取組高から考える相場(金と白金と原油) 金は上昇トレンドから、持合いに移行。白金と金の価格差は過去最高を更新。

2020年7月20日 投稿

 

7月10日(金)から7月17日(金)までのは前週末より24円値上がりし、一般投資家(投資家、取次者経由)は1,702枚、買い越しました。

 

2020年7月17日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 金(標準取引)

 

トータルは10,759枚の買い越しです。

 

続いての一般投資家(投資家、取次者経由)日々の玉の動き、NY金ETF残の推移です。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

東京金はここ最近、持合いの動きに移行しているので、大きな玉の動きはありませんでした。

 

NY金ETF残高も、この3日間は増減が無く様子見ムードとなっています。

 

東京金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 東商金 期先つなぎ足 日足

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/08) 日足

 

まず、東京金の日足チャートは、ここにきて持合いの動きに移行しましたねえ、とりあえずは、持合いを抜けたほうに付いていくのがセオリーとなる場面です。

 

NY金の日足チャートも持合いに変わってきました。とりあえず1,800ドル割れは買われる感じですけど、高値も少しずつ下がっているので、これもまた抜け待ちという感じです。

 

NY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金ファンド価格が上昇しても、買わずに売っていますねえ、取組高が若干増えているので、新規の売り玉が入った感じです。ただ枚数的には少ないので、気にするほどではまだありません。

 

続いて東京白金を見てみましょう。

 

7月10日(金)から7月17日(金)までの白金は前週末より16円値上がりし、一般投資家(投資家、取次者経由)は810枚、買い越しました。

 

2020年7月17日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 白金(標準取引)

 

トータルは9,736枚の買い越しです。

 

白金の一般投資家(投資家、取次者経由)の玉の動きと金との鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

東京白金と東京金の鞘日足終値チャートです。

 

鞘チャート 東商金 期先つなぎ足 東商白金 期先つなぎ足 日足 4月24日高値3,367円 7月16日高値3,420円

 

白金に比べての割安感が強烈になってきましたねえ、4月24日に付けた3,367円を抜けて来ました

 

昔の金と白金の価格差を知っている人は、今の価格差考えられないレベルだと思う人がいても不思議じゃありません。

 

なんせ、2008年6月の金と白金の鞘は、白金の方が3,742円上だったんですからねえ、今じゃ白金の方が3,400円くらい下になってしまったんですから強烈です。

 

東京白金の日足チャートです。

 

チャート 東商白金 期先つなぎ足 日足

 

NY白金の日足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(20/10) 日足

 

どちらも、パッとしないチャートですねえ、持合っているにしても煮詰まってくる感じはしないので、大きく動き出すには時間がかかるのかなあ?と思います。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金国内白金同様取組高が増えませんねえ、持合いで相場にエネルギーが溜まるというよりは、逆に抜けている感じです。

 

取組高の面から見ても、大きく動き出すには取組高の増加が必要です。

 

最後に東京原油を見てみましょう。

 

7月10日(金)から7月17日(金)までの原油は前週末より870円値上がりし、一般投資家(投資家、取次者経由)は786枚、売り越しました。

 

2020年7月17日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) プラッツドバイ原油

 

 

トータルは107枚の売り越しです。

 

一般投資家(投資家、取次者経由)が売り越しに回ったのは、7月16日(木)からで、去年の12月30日以来なんですよ。7か月半ぶりの売り越しです。

 

続いて原油の一般投資家(投資家、取次者経由)日々の玉の動きと2番限月と6番限月のサヤ(価格差)を見てみましょう。

 

国内原油・取引内容・値段推移

 

 

原油はここにきて持合いの動きが続いていますからねえ、買い玉を一回外してもいいかな?と思う人が出てくるのも頷けます。

 

ファンド・投資信託外国商品先物取引業者経由だけの取組推移です。

 

2020年7月17日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) プラッツドバイ原油7/17 プラッツドバイ原油7/10 プラッツドバイ原油7/3 プラッツドバイ原油6/26

 

 

先週は持合いが続いているせいか、たいして片は動いていませんでした。

 

続いてNY原油、ファンドの取組推移です。

 

NY原油の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

 

NY原油11.57ドルを付けた週に取組高を最高に増やしその後は価格の上昇と共に取組高を減らしている形です。

 

安いところで買った人たちはとりあえず利食いをして、ひとまず取組がほぐれた形に見えます。ここから再び資金を呼び込み相場を大きく動かすには、原油の需給に大きくかかわってくる状況が必要な感じがします。

 

東京原油の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 東商原油 期先つなぎ足 日足

 

 

続いてNY・WTI原油の8月限日足チャートです。

 

チャート WTI原油 20/08 日足 6月23日高値41.63ドル

 

 

どちらのチャート煮詰まっていますねえ、抜けたほうに付いていくのがセオリーとなる場面です。

 

国内の商品は7月27日から取引所が大阪と東京に分かれますからねえ、落ち着いてからポジションを構築させてもよさそうな気がします。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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