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朝刊:2021/02/18

ダウは2営業日続伸で最高値更新。ゴールドは続落。オイルは続伸。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場でドル円は戻り売りに押され105円台に値を落としている。ただ、下押す動きまでは見られず、105円台半ばに来ている200日線を試す雰囲気までは見られていない。ただ、きょうのドル円は一時106.20円付近まで上昇し、5カ月ぶりの高値水準に上昇した。朝方発表の1月の米小売売上高が予想以上に強かったこともサポートしていた。米小売売上高については前月比で5%超上昇。全業種に渡って増加が見られており、12月に実施した600ドルの直接給付が効いているとの指摘が多い。現在協議されている追加経済対策では1400ドルの直接給付が盛り込まれており、3月には実現しそうな気配もある。本日の米小売売上高の結果は、春以降のさらなる個人消費の盛り上がりを期待できる指標との認識も出ているようだ。NY時間に入ってからのドル円の下げについては、米株がIT・ハイテク株中心に利益確定売りに押され、米国債利回りも低下した面が大きい。ただ、株安を誘発するようなネガティブな材料は見当たらず、さすがに買い疲れも出ていたものと思われる。ただ、ダウ平均はその後にプラスに転じており、景気回復への期待感は根強い。午後になって1月開催分のFOMC議事録が発表され、「財政刺激策とワクチンが大幅な経済引き上げをもたらす」と指摘した一方で、「実質的な進展には時間がかかり、資産購入を変更する前にはコミュニケーションをとることが重要」とも言及した。全体的には、パウエルFRB議長がこれまで示して来た慎重姿勢を強調したスタンスからかけ離れた印象はなかった。ユーロドルは一本調子の下げを見せた。1.20ドル台前半まで一時下落しており、再び大きな心理的節目の1.20ドル割れを試す動きも出ている。対ポンドや円でもユーロは下落しており、ユーロ円は127円台半ばまで一時下落。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比90ドル27セント(0.3%)高の3万1613ドル02セントと3営業日続けて過去最高値を更新した。終値はナスダック総合指数が82.00安の1万3965.50、S&P500が1.26安の3931.33。序盤はマイナス圏での推移が続いたものの、終盤になってプラスに転じた。午後に1月開催分のFOMC議事録が発表され、「財政刺激策とワクチンが大幅な経済引き上げをもたらす」と指摘した一方で、「実質的な進展には時間がかかり、資産購入を変更する前にはコミュニケーションをとることが重要」とも言及した。全体的には、パウエルFRB議長がこれまで示して来た慎重姿勢を強調したスタンスからかけ離れた印象はない。ただ、きょうの株式市場はIT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まった。朝方発表の1月の米小売売上高は予想を大きく上回る強い内容となるなど、特に悪材料が出たわけではないが、このところの上昇で買い疲れが出ていたものと思われ、これまで上げをリードしてきたIT・ハイテク株など成長銘柄に利益確定売りが出たようだ。米小売売上高については、前月比で5%超上昇。全業種に渡って増加が見られており、12月に実施した600ドルの直接給付が効いているとの指摘が多い。現在協議されている追加経済対策では1400ドルの直接給付が盛り込まれており、3月には実現しそうな気配もある。本日の米小売売上高の結果は、春以降のさらなる個人消費の盛り上がりを期待できる指標との認識も出ているようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は、金が26.4~26.1ドル安、中心限月の4月限が26.2ドル安、銀が1.3~0.5セント安、中心限月の3月限が1.0セント安。金4月限は続落。時間外取引ではドル高や米国債の利回り上昇に対する懸念を受けて軟調となった。日中取引では、好調な米経済指標によるドル高を受けて一段安となり、昨年6月以来の安値1767.9ドルを付けた。外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇し、ドルの代替投資先とされる金先物に売りが優勢となった。銀3月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。ニューヨーク金4月限は続落。時間外取引では1781.8~1794.2ドルのレンジで推移、前日比7.4ドル安の1791.6ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、押し目を買われる場面も見られたが、ドル高や米国債の利回り上昇に対する懸念を受けて軟調となった。日中取引は、好調な米経済指標を受けてドル高に振れたことが圧迫要因になった。時間外取引の安値を割り込むと、テクニカル要因の売りが出て一段安となり、昨年6月以来の安値1767.9ドルを付けた。米卸売物価指数(PPI)や米小売売上高が事前予想を上回り、米国債の利回り上昇からドル高に振れたことが圧迫要因になった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は3日続伸した。WTIで、期近の3月物は前日比1.09ドル(1.8%)高の1バレル61.14ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.08~1.09ドル高。その他の限月は0.19~0.98ドル高。石油輸出国機構(OPEC)プラスによる減産や、新型コロナウイルスのワクチンによる経済活動の正常化で需要回復が鮮明となり、需給が改善していくと期待されている。米WSJの報道でサウジアラビアが4月以降の増産を検討していると伝わったものの、上昇基調は崩れなかった。サウジは来月の産油国会合で増産を表明する計画であるという。OPECプラスが日量720万バレルの減産目標を維持しているなかで、2月、3月とサウジは日量100万バレルの自主減産を行うが、4月以降は不明。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は新型コロナウイルスに対する勝利を宣言するのは時期尚早であると述べたほか、主要産油国は引き続きかなり慎重であるべきとの認識を示した。同エネルギー相は米WSJの報道を否定しなかったものの、予測不可能な決定を見通す試みをしないよう求めた。

シカゴコーン・大豆

コーンは総じて小幅続伸。終値の前営業日比は、0.25セント安~3.75セント高。中心限月の期近3月限は0.75セント高の553.00セント。引き続きブラジルの大豆収穫遅れに伴うサフリーニャ(後播種)コーン生育遅延が警戒された。ただ、18~19日開催のUSDAアウトルック・フォーラム(展望会議)を控えていることで様子見ムードが強まっていたや、小麦の反落が重石となったことで上げ幅は限られた。3月限は552セントで取引を開始した後はアジアの時間帯の前半に地合いを引き締めて555セントまで上昇。その後しばらくは552セントを下値支持線とする底意の強い足取りとなったが、欧州の時間帯の中盤を迎えると軟化し、550セント割れ直前まで下落した。


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