り日経平均は続伸した。前週末の米国株市場では、大型追加経済対策が成立したことやワクチン普及加速を背景に景気回復期待が一段と強まり景気敏感株が買われたものの、米長期金利の上昇がグロース株売りにつながった。東京市場でもこの地合いを引き継ぐ形となりハイテク株には下げる銘柄も目立ったが、一方で海運、空運、鉄鋼などの市況関連株に買いが集まり全体相場を支えた。東証1部の7割を超える銘柄が上昇している。前週末に500円超の上げとなったこともあり、一時的に売りに押されたものの、その後は堅調な動きを見せた。先週は12日までの4日間で970円超の上昇となっており、短期的な過熱感も高まりつつあり、今日も高値圏ではやや上値が重かった。

貴金属

金先限帳入値6050円(前日比+58円)銀先限帳入値92.2円(前日比+0.6円)白金先限帳入値4207円(前日比+32円)パラジウム先限帳入値8175円(前日比+53円)金、銀は総じて反発。金はドル建て現物相場の上昇と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて堅調となった。銀は金堅調につれ高となった。バイデン米大統領が1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルスの追加経済対策法案に署名し、同法が成立すると、景気回復期待から米国債の利回りが上昇した。米10年債利回りは1.64%と昨年2月以来の高水準となった。前週は米国債の入札後に利回り上昇が一服したが、中長期の上昇見通しを背景に一時的な動きとなった。2月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇し、事前予想と一致した。また前年同月比では2.8%上昇し、2018年10月以来の大幅な伸びとなった。追加経済対策でインフレが進むとの見方が強い。一方、イエレン米財務長官は、米政権が追加経済対策を実施し、完全雇用への復帰が視野に入る中でも、米国のインフレリスクは引き続き抑制されているとの見方を示した。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が焦点である。3月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は83.0と2月確報値の76.8から上昇した。事前予想の78.5も上回り、昨年3月以来の高水準を付けた。ダウ平均株価は景気回復期待を受けて5日連続で最高値を更新し、リスク選好の動きとなった。午後に入ると、ドル建て現物相場の反落が圧迫要因になったが、円安が下支えになった。銀は金堅調につれ高となった。前営業日比は、金標準、金ミニが47~64円高、ゴールドスポットが49円高、銀が0.6円安~0.8円高。

石油

原油先限帳入値44360円(前日比+500円)ガソリン先限帳入値57450円(前日比+570円)灯油先限帳入値58020円(前日比+390円)午前の東京石油市場は上昇。先週末の海外原油は反落したものの、ニューヨーク時間外取引が堅調に推移していることが国内市場を押し上げている。ニューヨーク原油4月限は先週末の高値を上抜けた。コロナ禍を克服し、年末に向けて需要が一段と回復すると期待されている反面、石油輸出国機構(OPEC)プラスが当面は供給制限を続ける公算であることが背景。円相場は1ドル=109円ちょうど付近で円安・ドル高の流れが続いていることも国内市場の支援要因。日中取引開始後、東京原油先限は4万4550円まで上昇。夜間取引までの高値を上回り、上げ幅を拡大している。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が行われるほか、17日に国際エネルギー機関(IEA)が月報を公表する。先週、OPECは月報で年前半の需要見通しを引き下げた一方、年後半については上方修正した。IEAの見通しにも注目したい。為替が109円台前半まで円安に振れていることや、12日の海外原油先物は軟調だったものの、週明けのアジアの時間帯の夜間取引が上伸していることに支援された。この日のドバイ原油の現物も堅調に推移している。主要3油種は軒並み堅調に引けた。原油先限は再び4万4000円台を回復して引けた。前営業日比は、ガソリンが270~940円高、灯油が200~490円高、軽油は出来ずだが、名目値で変わらず~500円高。原油が340~570円高。中京ガソリンは変わらず~1010円高、灯油は変わらず~1300円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値272.4円(前日比-3.6円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、総じて反落。寄り付きでは、上海夜間が下落したものの、12日の夜間取引の下げ幅が大きかったことから、下げ幅をやや縮小させる限月が目立った。その後、日中取引の上海ゴムが買い優勢となり、中心限月の5月限がプラスサイドに触れると、ゴムRSS3号も下げ幅を一段と縮小させている。3月当限は小幅高。日本時間の午前11時に発表された年初来の中国小売売上高は、前年同期比33.8%増加となった。また、同時に発表された年初来の中国鉱工業生産は、同35.1%高となっており、ともにアナリスト予想の中央値を上回る好結果となった。中国は天然ゴムの世界最大の消費地であり、同国がコロナ禍からの回復が鮮明になることは、天然ゴム相場にとっても大きな支援材料となる。午後は安もちあい状態で推移後、、期先2本は終盤に軟調に推移し、先限は3円超の下落で引けた。円安が1ドル=109.30円台まで進んだことが下支え要因。3月当限は正午前に小高くなったが、小高い状態は続かず、他限月の下落につれ安となった。TSR20は出来ず。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は29940円(前日比-10円)とうもろこしは、まちまち。先限は夜間取引で小高く引けたが、日中取引の寄り付き後に130円安の2万9820円に軟化。早々に下値を切り上げたが、プラスサイドに反転はできず。1ドル=109円水準の円安、貴金属、原油高、シカゴ夜間取引が小安く推移と強弱材料が交錯するなか、見送り気分が強く、閑散商い。限月間で方向性がない。終盤は期先1月限とともにシカゴ夜間取引の下落を背景に小幅安で推移。109.30円台まで円安が進んだことが下支え要因。前営業日比は70円安~変わらず。先限は同10円安の2万9940円。


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