取組高から考える相場(白金)

2019年5月27日 投稿

 

白金が3週連続の大幅な下げにより、一般投資家(投資家、取次者経由)の買い越しが急増しました。

 

5月10日から17日で白金先限は3,027円から2,925円と102円下落の間に5,914枚の買い越しとなり、17日から24日の週も2,925円から2,834円と91円下落で7,842枚の買い越しとなりました。

 

カテゴリ別取組高表の投資家と取次者経由の合算は5月24日取引終了時点で29,768枚の買い越しとなっています。

 

2019年5月17日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 白金(標準取引) 2019年5月24日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 白金(標準取引)

 

白金は万年、一般投資家が買い越している銘柄なので、今回のような下落でこれくらいの買い越しは珍しくありません。

 

下値のめどを海外のファンドの取組と国内白金週足チャート、海外白金週足チャートから考えて見ましょう。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

海外のファンドはトレンドフォローが多い為、高くなると差引買残が増えていき、下がると売り始め、買残が減っていくか、売残が増えていきます。

 

2月の安値は海外ファンドが売りに回ったところでつけました。

 

21日時点で海外ファンドは、14,936枚まで買残が減りました。その後800ドルが割れる場面があり、買残はもっと減っているかも知れません。

 

果たして今回の白金の下落は、どれくらい海外ファンドが売れば止まるのか?

 

チャート NY白金 中心限月(19/07) 週足

 

又、国内白金週足チャート、海外白金週足チャートも前回の安値近辺で、もみ合ったところに、入ってきました。

 

チャート 東商白金 期先つなぎ足 週足

 

ここで止まるのか?

 

相場がここから戻るにしても、一般投資家の利食いが上値を抑えることも十分考えられます。

 

このような観点から相場を考察するのも面白いかもしれませんね。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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