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朝刊:2021/02/24

ダウは小幅高で3万ドルをキープ。オイルは小反落も高値を維持。ゴールドは反落。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場でドル円は105円台前半での推移が続いた。本日はパウエルFRB議長の議会証言が行われていたが、「年内の見通し改善が示唆されている」としたうえで、「目標に向け長い道のり。一段の進展には一定の時間がかかる」との従来の認識を繰り返した。市場が注目していた長期金利上昇については「成長とインフレの見通しによるもの」と述べるに留まり、特段の認識を示した印象はない。ただ、議長はインフレ自体について、向こう1年程度はベース効果もあり、大きく変動する可能性に言及しているものの、インフレ上昇が大幅になったり、持続的な上昇を見せるとは見込んでいない。インフレ自体にあまりタカ派な見方をしていない印象もあった。議長の証言を受けて米10年債利回りが下げに転じ、ドル円も上値を抑えられた。ドル円は東京勢が祝日のアジア時間に一時104円台まで下落する場面がみられたが、その後は105円台に戻している。ただ、105円台半ばに来ている200日線は回復できていない。再び下げトレンドに戻すのか重要な局面とも思われる中、米株がIT・ハイテク株中心に調整色を強めており、明日以降も警戒感をもって見る必要がありそうだ。ユーロドルは1.21ドル台半ば。ロンドン時間には1.21ドル台後半まで上昇し、今月の高値を上回る場面がみられたものの、1月の高値で強い上値抵抗とも見られている1.2190/00ドル水準には慎重なようだ。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸し、前日比15ドル66セント高の3万1537ドル35セントで終えた。終値はナスダック総合指数が67.85安の1万3465.20、S&P500が4.87高の3881.37。序盤はIT・ハイテク株中心に調整色が強まり、株価指数も大幅に下げていた。ナスダックは一時4%近く急落する場面もみられ、ダウ平均も326ドル安まで一時下げ幅を拡大していた。市場では景気回復への期待は高まっているものの、同時にインフレ期待も高まっており、長期金利が上昇している。そのような中でこれまで上げを先導していたIT・ハイテクなど成長株のバリュエーションへの懸念も出ているようだ。全体的な雰囲気の悪化に循環株への買いも一服していた。しかし、本日のパウエルFRB議長の議会証言を通過後から買い戻しも入り、ダウ平均はプラスに転じている。議長は「年内の見通し改善が示唆されている」としたうえで、「目標に向け長い道のり。一段の進展には一定の時間がかかる」と引き続き景気を支援する姿勢を示している。市場が注目していた長期金利上昇については「成長とインフレの見通しによるもの」と述べるに留まり、特段の認識を示した印象はない。ただ、議長はインフレ自体について、向こう1年程度はベース効果もあり、大きく変動する可能性に言及しているものの、インフレの上昇幅が大きくなったり、それが持続的な上昇を見せるとは見込んでいないようだ。インフレ自体にあまりタカ派な見方をしていない印象もあった。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は反落。終値の前日比は、金が2.7~2.3ドル安、中心限月の4月限が2.5ドル安、銀が39.7~38.4セント安、中心限月の3月限が39.7セント安。金4月限は反落。時間外取引では、ドル安を受けて堅調となったが、買い一巡後は上げ一服となった。日中取引では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて戻りを売られたが、ドル安が下支えになった。バイデン米政権の国債増発観測から金利上昇が見込まれ、金利の付かない金の先安観を意識した売りがやや優勢となった。銀3月限は日中取引での金軟調につれ安となった。ニューヨーク金4月限は反落。時間外取引では1802.3~1815.2ドルのレンジで推移、前日比1.0ドル高の1809.4ドルとなった。4月限は高寄りしたのち、ドル安を受けて堅調となったが、買い一巡後は上げ一服となった。日中取引は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の上院銀行委員会の議会証言を受けて1794.5ドルまで下落した。その後は、ドル安から買い戻しなどが入って下げ一服となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、米FRBの政策支援がインフレ高進を招くとは考えにくいとの見方を示した。現在の市場の動きについては、景気回復への期待を反映していると指摘し、景気支援の継続が必要とした。前日にラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBは長期債の動向を注意深く見ている」と述べており、米FRB議長の反応が注目された。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は小幅に下落した。WTIで23日から期近となった4月物は前日比0.03ドル安の1バレル61.67ドルで終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.03ドル安~0.03ドル高。その他の限月は0.03ドル安~0.23ドル高。利益確定の売りで上値が抑えられたものの、コロナ禍からの出口が見え始めているなかで石油需要の回復期待が根強く、下値は広がらなかった。主要国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進められており、米国や英国では年後半から経済活動が正常化する見通しとなっている。米ファイザーのワクチン接種が積極的に行われているイスラエルでは接種率が82.26%まで上昇。流行の抑制に向けて前向きな結果が伝えられている。石油輸出国機構(OPEC)プラスが減産を続け、世界的な過剰在庫が減少を続けると見通しであることも支援要因。来週の産油国会合では4月以降の生産量の調整について協議される公算だが、増産は段階的にしか行われず、供給不足気味の舵取りが維持されるとみられている。米テキサス州の寒波で供給がかなり落ち込んだとみられていることも支援要因。今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報発表を控えて下値は限定的だった。

シカゴコーン・大豆

コーンはまちまち。期近が小幅続伸。終値の前営業日比は0.75セント安~2.75セント高。中心限月の期近5月限は2.00セント高の552.50セント。ブラジルでの大豆収穫遅れに対する警戒感から上伸した大豆市場の大幅高と、ブラジでのサフリーニャコーン作付遅延懸念が買い支援要因となった。ただ、米国内のコーン需給は大豆に比べるとひっ迫感が薄いため、2月9日以来の高値に達しながらもこの勢いを持続することはできずに大きく上げ幅を縮小。プラスサイドは維持したが、終値はこの日の安値に近い水準だった。5月限は550.50セントで取引を開始した後のアジア


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