取組高から考える相場(金)

2019年8月26日 投稿

 

8月19日から23日までのは前週末より58円値下がりして、一般投資家(投資家、取次者経由)は2,320枚、買い越しました。

 

2019年8月23日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 金(標準取引)

 

トータルは14,521枚の売り越しです。

 

続いて一般投資家(投資家、取次者経由)日々の玉の動き、NY金ETF残の推移です。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

東京金は8月16日に比べ23日の終値は58円値下がりしましたが、NY金のETF残は高い日も安い日も増えているのが分かります。ETFの買いが続いているなあと思っていたら、23日の夜には、中国が米国製品に対する報復関税を発表して、金が上昇し、引け後にトランプ大統領が、中国に対しさらに5%関税上乗せを発表して、週明け8月26日、月曜日朝の東京金はギャップアップスタートとで高値更新となりました。

 

こういったストーリーが分かっていたのではないか?と疑ってしまいます。

 

東京金8月26日朝9時半頃の10分足です。

 

チャート 東商金 6月限 10分足 中国報復関税発表 米国中国の関税引き上げ発表で週明けギャップアップスタート

 

今の金は暴落がしづらく、急騰しやすい状況なんですねえ。

 

NY金、ファンドの取組推移を見てみましょう。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

4月23日、ファンドの買い越し枚数を底に、8月20日時点では価格も取組高も差引買残も一番多くなっているのがわかります。資金が金に向かっているということですね。

 

状況が変わらないと、金の急落は中々無さそうです。

 

8月に入りここ最近の金を動かす要因をピックアップしてみました。何かヒントがあるか探してみましょう。

 

   ◆米中問題の緊迫で買い進展で売り

   ◆米国の金利動向や発言、利下げよりで買い現状維持などで売り

   ◆一日の動きの中で特に材料がないと、ドル安で買いドル高で売り

   ◆英国の合意なきEU離脱に対する不安で若干の買い

   ◆イタリアなどの不安で若干の買い

 

北朝鮮はミサイルを8月に結構発射してましたけど、さほど価格に影響は無いようですね。

 

今は米中問題と金利動向が、材料になりやすい感じです。

 

実際の相場の値動きは、ニュース(短期的なファンダメンタルズ)やチャート(テクニカル)合わさって動くので、どちらかに偏って相場を見ない方がいいようですね。

 

又、どのような時間軸をもって相場に臨むかも、気持ちがぶれないようにするために大切です。

 

相場で取っているディーラーはそれぞれ勝ちパターンを持っているようです。

 

自分に合ったパターンを探すのが、相場に勝つ近道かもしれませんね。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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