取組高から考える相場(金と白金) 東京金は上場来の高値更新で有終の美を飾る、更なる高値更新で大阪金の幕開け

2020年7月27日 投稿

 

7月17日(金)から7月22日(水)までのは前週末より188円値上がりし、一般投資家(投資家、取次者経由)は7,030枚、売り越しました。

 

2020年7月22日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 金(標準取引)

 

トータルは3,729枚の買い越しです。

 

続いての一般投資家(投資家、取次者経由)日々の玉の動き、NY金ETF残の推移です。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

さて、東京金有終の美を飾って終わりましたねえ、上場来高値を更新で、TOCOMでの上場が終了ですから、感慨深いものがあります。

 

連休を前に一般投資家(投資家、取次者経由)ポジションを軽くした形になりました。

 

NY金ETF買い増しが続き、国内連休明けの金価格は大きく値段を飛ばしています。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 東商金 期先つなぎ足 日足 7月27日高値6,568円

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/08) 日足

 

まず、本日から名称が変わった大阪金は、国内連休明け価格が吹き上がりました。寄付きからストップロスを巻き込み、6,568円の高値を付けています。

 

そしてNY金三角持合いを上抜けてから、上昇トレンドに入り、上げ足を強めています。

 

NY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金ファンドは価格の上昇幅の割には、差引買残の増加枚数が少ない感じがします。

 

しかし、取組高は増加しているので、新規売りと新規買いがぶつかっているものと思われます。

 

続いて大阪白金を見てみましょう。

 

7月17日(金)から7月22日(水)までの白金は前週末より178円値上がりし、一般投資家(投資家、取次者経由)は2,995枚、売り越しました。

 

2020年7月22日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) 白金(標準取引)

 

トータルは6,741枚の買い越しです。

 

白金の一般投資家投資家、取次者経由)の玉の動きと金との鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

白金は久しぶりに3,000円台を付け、7月22日は4桁の利食い売りが出ました。

 

しかし、金との価格差は全く縮まらず、金売り白金買いを持っている人には、厳しい状況になっています。

 

東京白金と東京金の鞘日足終値チャートです。

 

鞘チャート 東商金 期先つなぎ足 東商白金 期先つなぎ足 日足 7月16日高値3,420円

 

金と白金の価格差7月16日に3,420円を付けましたけど、これを書いている7月27日日中は3,420円を挟んでの値動きで、過去の最大価格差となっています。

 

大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 東商白金 期先つなぎ足 日足

 

大阪白金の週足チャートです。

 

チャート 東商白金 期先つなぎ足 週足

 

日足週足共に連休明けギャップを開けて上昇しています。

 

大阪白金の月足チャートも見てみましょう。

 

チャート 東商白金 期先つなぎ足 月足 3月陰線始値3,084円

 

白金はやっと3,000円台を回復していますが、金との価格差は縮まっていません。

 

白金が上昇に弾みをつけるには、7月31日終値が3,084円を超えて終わることが一つの条件になりそうです。

 

7月31日の終値が3,084円を超えて終わる3月の陰線を消しチャートの形が良くなるので大事な局面となります。

 

NY白金の日足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(20/10) 日足 5月20日高値943ドル

 

NY白金も5月20日の高値943ドルを超えてきました。これで1,000ドルに挑戦の形になっています。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金ファンドはここにきて、差引買残と取組高が増えてきました。と言っても2月の時点から比べれば、取組高は半分なので、極まった感じは全くありません。

 

白金への資金の流入は感じませんが、金価格との乖離を理由に、買ってくる向きはあっても不思議ではありません。そうなれば取組高が増えてくるので、その点を注意しておく必要がありそうですね。

 

 



-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。