商品市況が強く影響する株式銘柄「資源や素材の値動きは」

2019年3月15日 投稿

 

今回は、商品先物市場の動き=商品市況に強い影響を受ける株式のことをご紹介します。商品先物の代表的な銘柄である金や原油などを扱う会社がその典型。

 

金鉱株や石油会社の株は、特にイメージしやすいですよね。

 

商品市況と株価の関係

 

では、商品市況の値動きは、市況関連株にどのような影響を与えるのか考えてみましょう。単純に、商品が上がれば、株価も上がると言えれば簡単ながら、そうとも言いきれません。

 

個別株の詳細は、それぞれに判断するとして、商品市況との大まかな関連性を覚えておきましょう。商品市況に強い影響を受ける銘柄を市況関連株と呼びます。

 

◆マーケットニュース:フジフューチャーズ

マーケットニュース
商品先物・株式の関連性を学びましょう。

 

市況関連株を分類

 

まず、市況関連株を考えるとき、大きく2つに分類します。

 

1. 鉱山や油田を持っている会社=資源株
2. 金属や原油を加工する会社=素材産業株(市況関連株)

 

両方の顔を持っている会社もありますし、直接、資源を保有していなくても、鉱山や油田で商品を掘り出す機械を作る・採掘に関連した会社など資源関連会社と呼ぶ会社もあります。

 

資源株は、商品市況に連動

 

金鉱山や油田などを保有している資源株は、金・原油などの商品市況に連動しやすい銘柄。金価格が上がれば、金鉱山の価値は上昇し、生産する金も高く売れますから、金鉱山株も上昇というシナリオが描けますね。原油や非鉄金属なども同じです。

 

つまり、資源株:商品市況の上昇(下落)=資源株の上昇(下落)。


素材産業株は、商品市況と逆に動く

 

次にモノを作る会社のことを考えてみます。

 

日本は、資源の少ない国で、資源や部品を加工することが得意。すなわち、海外から資源を買い、加工や組み立てで、売上&利益を得る企業が多い国。いわゆる製造業です。

 

そのため、商品市況が上昇すれば、原材料価格が上がることになり、製造原価が高くなります。そのため、原材料価格の上昇を値上げに転嫁できなければ、利益が下がり業績が悪化します。デフレ&便乗値上げに敏感な世相では、値上げも難しい。

 

そのため、素材産業株:商品市況の上昇(下落)=素材産業株の下落(上昇)。

 

商品市況と株価の関係として、傾向はこんな感じです。あくまでも傾向ですけどね。

商品市況と株式

もちろん、実際には、価格変動の影響を減らす目的で、商品先物市場などで、ヘッジを行っている会社も多い上、為替の影響もあるため、教科書的な動きをいつもするとは限りません。

 


特に、市況に関連して動く素材産業株(製造業株)は、多くの有名な会社を含むことから、株式の値動きだけでなく、商品市況に注目しておきましょう。

 


代表的な資源株:石油資源開発(1662)、国際石油開発帝石(1605)、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、DOWAホールディングス(5714)、原油や鉱物などを売買してきた商社は、鉱山会社の保有や出資が増えており、資源株に含むことも。三菱商事(8058)や三井物産(8031)などが代表的な銘柄ですね。

 

代表的な資源関連株:建設機械のコマツ(6301)、三菱重工業(7011)など

 

代表的な素材産業株:三菱ケミカルホールディングス(4188)、住友化学(4005) 、新日本製鉄住金(5401)、神戸製鋼(5406) JXTGホールディングス(5020)、昭和シェル(5002)

 

一応、上記のように分類していますが、書ききれないくらいたくさんあります。

 

なお、商品市況の影響大とはいえ、商品市況の変化=企業業績の変化であれば、経営者なんて必要ありませんよね。

 

そのため、商品市況の影響で、企業業績や株価がダイレクトに悪化しないように、保険・ヘッジ・原材料会社の保有や確保を行います。ゆえに、経営の安定化を目的として、資源株と素材株の両面を持つ会社は増えています。




7,800円からの金投資 約60倍のレバレッジ効果 仮想通貨が注目されているからこそ 金投資で分散投資


7,800円からの金投資 約60倍のレバレッジ効果 仮想通貨が注目されているからこそ 金投資で分散投資