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朝刊:2021/03/01

週明けは貴金属、株、オイルのトリプル安か。ドル円はしっかりで106円台半ば。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場はドル高が優勢な展開となった。NY朝方の米債利回り上昇がきっかけとなり、ドル円は直近高値を超える106円69銭まで。米10年債利回りは、25日に1.61%を付けた後、1.45%前後がしっかりとしており、そこから下がらなくなったことで、NY市場でいったん上昇する格好に。106円69銭を付けた後は、106円台半ばがしっかりとしており、NY午後から夕方にかけて米債利回りが低下する局面でもドル円はしっかりとなった。ダウ平均が朝方に大きく下げた後いったん戻し、夕方にかけて再び下げたことで、リスク警戒のドル買いが入った面も。ロンドン市場でのドル高局面で1.21割れを付けた後、1.20台での売りに慎重姿勢が見られたこともあり、NY午前中はユーロドルはしっかり。1.2141を付ける場面が見られた。もっともその後はドル高基調に押される形で値をおつぉい、1.21をしっかり割り込むと、夕方にかけての株安を受けたリスク警戒のドル買いもあって1.2060台まで値を落とす展開に。ユーロ円はドル円の上昇、ユーロドルの上昇両面から上値をトライし、NY昼頃に129円39銭まで。その後は売りが入る展開となり128円50銭台まで大きめの調整が入っている。ポンドドルはそれほどの下げを見せず。ロンドン市場で1.39割れを付けた後、NY昼ごろにかけて1.3987までポンド高ドル安が進行。その後ドル高基調が続く中で上値を抑える格好となったが、押し目は1.3920前後までと限定的で、上昇基調が継続。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。前日比469ドル64セント(1.5%)安の3万0932ドル37セントと3週間ぶりの安値で終えた。一方ナスダックは反発している。終値はナスダック総合指数が72.91高の1万3192.34、S&P500が18.19安の3811.15。米国債利回りの上昇が米株の重しとなり、ダウ平均株価はNY朝から売りが目立つ展開に。午前中に500ドル近い下げとなった。その後米債利回り上昇が一服したことまって一時買い戻しの動きが広がり、安値から400ドル近い戻しを見せる場面が見られたが、引けにかけて急速に売りが進み、終値は469ドル安と安値圏に近いところまで値を落として週の取引を終えている。米10年債利回りは昼頃に1.52%近くまで上昇したが、その後低下する展開。NY夕方には一時1.37%台を付けていた。ダウ平均が大きく下げる一方ハイテク中心のナスダックは朝から買いが優勢。フェイスブック、ツイッターといったSNS関連株の大幅高、半導体のエヌビディアなどの上昇が支えとなった。昨日大きく下げた分の調整の動きも。引けにかけては上げ幅を縮めたが、プラス圏を維持して弾けている。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は大幅続落。終値の前日比は、金が46.8~45.4ドル安、中心限月の4月限が46.6ドル安、銀が124.6~123.5セント安、中心限月の5月限が124.5セント安。金4月限は大幅続落。時間外取引では米国債の利回り上昇が一服する場面も見られたが、ドル高を受けて戻りを売られて軟調となった。日中取引では、米国債の利回り上昇や株安・ドル高を受けて一段安となり、昨年6月以来の安値1714.9ドルを付けた。中心限月として昨年6月以来の安値を付けた。ドル高を受けて、ドルの代替投資先とされる金先物には売りがかさんだ。銀5月限は金急落やリスク回避の動きを受けて軟調となった。ニューヨーク金4月限は大幅続落。時間外取引では1753.5~1773.8ドルのレンジで推移、前日比18.4ドル安の1757.0ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、米国債の利回り上昇が一服したことを受けて下げ一服となったが、ドル高が再開すると、戻りを売られて軟調となった。日中取引は、安値を買い拾われたが、米国債の利回りが上昇し、株安・ドル高に振れたことをきっかけに売り圧力が強まって急落した。時間外取引の安値を割り込むと、テクニカル要因の売りが出て昨年6月以来の安値1714.9ドルを付けた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTIで期近の4月物は前日比2.03ドル(3.2%)安の1バレル61.50ドルで取引を終えた。終値の前営業日比は、期近2限月が前日比2.03~1.99ドル安。その他の限月は1.96~1.65ドル安。ドル高に振れたことやダウ平均株価が一時急落したことに加えて、月末と週末が重なったことで手じまい売りが加速する展開となった。このところ騰勢を強めて戻り高値を更新していた反動で下げ幅が大きくなった。また4日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの協議で4月からの減産枠が縮小が決定される可能性もあることも圧迫要因となった。4月限はアジアの時間帯午前の時間外取引から63ドル台前半で軟調に推移して、午後には62ドル台まで軟化した。欧州の時間帯後半には一時63ドル台に持ち直す場面もあったが、米国の時間帯に再び急落して、後半には61ドル台半ばまで崩れた。ロイター通信が発表した今年のブレント原油の平均価格に対するアナリスト予想平均は59.07ドルとなり、先月の54.47ドルから急伸した。バンクオブアメリカは、原油の上昇スピードか過去30年間で最も速いものになると予想して、今後5年間のブレント原油の平均価格を50~70ドルとした。バークレイズは今年のブレント原油の平均価格を67ドル、ゴールドマンサックスはブレント原油が今年の第3四半期までに75ドルに到達する可能性があるとしている。米ベーカー・フューズが発表した米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は前週比4基増の309基となった。

シカゴコーン・大豆

コーンも総じて続落。終値の前営業日比は4.75セント安~6.50セント高。中心限月の期近5月限は2.25セント安の547.50セント。ドル高にダウ平均株価や原油の急落、さらには月末と週末が重なったうえ、3月限の受渡通知開始日だったこともあり、この日も2月のこれまでの騰勢に対する手じまい売り主導で軟調な展開。ただこの日のシカゴ穀物の下落を主導したのは小麦で軒並み2ケタの下げ幅となった。コーンは小麦に比べると下げ幅は抑制されて、3月限は小幅にプラス引けした。なお、3月限の受渡通知量はゼロだった。5月限はアジアの時間帯の時間外取引では540セント台半ば~後半で軟調に推移して、欧州の時間帯後半から米国の時間帯にかけて540セントを試す展開となった。結局この時に付けた540セントちょうどがこの日の安値になり、その後は再び540セント台後半まで戻した。


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