商品先物取引の【おすすめの銘柄選び】

2018年7月25日 投稿

 

今回は、商品先物取引に興味を持ったので、【おすすめの銘柄を教えてください】という質問にお答えいたします。

 

商品先物取引は、株式と違い、銘柄数が少ないことが特徴。それゆえに、株価収益率などの指標から割安な銘柄を見つけるというやり方よりも、取引する銘柄を決めて、徹底的に研究する方法を採用しましょう。割安・割高な株を探すのではなく、常に同じ銘柄を取引するスタイル。

 

初心者におすすめの銘柄はどれ!

 

さて、それでは、初心者におススメできる商品先物の銘柄をご紹介します。その前に、銘柄選びの基準を次の三点に絞ります。

 

商品先物取引:銘柄選びの基準

 

1.取引の多い銘柄

 

2.値動きが安定しており、かつ動きがある

 

3.情報が多くて入手しやすい

 

この3つの条件を満たす銘柄は、金・白金・原油・ゴム。
※時期・時代により変化します。

 

中でも【金・白金・原油】の3つから選ぶのがいいでしょう。ゴムは、取引量こそ条件に合うものの、情報入手の点でやや劣ります。商品先物取引のなかでも名の知れた銘柄である【穀物のとうもろこし・大豆】、【エネルギーのガソリン・灯油】は、近年、出来高が減っているため、商品先物取引に慣れてから売買するようにしてください。

 

では、次におすすめ銘柄選びのポイントからご紹介いたします。

 

1. 取引の多い銘柄

 

商品先物取引で取引する銘柄は、取引の多いものを選びましょう。取引高が少ないといくつかのリスクがあります。例えば、大口注文が入ると売りと買いの数量バランスが崩れて、価格が乱高下すること・注文が約定しないなど。取引が少ないと、力技(資金力)で相場をコントロールする仕手も入りやすくなります。

 

なお、商品先物取引の取引量を示す数字には、出来高と取組高の二つ。

 

  • 出来高:売りと買いの出合った数量
  • 取組高:未決済の建玉総量

主な商品先物取引銘柄:2017年の年間出来高 東京商品取引所

商品先物の出来高ランキング
最も取引の多い金と比べると、小豆の出来高は、わずかに0.22%しかありません。

 

2.値動きが安定かつ動きがある。


値動きがないと、どんなに優れたトレーダーが売買しても利益・損失が生じません。逆に、あまりにも値動きが荒すぎると売買しにくく、チャート分析の意味もなくなります。取引の少ない銘柄は、時折、急激に値動きが荒くなることからも、取引高の多い銘柄を選ぶことが重要。

 

まったく動きの無い銘柄では、売買しても利益が得られませんから、ある程度の値動きがある銘柄を狙いましょう。

 

◆東京小豆の日足チャート:フジフューチャーズ 2018年7月19日

小豆のチャート
小豆先物のチャートを見ると、価格の乱高下・値動きのない日があることが分かります。その一部を赤く囲いました。

 

◆東京金の日足チャート:フジフューチャーズ 2018年7月19日

東京金のチャート
東京金先物のチャートは、ローソク足が綺麗に形作られており、四本値がきちんと成立していることが分かります。

 

3.情報が多くて入手しやすい


情報が少ない銘柄だと、何を頼りに売買すればいいのか分かりませんね。小豆・パラジウムといった銘柄は、元の商品自体の生産量や流通量が少ないこともあって、一般に手に入る情報が少ない銘柄です。

 

金や原油をおすすめするのは、世界中で取引されている上に、社会生活上も重要な品物です。そのため、多くの情報が入手できますから、取引しやすい銘柄だと言えます。それに、情報が少ないまま、チャートだけで取引するよりも、ファンダメンタルズの情報を合わせて分析する方が、商品先物取引の奥深さを味わえます。

 

おすすめ銘柄の簡単紹介【金・白金・原油】

 

●金は、商品先物取引の銘柄の中で最も人気の高い商品。通貨の一つとも考えられており、初心者に、迷わずおススメできる銘柄。

 

●白金は、金と同じ貴金属の一種。希少で高価な点でも似ています。通貨としてよりも商品(モノ)としての用途が多い。

 

●原油、20世紀は石油の世紀と言われるように、現代でも重要なエネルギー源。原油を巡る政治・経済上の問題は大きく、原油価格の動き次第で、経済成長・インフレ・景気が左右される。



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