FXと商品先物取引の違いと共通点

2017年10月25日 投稿

 

今回は、商品先物取引とFX(外国為替証拠金取引)の違いをご紹介します。商品先物取引は、FX以上のレバレッジ・需給・出来高分析などのメリットが盛りだくさん。

 

ちなみに、この二つの金融商品を比べると、商品先物よりFXの方が市場規模は大。そのため、FXの経験だけある方も多いはず。しかし、2000年頃は、商品先物の市場規模が上でしたし、歴史も長い。なにしろ、FXをこれだけ大規模な金融商品に育てたのは、商品先物取引関係者たち。

 

商品先物取引とFXの比較

 

さて、それでは、両者の共通点・違いやメリットを見ていきましょう。商品先物取引とFXの違いを簡単に表にするとこんな感じになります。

商品先物取引とFXの比較

最も違うのは、当たりまえですが取引の対象。商品先物取引は、貴金属や穀物・原油といったモノを取引するのに対して、FXは通貨を取引。

 

と言っても分かりにくいので、もう少し具体的に言うと「FXは米ドル/円・ユーロ/円といった通貨と通貨の組み合わせ」を取引して利益を狙います。そして、商品先物取引は、「金・銀・原油・コーン」といった商品を取引。

 

金や穀物・原油といった実需に基づいた値動きをする商品を取引したい方は、商品先物取引にチャレンジしてみてください。

 

商品先物取引・FXと共通のメリット

 

実は、商品先物取引とFXには共通点が多いことをご存じでしょうか。そのため、FXの経験がある方は、商品先物取引の仕組みにとまどうことなくスタートできますし、逆もしかりです。

 

では、その共通点を三点ほど。

 

1.証拠金制度
取引時に、取引金額を全て用意しなくても、一定額を証拠金として預けることで売買できます。これは、商品先物取引・FXと共通のメリットで、少ない金額で大きな取引ができます。

 

2.買いからだけでなく売りから取引可能
予想より価格が上昇した時だけを狙って買うのではなく、下落することを予想して売りからスタートできるのも特徴。

 

3.夜も取引可能
FXも商品先物取引も夜に取引できます。グローバル化の進んだ今、米国や欧州の取引時間での値動きも気になるところ。商品先物取引は、夜間取引として、16:30~05:30の間も市場が開いています。

 


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さて、次に商品先物取引とFXの違いをご紹介します。

 

金先物は最大約70倍のレバレッジで取引できるなど、商品先物取引のメリットもたくさん。

 

1.取引に期限がある
商品先物取引は、限月と呼ぶ決済期限があります。決済期限は、最長で1年間。買い・売りどちらを選んでも、期限内に決済しなければいけません。もし、期限を過ぎると、現物(実際の商品)の受け渡しを行うことになります。だからこそ、現物の裏付けがある値動きになるメリットも。


限月について

 

●金先物の相場表:限月ごとに価格が異なります。詳しくは、ルール:期限付きの取引をお読みください。

 

2. レバレッジ倍率
FXの最大倍率は25倍まで。商品先物取引は銘柄によって異なり数倍から数十倍のレバレッジで取引できます。


レバレッジ

 

●金先物のレバレッジ事例
1. 価格:1g4,635円
2. 取引単位:1枚=1,000g
3. 必要証拠金:66,000円(フジフューチャーズ)
4. 最大レバレッジ:70.2倍

 

●米ドル/円のレバレッジ事例
1. 価格:112.16円
2. 取引単位:1万ドル
3. 必要証拠金:44,865円
4. 最大レバレッジ:25倍

 

※2017年10月18日
※最大レバレッジの限度額であり、低いレバレッジでも取引できます。

 

このレバレッジの高さは商品先物取引の大きなメリット!

 

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3.値動きの材料が需給中心であること
通貨を取引するFXは、中央銀行の操作する金利や各国の経済指標を読むのが大変。雇用統計・インフレなどのデータは、国全体の複雑な数字をまとめなければならず、通貨を管理する中央銀行自身ですら見通しを外すこともしばしば。


それに対して、商品先物取引の場合、貴金属・穀物・原油等の需給データは、取り扱う商品が限定されており、地域も限定しているため読みやすい面もあります。

 

なにしろ、通貨の場合は、中央銀行が供給量を増やしたり減らしたりできます。しかし、商品先物の場合、金や穀物の生産量を増やしたり減らしたりするのは大変で時間がかかります。

 

4.出来高・取組高による分析ができる
株式でもなじみのある出来高・取組高分析。商品先物取引でも利用できるのに対して、FX顧客の出来高や取組高が公開されていませんから、この分析方法を利用できません。

 

取引所取引と相対取引

 

もう一点、商品先物取引とFXの違いを上げると、取引形態の違い。商品先物取引は、全ての取引を取引所に集約して行います。どの商品先物会社を選んでも値動きは同じです。

 

FXは、顧客と取引会社が直接、1対1で取引する相対取引の形。そのため、取引会社によって、同じ時間帯でも価格が違い、指値や逆指値が成立しないといった事例もありました。



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