取組高から考える相場(金と白金と原油) 金はダイヤモンドフォーメーションを上に抜けたのか?

2020年8月31日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

国内持合いが大分煮詰まってきました。これを書いている8月31日の午前9時近辺は、チャートの右上に出てきたかなあ?といった形になっています。

 

NY金ETF残高は完全に様子見へ移行しています。

 

週末は14時10分ごろに安倍総理退陣のニュースが飛んできて、20円ぐらい円高に引っ張られる形で、下げましたが金そのものに影響を大きく与えるニュースではありませんでした。

 

場中安倍総理退陣が伝わるとは思いませんでした。17時に会見と言ってましたからねえ。

 

サプライズで日経平均はプラス圏から一時600円くらいマイナスに沈み、退陣のニュースから中国株は高いところからさらに1%くらい上げました。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足

 

もうひとつ大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足

 

まず国内金日足チャートはひし形のダイヤモンドフォーメーション右上に抜け始めたように見えます。

 

結構、線を引く時に考えてしまうのが、下のチャートのように線を引いてしまうと持合いの中にまだいるように見えちゃうんですよ。

 

個人的には前日の終値がかろうじてトレンドラインの右上にいるので、右上に抜けたと判断しますが、売り玉を持って切りたくないときは、下のチャートのような線を引いて堪えてしまうこともあったりしました。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 日足

 

NY金の日足チャートはまだ三角持合いの中でいいのかなとは思いますねえ、前日の終値最初の三角持合いの中にいるので、前日高値新たな線として変わってもなんら問題ない感じです。

 

続いてNY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金ファンドは、8月18日より、90ドル下落して、取組高らし差引買残らしているので、売り方ファンドも投げに合わせて利食いを入れたような形になっています。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

白金は金の調整に引きずられる形で、こちらも調整を入れましたが、ここ最近3,100円台小さな値動きに入ってしまい、金との価格差3,400円台で落ち着いてしまっています。

 

大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足

 

NY白金の日足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(20/10) 日足 三尊のネックライン894.3ドル

 

まずは国内白金の日足チャートですが、ここ最近は実線部分が乏しく十字線だらけになってきました。

 

人気が無くなってきている感じがします。

 

そしてNY白金の日足チャート細線で引いた三角持合いの中で、終値894.3ドルを割ってくると三角持合い下抜けと三尊天井形成という形に変わります。持合いを右上に抜けてこないとちょっと厄介な形ですねえ。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 高値3,703円

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートを見てみると下値切り上がった形の白金売り金買いチャートになっていますねえ、白金そのものに力が無いですから、白金との価格差を縮めるには、金が大きく売られる必要がありそうですけど、そうなると白金も影響を受けて、大きく縮まないんですよねえ、やはり価格差を縮めるには白金独自の買い材料が必要なのかもしれません。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金ファンドは、価格の下落と共に差引買残を減らしています。一時よりは、取組高を増やしてはいますが、10万台まであった時期を考えると、やはり5万台の取組高ではパッとしない感じです。

 

最後に東京原油を見てみましょう。

 

原油の一般投資家(投資家、取次者経由)日々の玉の動きと2番限月と6番限月のサヤ(価格差)です。

 

国内原油・取引内容・値段推移・2番限-6番限 終値(-は順ザヤ)

 

 

ここ最近は値動きが乏しく、夜間も大して動いていなかったので、久しぶりに原油を取り上げてみました。

 

投資家の人たちは28,000円台後半から売り持ちになっているので、あまりいい状況では無いようです。(TOCOM銘柄は今でも取組内容が見ることができます。)

 

ファンド・投資信託外国商品先物取引業者経由だけの取組推移です。

 

2020年8月28日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) プラッツドバイ原油8/28 プラッツドバイ原油8/21 プラッツドバイ原油8/14 プラッツドバイ原油8/7

 

 

取組高自体6月には20万枚を超えていたので、ここ最近の緩やかな上昇と共に、取組高がゆっくりとほぐれている状況です。

 

続いてNY原油、ファンドの取組推移です。

 

NY原油の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

 

ここ最近は値動きさいので、自体の増減さなものになっています。

 

東京原油の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 東商原油 期先つなぎ足 日足

 

 

続いてNY・WTI原油の10月限日足チャートです。

 

チャート WTI原油 20/10 日足 

 

 

まず、東京原油緩やかな上昇トレンドで、コロナウイルス感染拡大当初の大ボラティリィティが嘘のように、小さな値動きが続いています。

 

NY原油10月限日足チャート3月原油急落時のギャップを埋め、大きく動き出すかと思いきや、全くと言っていいほどの小動きです。

 

ここ2ヶ月間原油は値幅も小さく小動きだったので、取り上げていませんでしたが、ひさしぶりに書いてはみたものの、やはりたいしたことは書けません。

 

動かない相場はつまらないですね。

 

今は、やはりなのでしょう。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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