GWの10連休は、商品先物・為替・株式すべての荒れ相場に注意

2019年4月22日 投稿

 

2019年のGWは、天皇陛下の即位のために、10連休。この間、商品先物取引・株式ともに国内市場はお休み。東京商品取引所での立会もなく、国内市場の値動きはストップします。

 

4月27日(土曜日)~5月6日(月)とまるまる1週間強も市場が閉まるのですから、トレーダーとして、備えないわけに行きません。

2019年のGWは、国内10連休で海外とのギャップあり

 

しかも、海外市場は、日本の祝祭日と関係ありませんので、GWの10連休中も取引が行われています。

 

そのため、GWは、大きな値動きがある可能性が・・・さらに、休日で動けない日本市場を狙って、10連休の期間中に、大きな相場変動が起きるリスクもあります。

 

取り越し苦労に終わり、何も起きなければ、それにこしたことはありませんので、準備は怠らず。

 

GW10連休中の商品先物取引をはじめとした市場のリスク

 

この間のリスクは三点

 

  • ●GWの前後に大きな値動きがある可能性
  • ●日本の休み(=取引できない)を狙った値動きが起きる可能性
  • ●市場に大きな影響を与える事件・ニュースが起きる可能性

 

いずれにせよ、思わぬことが起きても、国内の商品先物取引・株式市場の値動きに反映されるのは、5月7日(火)。それまでは、新規ポジションを建てることも、決済することもできません。

 

この間、最も良い対応方法は、ポジションを減らしてリスクを減らすこと。商品先物取引の場合、取引に必要な証拠金の額を取引所が増やして、全体的なポジション減少や万一の場合に備えます。

 

フジフューチャーズ:必要証拠金

 

10連休に伴うJCCHの臨時措置により、4月25日(24日夜間立会い)から5月8日まで証拠金が大幅に増額されます。


証拠金の増額例:東京金の必要証拠金は、78,000円から102,000円に増額されますので、ご注意ください。

 

GW前は、ポジション調整で相場が動きやすい

 

個人投資家&企業、それぞれ立場は違えど、考えることは同じ。そのため、GW前は、上記の理由で、ポジション調整が生じやすくなります。日本株だけでなく、為替や商品先物市場も調整の動きが出やすいでしょう。

 

※商品先物取引など証拠金取引の場合、必要証拠金が増えるため、ポジションを持ちにくくなる=ポジションを減らすことに繋がる。

 

さて、次にこの10連休で起きやすいリスク要因を想定しておきます。

 

2019年4月19日の日経平均株価終値は、22200.56円。米ドル/円は、112円を挟んだ動きと、最近の相場は、株高&円安に動いています。

 

●米ドル/円の日足チャート:円安トレンドも112円強の壁でストップ

米ドル/円の動き


調整の動きが出やすいということは、株安&円高リスクを警戒したいところ。そして、為替市場は、直近、円安への動きが強く、ポジション調整での円高リスクが気になるところ。ドル安円高に動けば、国内の商品先物市場は、安くなりますからね。

 

昔、GWは、旅行客などのドル買い需要で、円安に動きやすいというアノマリーがありました。しかし・・・

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野氏によるとGW期間中の米ドル/円は、はっきりした傾向はなし。

 

  • ●過去30年は、ドル高・円安が12回。ドル安円高が18回と円高傾向
  • ●過去10年は、5回と5回と五分。

 

過去10年の結果からは、円高及び円安どちらかへの賭けは、ギャンブルっぽい勝負。

 

その中で、日本株は高値圏。4月16日の衆院財務金融委員会で、日銀の黒田総裁は、痛恨のミス。異次元緩和の手法として、ETF(指数連動型上場投資信託)を購入している目的を言い間違えています。

 

株価安定のために実施していると言ってから、物価目標の実現のためと訂正しました。

 

株価には影響しなかったのですが、思わず本音がぽろりという感じです。上がらない物価、買い支えている株価。このギャップを日本が休みの間に海外勢が、突いてくると危険。

 

為替は、ただいま、キャリートレードを狙っての円売りポジションが増加している状況。そのため、円高リスクに注意したいところです。米中そして日米交渉の動きも気になります。米国からの赤字削減要求に応えるためにも、円安ストップの口先介入を警戒しましょう。

 


GW前の商品先物取引

 

さて、只今、原油価格が上昇していることもあり、ガソリン価格も上昇中。去年の4月・5月も上昇トレンドでした。トランプ大統領発言などにも要注意

●東京ガソリン週足 フジフューチャーズ 2019年4月19日

ガソリンの動き

 

東京金は、2019年にはいり、上昇トレンドから緩やかな下落へと変化。RSIのレベルからも上下どちらに動くか不明な状態。直近の安値圏レベル。

 

●東京金の週足 フジフューチャーズ 2019年4月19日

金の値動き



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