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朝刊:2021/01/29

本日、ダウは大幅反発で一時は600ドル以上高も。ゴールドは続落。オイルは反落。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場でドル円は104円台での推移が続いた。104円台での上値抵抗も強いものの、売りオーダーを吸収しているようだ。一時104.45円付近まで上昇し、100日線に顔合わせする場面もみられた。きょうは米株が反発しており円安がサポートした。前日の上げで103円台での膠着相場から抜け出し、21日線でしっかりとサポートされ、テクニカル的には上値期待を高める展開がみられている。前日のFOMCを通過してもなお104円台を維持したこともフォローとなっているようだ。しかし、月末に絡んだ調整ともみられており、今後、大きな心理的節目の105円を突破し、上値を試して行くかは未知数。ユーロドルはNY時間に入って買い戻しが優勢となり、1.21ドル台に戻している。前日大幅安となっていた米株が反発していることから、リスク回避の雰囲気が一服しており、ドル売りがユーロドルを押し上げている。前日のユーロドルは1.20ドル台半ばに下落し、今月安値に顔合わせしていたが、その水準はサポートされている。本日の21日線は1.2180ドル近辺に来ているが、それを水準を下回る水準での推移は続いており、調整の流れは続いている。前日の下げについてはECB理事からユーロ高に対するけん制が相次いで出ていたこともユーロを圧迫していたようだ。クノット・オランダ中銀総裁は「インフレを抑制する一段のユーロ高に対処する手段がECBにはある」と追加利下げも視野に入れた言及を行っていた。ただ、市場からはECBが神経質になるほどユーロは高くはないとの指摘も聞かれる。国際決済銀行(BIS)が公表しているインフレ調整後の実質実効為替レートは過去20年の平均値付近にあり、高くもなければ安くもないという。ポンドドルも1.37ドル台に再び戻す展開。本日の21日線は1.3645ドル付近に来ているが、その水準はしっかりとサポートされており、上昇トレンドを持続している。

NYダウ

ニューヨーク株式市場でダウ平均は反発。一時648ドル高まで上昇するなど前日の下げを取り戻す動きが見られた。終値はダウ工業株30種平均が300.19ドル高の3万0603.36ドル、ナスダック総合指数が66.56高の1万3337.16、S&P500が36.61高の3787.38。警戒されていた大手IT・ハイテク株の決算はテスラとアップルは下落しているものの、マイクロソフト、アルファベットなど、そのほかのIT株には広がっておらず、全体的な安心感に繋がっている模様。アップルは好決算を発表したものの、先行きに慎重な見方を示したことが嫌気されている。また、テスラも売上高は予想を上回ったものの、利益率の低下が嫌気されているようだ。シェア獲得のための値下げ戦略やサプライチェーンのコスト、そして、株急騰に絡んだマスクCEOをはじめとした幹部の多額の報酬が背景。営業利益率は前期の9.2%から5.4%に低下した。銀行やエネルギー、産業株もなど幅広い銘柄に買い戻氏が入っている。ゲームストップやAMCなどここ数日急騰していた銘柄には戻り売りが強まった。ゲームストップは乱高下し、ボラティリティの高まりに伴って取引所が実施する売買中断措置が10回以上発動された。一部のオンライン証券がこれら複数の銘柄の取引を制限すると発表し、冷や水が浴びせられた格好。また、米議会からも規制措置を導入すべきとの声も出ており、警戒感が高まったようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金は続落、銀は反発。終値の前日比は、金が8.2~7.0ドル安、中心限月の4月限が7.7ドル安、銀が変わらず~53.3セント高、中心限月の3月限が53.3セント高。金4月限は続落。時間外取引では、リスク回避の動きを受けて軟調となったが、欧州時間に入ると、売りが一巡し、下げ一服となった。日中取引では、株価急伸を受けて押し目を買われた。ただ欧州諸国のロックダウン(都市封鎖)延長でリスク回避の動きも警戒され、戻りは売られた。ドルの代替投資先である金先物には値ごろ感の買いが優勢となる場面があったが、上値の重さが意識されると売りに押された。銀3月限は日中取引での株価急伸を受けて押し目を買われた。ニューヨーク金4月限は続落。時間外取引では1835.6~1847.8ドルのレンジで推移、前日比6.9ドル安の1842.0ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、リスク回避の動きを受けて軟調となったが、欧州時間に入ると、売りが一巡し、下げ一服となった。日中取引は、株価急伸を受けて押し目を買われた。時間外取引の高値を突破すると、テクニカル要因の買いが入って1867.0ドルまで上昇した。ただ欧州諸国のロックダウン(都市封鎖)延長でリスク回避の動きも警戒され、戻りを売られると、1836.3ドルまで下落した。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は反落した。WTIで、期近の3月物は前日比0.51ドル(1.0%)安の1バレル52.34ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.49~0.51ドル安。その他の限月は0.48~0.23ドル安。世界的に新型コロナウイルスの流行が続いていることが重し。ワクチン接種の拡大によって経済活動が正常化し、石油需要が上向くと期待されているものの、コロナ禍の出口はまだ見えていない。世界最大の石油消費国である米国のワクチン接種率は7.81%と、まだ低水準で推移している。来月の春節をきっかけに中国で新型コロナウイルスが再流行する可能性があることも圧迫要因。旧正月で10億人以上が大移動することによって、中国全土で流行が広まるリスクがある。中国は世界最大の原油輸入国。米国の原油在庫が減少傾向にあることは下支え要因。石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産や米国の生産低迷で供給が限定されていることから、コロナ禍で積み上がった在庫は順調に取り崩されている。時間外取引で3月限は弱含みで推移したが、通常取引序盤に向けて買いが優勢となった。一時53.58ドルまで上げた。ただ、上値は重くマイナス圏に押し戻されると、52.20ドルまで軟化した

シカゴコーン・大豆

コーンはまちまち。期近の主要限月は小幅続伸。終値の前営業日比は、3.75セント安~1.00セント高。中心限月の期近3月限は0.50セント高の534.50セント。大豆は期近の主要限月は大幅反落。終値の前営業日比は21.75セント~8.75セント安。中心限月の期近3月限は21.50セント安の1353.25セント。  前営業日に続いて一代の高値を更新する強い足取りを演じたが、上値警戒感が強まり大きく上げ幅を縮小する振幅の激しい足取りとなった。米農務省(USDA)が引き続き中国向けの大口成約を発表したほか、週間純輸出成約高も事前予想を上回る強気な内容だったことが買いを支援した。高値からは16セント上げ幅を縮小して取引を終えているが、終値ベースでの一代の高値を更新している。なお、中国向けの大口成約は26、27、28日と連続で報告されているほか、この3日間の成約高の累計は374万トンに達している。期近3月限は、533.25セントで取引を開始した後に緩やかに軟化し、アジアの時間帯の時間帯取引終盤に529セントの安値を付けた。その後、欧州の時間帯の時間外取引では盛り返して542セント台まで浮上。


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