取組高から考える相場(金と白金)

2019年10月28日 投稿

 

10月21日から25日までのは前週末より55円値上がりし、一般投資家(投資家、取次者経由)は5,010枚、売り越しました。

 

2019年10月25日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 金(標準取引)

 

トータルは15,024枚の売り越しです。

 

続いて一般投資家(投資家、取次者経由)日々の玉の動き、NY金ETF残の推移です。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

東京金は10月18日終値に対し55円値上がりし、5,010枚売り越す週となりました。東京金は10月25日(金)の終値5,245円で三角持合を上抜ける形となっています。又、週足の終値ベースは8月30日の5,219円が高値だったので、これも上抜けたことになります。これで9月5日のざら場ベースの高値5,304円に挑戦の形になったと思います。

 

東京金の日足チャートです。

 

チャート 東商金 期先つなぎ足 日足

 

東京金の週足チャートです。

 

チャート 東商金 期先つなぎ足 週足

 

NY金の日足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY金 中心限月(19/12) 日足

 

こちらを見るとトレンドラインを上抜け上に走ろうとするも、戻り売りが出て、上髭になって終わっていますねえ、NY金は金曜日に上髭なので、週末の利食いみたいな格好になっています。NY金は月曜日に上昇してくるかがポイントですね。このまま下がってくると、ダマシだったことになります。

 

続いてNY金、ファンドの取組推移を見てみましょう。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

10月22日時点で、NY金の終値が1,487.5ドルと、ここ最近では安値近辺なので特に大きな玉の動きはありませんでした。

 

続いて東京白金を見てみましょう。

 

10月18日から25日までの白金は前週末より146円値上がりして、一般投資家(投資家、取次者経由)は2,462枚、売り越しました。

 

2019年10月25日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 白金(標準取引)

 

トータルは7,772枚の買い越しです。

 

続いて白金の一般投資家(投資家、取次者経由)の玉の動きと金との鞘を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

白金は9月24日終値3279円で一般投資家(投資家、取次者経由)は1,592枚の買い越しまで減り、10月2日終値3,034円で10,971枚まで再び買い越し枚数を増やしそこから200円利が乗った状態です。利食いはそんなに出ていませんが、白金の一般投資家(投資家、取次者経由)は、うまく泳いでいる状態です。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金のファンドは9月17日取組高101,825枚時に差引買残が35,659枚でしたが、10月22日時点では取組高87,551枚で差引買残は35,177枚となっています。

 

この取組高と差引買残の関係で最近の状況は、取組高をあまり増やさず、差引買残が大きく増やしているので、資金の流入ではなく売玉の手仕舞いによる差引買残の増加と言えそうです。

 

ただ白金は10月24日に大きく上昇しているので、中身の変化に注目です。

 

東京白金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 東商白金 期先つなぎ足 日足

 

10月24日に吹き上がり、三角持合いを上抜け再び3,200円台に突入です。

 

続いて東京白金の週足チャートを見てみましょう。

 

チャート 東商白金 期先つなぎ足 週足

 

東京白金は3,200円台が中々定着しないんですよねえ、ただこの1年くらいで見ると、緩やかに下値が切り上がり、上値も切り上がっているのが分かります。

 

同じ白金系金属のパラジウムやロジウムの高騰が続いているので、白金もつられてあげている部分があるのが現状です。パラジウムやロジウムが大きく下げても、白金がしっかりするようになれば、大きな上昇が見込めるかもしれませんね。

 

 

ここにきてビットコインが大きく動いています。

1週間くらいのビットコイン1時間チャートです。

 

チャート ビットコイン 1時間足

 

ビットコインが日本時間10月23日夜21時頃急落しました。

フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグはアメリカ当局が承認しない場合、暗号資産リブラの立ち上げ参加を破棄すると述べたことがきっかけでした。

 

その後中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が仮想通貨の基幹技術であるブロックチェーン推進に前向きな考えを示し急騰しましたが、本日はフェイスブックが立ち上げようとした暗号資産(仮想通貨)のリブラについて書いてみたいと思います。

 

さて、このリブラという暗号資産(仮想通貨)とはいったいどのようなものなのでしょう?

 

このコインはまずビットコインの欠点である通貨に必要な3台要素を持ち合わせています。

1.価値の保存機能(通貨の価値に変化が無いこと)

2.価値の交換機能(物と通貨を交換する機能)

3.価値の尺度機能(商品やサービスの価値を決める物差し)

 

なぜリブラが上記の機能を持ち合わせるかというと、リブラはステーブルコインだからなのです。

 

※ステーブルコイン・・・一般的には価格変動(ボラティリィティ)の無い通貨を指し、価格が一定である通貨のことを指します。別名ペッグ通貨と呼ばれることもあり、基軸通貨(ドル、円、ユーロ)に価格を連動させてレートを一定に保つ仕組みや精度を意味します。

 

これって結構凄いことなんですよ、フェイスブック利用者が全世界で23.7億人いるんですよね、そして世界で銀行口座を持っていない人(2017年時点、15歳以上)が17億人いるんですよ。世界で金融インフラを整備されていない場所でも、情報インフラはほぼ整備されているんですねえ。

 

そして、自国通貨の危うい国でも基軸通貨と同等のリブラを持つことができるんですよ。

 

いずれリブラが世界の基軸通貨になってしまう恐れが出てきましたね、そうすると何かに理由をつけてリブラを承認しないよう努力をする人が出てきます。

 

それは、ドルを支配しているユダヤといわれています。人工的に劣勢なユダヤ人は経済や政治を支配し、世界に太刀打ちする絶対に譲れないツールがドルなんです。

 

まあマーク・ザッカーバーグもユダヤ系と言われてますけどね。ユダヤの中での勢力図とかあるんですかね?ちょっと都市伝説みたいな話になってしまいました。

 

他にも承認できない理由としてフェイスブックの個人情報漏洩やマネーロンダリングに利用されるとか言われています。リブラが話題になっていたのでざっくりと書いてみました。

 

 


商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム 当社ストラテジストのマーケット展望

 

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